アメリカBASSトーナメント参戦を目指すアマチュアバサー、KenD(けんでぃ)の奮戦記をお送りします。。。

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:[D] コンクエストBFSを超えろ!ケース2 : Avail製シャロースプールの場合

コンクエスト100をカスタムして、BFSを超える事は出来るのか!?
ベイトフィネスの本命、Avail製シャロースプールをテスト!
3者3様の特徴と、選び方のポイントをシェアします。

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コンクエストBFSを超えろ!その2

皆さんこんにちは、ディープストリームのKenD(けんでぃ)です。
軽量ルアーの低弾道キャストでは圧倒的な優位性を誇るものの、使いまわしが効かない17カルカッタコンクエストBFS
その性能を何とかノーマルコンクエストで再現できないかと、社外スプールの可能性を模索しています。

というわけで第一回は、ZPI製のミディアムスプール”NRC614M+をテスト。
しかし実用には耐えるものの、コンクエストBFSの凄さを逆に実感する結果となってしまいました。。。

そこで今回は、コンクエストのベイトフィネスチューンの本命?であるアベイル製シャロースプール”14CNQ1024Rをテストしてみたいと思います。

 

マグネットチューンの有用性

さてこのシャロースプールですが、実測重量は10.24g
ZPI製のミディアムスプールより、さらに0.5gほど軽い計算になります。
(とは言っても、この0.5gが決定的な差になるかと言えばそうは思えませんが・・・)

そしてここで重要なのは、このスプールは「マグネット仕様にも出来る」という点。
せっかくスプールが軽くても、遠心はブレーキユニットの分だけ重くなってしまうというウィークポイントがあります。
さらにこの世代のシマノリールはブレーキユニットが単体で入手できないので、純正から外すという手間が必要になってしまうのです。
社外製マグネットブレーキシステムは、これら2点のハードルを解決する良い選択肢と言えるのではないでしょうか。

ただし後に出てくる動画でも解説していますが、このAvail製マグネットブレーキは外部調整ダイヤルを利用できません
遠心と同じく、サイドプレートを外して調整する必要があるのは注意が必要なポイントです。
(ブレーキユニットのねじ込み量で調節するようです。下の動画参照)

※訂正:すみません、どうも外部ダイヤルでの調整が可能なようです!
調査次第更新いたしますので、今しばらくお待ちください・・・<(_ _)>

 

やっぱりBFSは偉大だったorz

そしてその使用感についてですが・・・正直、低弾道キャストのフィーリングは「ZPIのスプールとさほど変わらない」。
というのもフロロ7lbを35mだけ巻いての比較なので、深溝のZPIスプールの方がラインの外径が小径になる分、軽量ルアーのレスポンスでは有利になる可能性があります。
ですからそれを差し引いても同等に近いAvailスプールの使用感は、逆にすごいと言えるのかもしれません。

(なんでだろう?シャフト素材とか違うのでしょうかね?)

しかしいずれにせよ確かに言えるのは、「コンクエストBFSのレスポンスには敵わない」・・・。
非常に残念ながら、”FTB”を採用した新開発の32mmスプールは、現在のところ無敵に近いと言って良いでしょう。

けれどもここで注目して頂きたいのは、上のアベイルスプールでのキャスト動画では最初からミスキャストが少ないという点。
これはどういう事かと言うと、その前に試投したZPIスプールで「フィーリングに慣れた」という事なのだと思います。
つまりコンクエストBFSと比べると差が大きくて戸惑いますが、これはこれで慣れれば使えると言えるのではないでしょうか。
(もちろん、どこまでいっても低弾道で投げやすいのはBFSですが・・・)

そしてもう1つ意外な発見(?)だったのですが、たぶんAvailスプールが一番飛距離が出るように感じました。
考えてみれば、最も大径になるので当然と言えるのかもしれませんが・・・。
タラシを長く取ってオーバーヘッドで遠投するのであれば、最も後半の伸びを実感できたのです。

というわけで、コンクエストBFS vs ZPIミディアムスプール vs Availシャロースプールの軽量ルアー低弾道キャスト対決。
結果としてはコンクエストBFSの勝利に終わりましたが、オールマイティなZPI、そして飛距離のAvailというキャラクターが分かれる事となりました。
ベイトフィネスだけのために、4万オーバーのリールを買うのはキツい・・・とお考えの方には、社外スプールの選択肢も充分アリだと思います。

・・・で、自分だったら結局どうするの???と聞かれそうな気がしますので・・・。
最後に個人的な本音を書いておきますと、私だったらZPIのNRC614M+を買うと思います(笑)。
(フロロ14lb-75mでも使えるバーサタイリティと、外部調整可能なブレーキが決め手です!)
ただ、逆に軽量ルアーを使う時だけスプールを入れ替える・・・と言うのであれば、遠投性も得られるAvailかなと思います。

(まあ、コストが許容できるならコンクエストBFSを買うのが一番なのですがwww)

というわけで使い方に応じて、最適な選択肢をセレクトして頂ければと思います。

 
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    • kei
    • 2017年 8月 19日

    各メーカーの客観的な比較、とても参考になりました。

    ちなみに、コンクエストBFSと比較する際、コンクエスト100のスプール両端のベアリングは、BFSと同様な小口径のAIRセラミックベアリング等に交換された結果の比較と思ってよろしいのでしょうか?

    下記は、コンクエスト100のコスパ重視のマグネットブレーキ化について、自己責任によるチューニング内容になりますが、参考になるかと思い、コメントを記載させていただきました。

    私は、コンクエスト101HGにZPIのNRC614M+の組み合わせで、ベイトフィネスを除くバーサタイルな巻物用に使用しております。

    しかし、ZPIのスプールセットを購入してから気付いてしまったのですが、ZPIはコンクエスト専用スプールのみ、純正スプールよりも大幅に軽量化しておりません。

    コンクエスト100の純正スプールから、遠心ブレーキユニットを取り外したスプール本体のみの重量は約11.3gです。

    KenD様の記事の写真の通り、ZPIのスプール重量は約10.8gなので、その差は何とわずか約0.5gです。

    もちろん、コンクエスト100の純正スプール方がラインキャパが多いので、フルにラインを巻いてしまうと、スプール+ラインの重量差は、より大きくなってしまいます。

    しかし、自分が実際に必要なライン量のみリールに巻く前提で考えると、遠心ブレーキユニットを取り外した純正スプールにアベイル社のマイクロキャストブレーキALD15の組み合わせが、バーサタイルに使用する際、ZPIと同様に外部ダイヤルからブレーキ力が調整可能で、最もコスパが良いチューニング方法だと気付いた次第です。

    ただし、マイクロキャストブレーキALD15は、純正スプール用に設計されていないため、そのまま組み込んでもブレーキ力が非常に弱い為、様々なチューニングを行う必要があります。

    残念ながら、ALD15には、ZPIやアブの様にマグネットブレーキユニットに必要不可欠な磁束リング(プレート)が付属されておりません。

    そのため、磁束リングの代用品として、鉄製のシムリングを購入し、ALD15の樹脂製ユニットの裏側に設置し、ネオジム磁石と固定させる事で、より安定した磁界が発生させられます。

    また、ALD15に付属されているネオジム磁石は、磁力が弱いため、N52仕様の強力なネオジム磁石に交換する事をオススメします。

    組み合わせるロッド,ライン,ルアーやキャスト能力など、上記の内容でもブレーキ力が不足する場合は、ALD15のユニットのスプール側のネオジム磁石の上にΦ5mmのネオジム磁石を追加して、ブレーキ力をさらにUPさせる事も可能です。

    ちなみに、N52のネオジム磁石は、㈱二六製作所の26ショップで簡単に購入できます。

    このメーカーをオススメする理由は、品質が良いのは当たり前ですか、非常にネオジム磁石のサイズや種類が豊富なだけでなく、たとえ磁石1個だけ注文しても代引き送料が無料な事です。

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