アメリカBASSトーナメント参戦を目指すアマチュアバサー、KenD(けんでぃ)の奮戦記をお送りします。。。

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:[D] PEラインのトラブル対策まとめ ~超高比重PE時代の幕開け -5-

釣り場でのイライラを増幅する、PEラインのトラブル。
それを防ぐキモは、事前のタックルセッティングにあった?
メリットを充分活かすための、トラブル対策をまとめます。

notice : Please select your language and translate by “Google Translator”on the sidebar(or selectbox below).Thank you!

PEラインのトラブル対策

皆さんこんにちは、ディープストリームのKenD(けんでぃ)です。
シリーズでお届けしている“超高比重PEライン”特集はいよいよ第5回目に突入!
というわけで今回は、PEにつきもののトラブル回避策についてまとめてみたいと思います。

 

“ノット”は最重要ポイントである

さてまずは、PEラインとリーダーを結ぶ”ノット”のお話から。
私はソルトでもPEラインを多用してきたので、一般的なバサーよりも使用経験はある方だと思うのですが・・・。
やはりFGノットなどのしっかりした「摩擦系ノット」をマスターしなければ、快適なPEシステムを組むのは不可能ではないかと結論しています。

以前は電車結びブラッドノットなどでトライした時期もあるのですが、やはりどうしても強度が出せない・・・。
数々の悔しいラインブレイクを経て、今は必ずFGノットで結束するようになりました。
ロングリーダー化による結びコブのガイド抜けを考える上でも、やはりFGもしくはPRノットをマスターするのは必須条件と言えるのではないでしょうか。

しかしこの手のノットを使った事の無いバスアングラーの方には、結びの複雑さにハードルを感じる方もいらっしゃるでしょう。
そこでお勧めなのが、各種のノット補助器具を利用する方法です。
私はラインツイスターを愛用してきましたが、ノットアシスト2.0など、今では優秀な製品が色々とあります。
まずはこうした道具を上手く活用して確実なノットを作るのが、PEシステムに嫌気が差さないようにする第一歩ではないでしょうか。

ただし個人的には、最近“堀田式FGノット”が気に入ってきています。
道具不要なのが最大のメリットで、さすがに20秒とはいきませんが私でも2分ほどあれば結べます。
だんだん強度も安定するようになってきたので、このところノッター要らずになってきています。

いずれにせよしっかりとした摩擦系ノットで確実に結ぶことが、ロングリーダー・PEシステムを構成する上での必須条件と言えるのではないでしょうか。

 

マイクロガイドにご用心

そしてタックル面でまず気を使いたいのが、ロッドの“ガイド”の相性問題。
Kガイドなど”PEライン対応”と表示されたものが多数ありますが、実はそれだけでは十分ではないと思います。
なぜなら結び目がガイドを通過していくロングリーダー・システムの場合、あまりガイド径が小さいと結び目が引っ掛かってしまうからです。

これは単に飛距離が落ちるだけでは無く、結び目がガイドにつんのめるような形になって糸絡みに繋がってしまう事もしばしば・・・。
このトラブルは著しい効率ダウンに繋がってしまうので、ロッドを選ぶ際は充分に注意したいところです。
実際にどの程度の口径なら良いかと言うのは使うラインによって異なるので一概には言えませんが、いわゆる「マイクロガイド」は要注意と言えるでしょう。
昔ながらの大きなガイドで無ければ駄目とは言いませんが、大雑把に言えばセミマイクロと呼ばれる程度までにしておいた方が無難だと思います。
(ただし繰り返しますが、ラインの太さ等によって全然変わってきますし、セミマイクロと言っても明確な基準が無いと思うので実際は使ってみるしかないのが現実ではないかと・・・)

(概してゾディアスフルレンジシリーズ等は、今時のロッドとしてはガイドが大きめなので使いやすいです)

それからもう1つ付け加えておくと、出来ればベイトロッドはスパイラルガイドである事が望ましいと感じています。
特にロッドを上に構えるジグ・ワーム系の釣りでは、スラックを出した際にPEがティップガイドに絡みやすい・・・。
これがガイドが下向きについているスパイラルガイドになると、劇的にトラブルが減るというのを先日実感いたしました。

今年のシーズンオフになったら、手持ちのジグ&ワームロッドを全部スパイラルガイド化してみようかと密かに画策中です。。。

※ちなみに以前、深江プロを真似してロングリーダーに挑戦しましたがトラブル多発で挫折した経緯がありました。
今思えばその理由は、使っているロッド(テクナPMX610SLP+J)のガイド径が小さ過ぎた事にあるように思います。

 

細糸ベイトPEの壁

そして2.5号以下の細糸PEラインをベイトタックルで使用しようとすると、様々な問題に直面します。
詳しくは以前シェアしたベイトPE特集を読んで頂きたいのですが・・・。
バックラッシュや投げ切れ、そして糸噛みと、数々のトラブルに悩まされる事になってしまったのです。

これまで様々なリールを試してきましたが、その解決は困難を極めました・・・。
しかしこれらの問題を、ほぼ全てクリアする決定的なリールがついに今年デビュー!!
それがベイトPE用最終ウェポン、17エクスセンスDCだったのです。

異常に高いので絶対買わないぞと思っていたのですが、某友人から借りて長期テストを行ってきた結果・・・これが悔しいほどパーフェクト!!
あらゆるメーカーで見ても、ベイトPE史上最も完成度の高い仕上がりと言わざるを得ませんでした。
しかも私がくどいほど主張してきた、マグナムサイズのルアーに負けない超ド級の高剛性ボディをも兼ね備えていたのです。

というわけで次回は、バカ高い価格設定にも関わらずついに買ってしまった“17エクスセンスDC”のインプレッションをシェアしてみたいと思います。
(いや本当にコレ↓滅茶苦茶高いんですよ!!)

 
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    • GⅡスプーン
    • 2017年 10月 26日

    えっ!そんなにいいんですか。次の報告楽しみです。私もベイトPE使いですが、2.5号以下はガッつん切れがあることから、13メタで現在3号に落ち着いていますが、野池はともかく琵琶湖では少しでも遠くに飛ばしたくなりますので、細PEも再度検討ですかね?いやいややっぱり高すぎかな。

    • あまりにも高価なので「絶対買うもんか!」って思っていたのですが・・・。
      実際使ってみて、この快適性に負けました(笑)。
      ご指摘の通り普通のベイトだと3号以上がマストだと思うのですが、今はエクスセンスDCでPE2号前後をメインにしています!

  1. 2018年 2月 14日

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