アメリカBASSトーナメント参戦を目指すアマチュアバサー、KenD(けんでぃ)の奮戦記をお送りします。。。

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◆ DeeeP STREAM ◆

:[2018年] ディープストリーム、世界へ!!

世界最大のトーナメント団体、アメリカB.A.S.S。
憧れのバスマスター戦に、ついに今年挑戦します!
“スターになれなかった普通の大人”の、小さな夢のお話です。。。

notice : Please select your language and translate by “Google Translator”on the sidebar(or selectbox below).Thank you!

憧れのバスマスターの舞台へ!!

皆さん明けましておめでとうございます、ディープストリームのKenD(けんでぃ)です。
いよいよ2018年がスタートいたしましたが、もう今年の目標は立てられましたでしょうか・・・?
私個人としましては、2018年は米国・バスマスターOPENトーナメントに挑戦致します!!

(今回の画像は、Bassmaster.comよりお借りしております)

えっ・・・Bassmasterって、優勝賞金がウン千万とか何とかいうあの華やかなトーナメントの事・・・!?と思われた方、その通りです!
オープンを勝ち上がってエリートに参戦し、KVDを打倒!クラシック制覇の大森プロを超え、目指すは世界一のトーナメンター!!

・・・という事は、1ミリも考えておりません(苦笑)。

いや正直、バスフィッシングに人生を捧げた人間としては、それくらいの気概でいたいなという思いはあります。
しかし二十歳の若者ならともかく、私も妻子持ちの三十代・・・。
そこまで盛大な勘違いをするには、少々大人になり過ぎてしまったように思います。

(とはいえ、若者の無茶な勘違いは全く悪い事だとは思いません。その中からこそ、次のT.Oが生まれるのだと思いますので・・・)

私は北大祐プロや木村建太プロ、青木大介プロたちと同じ1982年世代。
つまり日本のバスフィッシングが黄金期を迎えた、バス・バブルの頃に子供時代を送った1人です。
しかしご存知の通り、私はスターでもなければプロですら無い、1人のアマチュアバサーに過ぎません。

(site Bより)

「いくつになっても、夢を追うのに遅過ぎる事は無い」と言いますし、私もそれを信じています。
とはいえ自分に目指せる事の限界と、無謀との違いが分かる程度には色々と物を知ってしまいました。
かつて今江プロに憧れてバスプロになりたいと思った少年は、時を経て普通の大人になった・・・それが私の人生だと思うのです。

 

“ヒーローになれなかった大人”の夢

では「ヒーローになれなかった大人たち」の1人として、自分は一体何を目指したいのだろう?
そう考えた時、私はせめてアングラーとして”ホンモノ“でありたい、と思いました。
全国各地にはスーパーロコなどと呼ばれる、プロ顔負けの凄腕アングラーの方々が活躍されています。
彼らのように豊富な知識と実力を兼ね備え、アマチュアの立場からフィッシング・シーンを牽引するような存在になれたら・・・と願っているのです。

(Basser2018年1月号、そしてナマローブログさんより画像をお借りしました!)

これまでブログを通して、多くの優れたアングラーの方々と知り合う機会に恵まれました。
それは本当に素晴らしい出会いとなった一方で、自分自身の釣り人としての浅さを思い知らされる事に・・・。
ブログではさも分かったかのように何でも書くことが出来ますが、「にわかアングラー」と後ろ指を指されても仕方ない未熟者だという思いは、色々な事を知れば知るほど強くなっていったのです。

特にトーナメント好きな人間としては、本場アメリカのB.A.S.Sシーンを全く知らないというのは大きな引け目になっています。
やり込んでいるアングラーの方々が「あの時のリックは凄かった」などと実体験を語るのを、いつも羨ましく聞かせてもらうばかり・・・。
大森プロについて米国トーナメントを経験したシャロー道のHidekiさんとまでは言いませんが、せめて真剣勝負の舞台をこの目で見て来なくては、死んでも死にきれないと思ったわけです。

というわけで年始から煽りまくって大変失礼いたしましたがw、私が予定しているのはコアングラー」枠での参加。
オープンはプロアングラー(ボーター)とコアングラーが同船して出場するペア・トーナメントなのですが、制度の設置目的はボーターの不正防止にあります。
(だから検量も別々
ですから平たく言えば、「一緒に釣りもさせてもらえる監視員」として、本場のトーナメントを体験させてもらいに行くというわけです。

(キムケンさんブログより)

 

ささやかな夢を信じて

しかしそんな小さな夢の実現ですら、私にとっては極めて高いハードルでした。
実を言うとオープンへのコアングラー参戦を目指し始めたのは、もうかれこれ3年ほども前の事になります。
ところが子供が生まれたばかりというのもあり、当時は資金的にも時間的にもアメリカ行きは不可能でした。
飛行機で僅か十数時間の「夢の国」は、自分にとって果てしなく遠い異国だったのです。

以前「大人のトーナメント」という記事で書きましたが、大人には頑張る権利は与えられていないと感じます。
子供時代の部活のように、毎日練習時間が確保され、家に帰れば夕食が用意されている・・・などという幸せは到底望めません。
努力して資金を調達し、工夫して時間を絞り出さなければ、頑張れる環境を創り出す事すら出来ないと思うのです。
(ちなみにカケヅカさんと知り合うきっかけになるコメントを頂いた、懐かしい思い出の記事ですw)

ですからあの日から、私の戦いは渡米するための準備を進める事にありました。
働き方を変え、家庭環境を整え、英語の勉強を続ける地味な日々・・・。
そして色々なハプニングが重なったせいもありますが、ついに今年アメリカへ飛べる環境が整ったというわけです。

昨今、巷では「アメリカンドリームは死んだ」などと言われる事が多いようです。
確かに一攫千金の大成功をおさめて、プール付きの豪邸に住むような”夢”は、もうそこには無いのかもしれません。
でもそんなマッチョな成功ばかりが、果たしてサクセス・ストーリーの全てなのでしょうか?

価値観が多様化する現代において、成功の概念もまた人それぞれに違って当然だと思います。
そして私にとっては、あの憧れの舞台でただ釣りをするだけでも、充分に夢の世界・・・。
人によっては嗤われてしまうような小さな目標だとしても、ささやかな夢を精一杯噛みしめられたなら、それだけでも人生は大成功だったと言えるのではないでしょうか。

子供時代の夢を叶えるために、人は大人になると言います。
しかし大き過ぎる夢には、ちょっともう手が届きそうにない・・・と感じている、大多数の「普通のオトナ」の1人として。
何とか手が届きそうな小さな小さなアメリカンドリームを叶えるために、憧れた場所を目指してきたいと思います。

そこでまずは、2月1-3日に開催されるイースタンオープン第1戦・キシミーチェーン

そして6月14-16日のセントラルオープン第3戦、レッドリバーの2戦にエントリー致しました。

というわけで今年のDeeeP STREAMでは、さらにパワーアップした米国トーナメント情報を現地から生でお届けしたいと考えています。
そして同様にアメリカに夢を抱くアングラーの皆様のために、“ROAD to BASSMASTER”バスマスター参戦への具体的な道のりもシェアしていく予定です。
もちろんマニアック過ぎてPV数は伸びないネタでしょうが(苦笑)、ディープな読者の方こそ大切にしたいと思う今日この頃。
今まで以上にバス・マニアックスの深海へとチャレンジしていきますので、皆様今年もディープストリームをよろしくお願い致します!

2018年元旦 KenD(けんでぃ)

※次回記事はこちら↓

 
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    • ひばらん
    • 2018年 1月 01日

    素晴らしいですね。
    年々釣行回数も減り、昨シーズンはようやく片手を超える程。
    今シーズンは自分も頑張る環境をきちんと創りあげたいです。

    また、今年もさらなるマニアな深海へ導いて下さいね。
    ご健闘をお祈りしてます。

    • ありがとうございます、私も就職直後はほぼ休止状態になったり、子供が生まれた時に釣行回数が激減したりと増減が激しくありました。
      それがアマチュアバサーの現実だと思いますので、釣りの出来る環境づくり、一緒に頑張っていきましょう(^^♪
      これからもよろしくお願いします!

    • BS45
    • 2018年 1月 01日

    初めましての、明けましておめでとうございます。
    昨年から拝見させて頂き、色々と勉強させて頂いております。
    私も幼少の頃からB.A.S.S.に憧れながらも、臆病者で勇気もコネもお金も努力もなく、ただただ夢を諦めてしまったおっさんです。
    なので、そうやって頑張っておられる方を陰ながらも応援したいと思います。
    本当、頑張って下さい。

    • 明けましておめでとうございます!
      いつもお読み頂きありがとうございます(^^♪
      同じ立場のアングラーの方からこのようなメッセージを頂けることは、本当に嬉しく思います。
      具体的な参戦方法もシェアしていきますので、もしかして少しでもご参考になれば幸いです<(_ _)>

    • IM
    • 2018年 1月 01日

    いつも楽しく拝見させていただいております。

    KenDさんの挑戦には遠く及びませんが、私も本年は琵琶湖オープンに初挑戦しようと思っております。
    私は普通のサンデーアングラーですので実力不足なのは重々承知ですが、もっと広い世界を知りたい、凄い方々と同じ舞台で戦ってみたい、そんな気持ちが大きくなってきまして今年こそ挑戦してみようと思っております。

    何事も大人になって挑戦するのは時間や金銭の問題もあり、大変だと思いますが、こういう小さな夢を見ることができるのは幸せだな、と思います。

    陰ながらKenDさんの夢を応援しております!!

    • いつもお読み頂き、そして嬉しいメッセージを下さりありがとうございます(^^♪
      琵琶湖オープンへの参戦、素晴らしい挑戦だと思います!!
      私も来年は、出来れば琵琶湖オープンにも(一戦くらい?)顔を出せればと思っておりますので、その際はお声がけいただければ幸いです。
      一緒に、小さくても夢・目標を追い続けましょう!

    • ベノワ
    • 2018年 1月 02日

    あけましておめでとうございます。
    今年もますますの活躍を願っております!

    題名を見たときはBASSジャパンで勝ち上がってからアメリカでの試合に出場するのかなと思いながら読んでいてえっ?!直接アメリカに乗り込むの?!とビックリしました。
    何度かコメントしてますが私はディープストリームでバストーナメントの面白さ、トーナメンターの凄さを知りました。それからバサーを定期購読するようになりフカシンガッツ!やイヨケンさんのBASS参戦記、雨貝さんのBアメリカトーナメントレポートを毎月夢中になって読むようになりました。そんなすごい世界にKenDさんが参戦する…新年早々興奮してます!
    どんなタックルやルアーを持っていくかなどが分かったら是非記事にしてください。
    最後にKenDさんの活躍を願ってます!!

    • あけましておめでとうございます、いつもコメントありがとうございます(^^♪
      バスオブジャパンへの参加についてもまだ考えてはおりますが、私もそこまで若くは無い身・・・。
      いきなりですが、ダイレクトにチャレンジしなくてはもう時間が無いという思いもあっての決断でした。

      ともあれ私がこのブログを書いているのは、バストーナメントを始めとしたスポーツフィッシングの魅力を伝えられれば、という思いが強いです。
      ですからベノワさんのように思って下さる方がいるのは本当に嬉しい限り!
      これからもどうぞよろしくお願い致します(^^♪

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