アメリカBASSトーナメント参戦を目指すアマチュアバサー、KenD(けんでぃ)の奮戦記をお送りします。。。

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:[D] ロドリ休刊!・・・に思う釣り雑誌の未来

バスフィッシング界に激震、走る!!
ロッド&リール誌が、創刊22年の歴史に幕引き・・・。
厳しさを増す釣り雑誌の生き残りと、未来について考えます。

 

notice : Please select your language and translate by “Google Translator”on the sidebar(or selectbox below).Thank you!

ROD&REEL誌、休刊!!

皆様こんにちは、ディープストリームのKenD(けんでぃ)です。
片道600kmを走破した高知遠征から戻り、ヘロヘロになっております(苦笑)。
しかし最悪な天気の中でも、最高のゲームが楽しめた早明浦ダムの魅力、またあらためてご紹介してみたいと思います。

さてそんな遠征中、衝撃のニュースが飛び込んできました。
それはかつて一世を風靡したバスフィッシング誌、“ロッド&リール(ロドリ)”休刊の知らせ・・・。
22年前の創刊時に、少年時代を過ごした私としてもなかなかのショックでした。

(創刊号の表紙は鈴木蘭々さんでしたかね・・・)

私自身は、毎月必ず定期購読している雑誌はBasserだけなのですが、面白そうな特集がある時はたまに買っていました。
そんな程度だから休刊になっちゃうんだよ、と言われてしまうと本当に申し訳ない限りですが・・・。
この機会に、釣り雑誌の未来について少し考えてみたいと思います。

 

電子媒体シフトの流れ

さて休刊となりますと、その内容がどうだったのか?という話になるのは自然だと思います。
マニア系な私としては正直Basserの方が好きなのですが、初心者の方にも親しみやすいロドリの構成は一定の評価が出来るものだったのではないでしょうか。
ですから個人的にはコンセプトの良否よりも、決定的だったのは「雑誌離れ」という世の中全体の大きな潮流にあったのではないかと想像する次第です。

ご存知のように、現代は釣りのみならずあらゆるジャンルで雑誌が次々と無くなっていっています
そしてこの雑誌離れの最大の原因は、やはり「インターネットへのシフト」に求められるのではないでしょうか。
一日の間でスマホをながめる時間はどんどん長くなり、ゆっくりと本を開く事が少なくなっているという方、きっと少なくないと思います。

自分自身の生活を振り返って見ると、ここ数年で紙の本を買う機会がほぼ無くなった事に気付きます。
元々年間100冊単位で書籍を買うタイプなのですが、もう完全に電子書籍にシフトしてしまいました。
自宅の本棚を処分し、kindleで蔵書を持ち歩くライフスタイルに慣れてしまうと、もう紙には戻れません。

ですからバサーを読んでいて困るのは、電子媒体に最適化されていないため、kindleで非常に読みにくい事です。
ルアーマガジンなども電子書籍で読めるのですが、付属のDVDが付かないなど残念な部分が少なくありません。
このように電子化済みユーザー視点から見ると、現状では釣り雑誌が非常に利用し辛いと感じています。

しかし一方で、日本の釣り人には紙媒体しか利用しない、というユーザーも少なからずいらっしゃる事と思います。
これが雑誌社の方々を大きく悩ませている原因の1つだと思うのですが・・・。
「紙ベースの読者はデータを買わず、電子書籍ベースの読者は紙を買わない」というフォーマットの断絶が、今日本で起きているのだと思うのです。

 

本格的な電子化に踏み切った例

ところでアメリカのBassmasterが発行する、「バスマスターマガジン」という有名な会員誌があります。
これなどは電子デバイス用に特化した”Digital Bassmaster“というプランが用意されているのですが、これが非常に使いやすいです。
スマホに最適化されたフォーマットには、未来の釣り雑誌の姿があるように感じられた次第です。

他には釣り以外のジャンルになりますが、紙媒体を無くして電子版に完全移行した、「クーリエ・ジャポン」というユニークな雑誌もあります。
私も会員登録しているのですが、月刊などといった縛りに囚われず、タイムリーに記事が更新されていくのは素晴らしい限り。
SNS連携動画の埋め込みなどもシームレスで、「文章+写真」という枠にはまらないオンライン誌のアドバンテージを実感しました。

クーリエ・ジャポンHPより)

もちろん釣り雑誌各社の方々もこうした流れを汲み取って、「site B」「釣りPLUS」などのコンテンツを準備したのだと思います。
個人的にはこの流れをもう一歩進めて、雑誌の本体コンテンツをオンラインで利用しやすくして頂けないかと願う次第です。
ともあれ時代の変化に上手く適応して、釣り雑誌が存続し続けてくれる事を願ってやみません。

(後はバックナンバーとか、過去の名著を電子書籍でリリースして頂けませんかね・・・凄い値段になってます↓ので)

 

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    • BLT
    • 2018年 3月 26日

    いつも楽しく拝見させてもらってます
    私もbasserしか買いません
    それが全てだと思います。
    逆によくここまで持ったなと
    バスバブルに乗っかって新製品や小手先テクニック
    がメインの構成ではね、
    日本のバスフィッシングが成熟したんだと思います

    • いつもありがとうございます!
      私もBasser好きなのですが、もう少し電子化に対応して頂きたい限りです・・・(;^ω^)

    • ひばらん
    • 2018年 3月 26日

    こんばんは。
    私もバス始めの頃はロドリ読んでました。
    知識の無い初心者には親しみやすい内容だったと記憶してます。
    それからバサー、バスワールド、ルアマガと読みました。
    一時期バス雑誌を一切しなくなった時期がありました。
    その頃が一番湖上にいた時期でした。一つの湖に通ってたんで雑誌を通した情報なんかは必要なかったんでしょうか。
    いま思うとその頃のバサーに読みたい奴がありバックナンバーも無くて買っときゃ良かったです。
    私は紙媒体の人ですが過去の名著、バックナンバーの電子書籍での再リリース大賛成です!
    釣り人社の方は是非ご検討頂きたいですね。

    • 私も昔は良く読んだなぁという記憶がありまして、最近買ってないわりに寂しさを感じた次第です(;^ω^)
      こんな事を書くのもなんですが、基本的にはどんな雑誌やDVDよりも、釣りはフィールドと向き合う事の方が10倍大切ではないかと思っています。
      ただし時には、どのように自然と向き合うのか?のヒントを得るために、雑誌の記事を参考にするのも良いのかなと感じる今日この頃です。
      とにかく釣り人社さんには過去の名著が多いので、電子化リバイバル熱望です!!

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