アメリカBASSトーナメント参戦を目指すアマチュアバサー、KenD(けんでぃ)の奮戦記をお送りします。。。

ある日突然、「ドラグが効かなくなる」恐怖を体験しました。
貴重なビッグワンにラインブレイクされないために。
絶対に覚えておきたい、メンテナンスの注意点をシェアします。

 

●ドラグが効かない！？

私は1台だけ、シマノのツインパワーというスピニングリールを持っています。
用途は、バスのライトリグ全般＆ソルトのシーバス用。
特にシーバスはサイズも大きく、かなり走る魚なので、ドラグ性能を求めてのチョイスです。

（シマノHPより）

関連記事：【もはや劣化版ステラではない？15ツインパワーは剛性のハイエンドスピン】

ストラディックとも迷ったのですが、ステラとツインパワーしかリジットサポートドラグが搭載されていなかった、というのが決め手でした。

（シマノHPより）

関連記事：【ツインパワー不要！？破壊的コストパフォーマンスの15ストラディック】

 

しかし浜名湖オープントーナメント第３戦直前、プラクティス時に突然、ドラグが効かずラインブレイク！
ドラグ性能に優れるはずのツインパワーで、なぜ・・・？？？
突っかかる様に滑り出しが重くなったmyリールを前に、しばし呆然と立ち尽くしたのでした。。。

 

●ドラグ内部の浸水

おかしいと思ってドラグ内部を開けてみると・・・何と大量の水が（泣）。
ドラググリスにも水が混ざって白く乳化しており、これが原因と思われました。
というわけで、バラシて水分をよく拭き取り、天日干し・・・

完全に乾燥した後、ドラググリス（シマノ純正DG06）をしっかり塗り直して組み上げ。
これにて無事、スムーズなドラグの滑り出しが復活しました。

 

●原因は「シャワー掛け」

しかしそもそも、どうしてこんな事になってしまったのでしょう？
実は心当たりが1つありました。
それは、「釣行後のシャワー掛け」です。

ソルトで使用した後は、塩を落とすためにどうしても水洗いが必要。
この時、勢いの強いシャワーを掛けているために、内部に水が浸入したと考えられます。

淡水だけで使っていた頃には起こらなかったトラブルなので、おそらくこれが原因と見て間違いないでしょう。

 

●トラブル対策は「ドラグを締め込む」

ではどうすれば浸水を防げるのでしょうか？
答えは、「シャワーで洗う時はドラグを（ガチガチに）締め込む」事だそうです。
ソルトアングラーの中では結構常識（？）みたいですが、恥ずかしながら知りませんでした・・・。

 

そしてこれを実践するようになってからは、確かにドラグへの浸水が無くなったと感じます。
非常に簡単な事ですので、リールを水洗いする際は必ず実施する事をお勧めします。

ただ、釣行前に緩めておくのを忘れると、全くドラグが出ずに泣きを見ますのでご注意を・・・。
（私、一回やらかしましたw）

 

 

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