アメリカBASSトーナメント参戦を目指すアマチュアバサー、KenD(けんでぃ)の奮戦記をお送りします。。。

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:[D] パクり?オマージュ?似ているルアーの大きな違い

市場に溢れる、姿形の似通ったルアー達。
それは果たしてパクリか、それともオマージュか?
一見似ているルアーの、大きな違いについて考えます。

notice : Please select your language and translate by “Google Translator”on the sidebar(or selectbox below).Thank you!

似ているワーム

皆さんこんにちは、ディープストリームのKenDです。
さてこのほど、エバーグリーンから出たフラップクロー4インチが話題になっていますね。

(ikahimeさんより)

 

エバーグリーンFACTフラップクロー使ってみた

何が話題って、釣れる!とか言う前に「エスケープツインに似てる・・・」という声が多い様な気がします(笑)。

(kakedzuka.comさんより)

【フラップクロー4″】あのルアーとどう違う?

確かにこうして見比べてみると、フォルム自体はやっぱり似ているかなぁと言う印象は受けますよね。

 

元祖はブラッシュホグ?

しかしこの手のクリーチャー系?というかスキニー(細身)なホグ系ワームって、実は結構色々あります。
けれどもずっとさかのぼっていけば、元祖はZOOMのブラッシュホグに行き着くのではないでしょうか。

ですからフラップクローがエスケープツインのパクりというのであれば、エスケープツインもまたブラッシュホッグのパクリ・・・とも言えてしまうような気もして、仁義なき泥沼の戦いになりそうな予感がします(苦笑)。
(そしてikahimeさんが、そんな似ているワームを大特集して下さっていますwww↓)

(というか、ZAKO使ってみたいです・・・)

クリソツ!似ているルアーまとめ

 

パクリとオマージュ

こうした似ているルアーについてはしばしば論争になる事があるかと思いますが、私はパクりオマージュの間には決定的な差があると考えています。
たとえばあるルアーが気に入っていたとしても、「もうちょっと潜って欲しい」とか、「もうちょっとコンパクトなら・・・」等々、もっとこうだったら良くなるのに・・・と感じる事はたびたびあるはずだと思います。

例えばリレンジ130SPはルドラにそっくりの外見をしていますが、潜行深度が少し(50cmくらい)浅く飛距離は明らかに向上しています。
それはルドラの開拓したビッグミノーと言うコンセプトを継承しながらも、さらなる選択肢とアップデートが加えられた“オマージュ”だと思うのです。

(ジャッカルHPより)

これをパクリと考えるのであれば、それこそ日本製ルアーはほとんど全てがコピー品と言う事になってしまうと思います。
しかしアメリカンルアーに起源を持ちながらも、性能を向上させたMade in JAPANのルアーには、本場でも高い評価を得る名品がいくつも生まれています。
それは単なる模倣では無くブラッシュアップであり、もっと言えばそれこそがルアーの進歩の歴史である・・・というのは言い過ぎになってしまうでしょうか。

逆にオリジナルと何の差も無いものは、”コピー”と言われても仕方がないのではないかと思います。
もっと言えば、例えばアメリカではワンテンのコピー商品がたくさん出回っているそうですが、「本物と間違わせて買わせる」という手法は、偽ブランド品と同じく違法性を免れられないのではないかと思います。

 

元祖の価値を振り返る

そんなわけで世の中には似ているルアーがたくさんありますが、コピー品とオマージュ品では意味合いが全然違うのではないか?と思った次第です。
ともあれこれを通じて何が言いたかったのかと言うと、実は「皆さん、ブラッシュホグは偉大ですよ」と言う事でして・・・(笑)。
それを書こうと思っていたら、ついつい脱線してしまいました。

と言うわけで次回は、偉大なるスキニー系ホグワームの祖・ブラッシュホッグについて語らせて頂きたいと思います。

 
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    • ベノワ
    • 2017年 5月 18日

    最近はやり?でもないですけどギル型ワームなんてほとんど形は同じような感じですよね。
    バスではないですがシーバスで流行ってるというか各メーカー競争を繰り広げている鉄板バイブレーション。これなんて基本的な形は同じでパッと見は変わらないですよね(釣りをしない人には変わらないように見えるのではw)。最初は鉛と鉄板で作って動きはウォブリングが激しい泳ぎだった物が素材がタングステンになり、ステンレスになり、基板になり、泳ぎがローリング中心になり、フォール特化になり…あげればキリがないですが私は、見た目だけで「パクリだ」だの「盗作だ」などというのは早計だと考えます。

    • 全くその通りですね!大事なのは見た目では無くアクションですもんね。

    • ユニ
    • 2017年 5月 18日

    バスフィッシングの歴史も長いですから、どうしても二番煎じ的なルアーが多くなってしまうのも仕方ない所ですね。
    そういう意味でもバシリスキーを開発した奥村氏や、ジャバロンを開発した今江氏はスゴイと思います。
    やっぱり「今までにない」ルアーはバスにはもちろん人間にも効きますよね。

    • オリジナルを想像した方には本当に頭が下がりますね(^^♪

    • 東北民
    • 2017年 5月 18日

    廃盤の名作ルアーを再現していたり、なんなら昔からそー言うことを生業にしているある意味開き直ったようなメーカーもありますから私はあんまり気にしませんね〜。
    ただ…明らかにパクりなのに『当社オリジナルの』とか『既存の同ジャンルのルアーにはない』など声高らかに謳う人がいるとムッとすることもたまにあります。

    • あまり厳密に言うのもアレなのですが、確かに思い切りオリジナルと言われるとちょっと疑問を感じざるを得ないですよね(;^ω^)

  1. 2017年 5月 18日
  2. 2018年 5月 20日

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