アメリカBASSトーナメント参戦を目指すアマチュアバサー、KenD(けんでぃ)の奮戦記をお送りします。。。

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[2020-21版①] 釣り用防寒ウェア選びのポイント・まとめ

ビッグフィッシュを一発狙える、”冬”という隠れたハイシーズン・・・。
「防寒対策」さえ完璧なら、寒いほど釣りはアツい!?
薄くて・安くて・暖かい、レイヤリングのキモをご紹介します。

notice : Please select your language and translate by “Google Translator”on the sidebar(or selectbox below).Thank you!

「冬」の魅力をご存知ですか???

皆さんこんにちは、ディープストリームのKenD(けんでぃ)です。
釣りのシーズン、いつが好き?・・・と聞かれて、「冬」と答えるアングラーは相当なマニアと言えるでしょう(笑)。
私もこの季節が大好きで、曇り空から雪がチラついたりしたらウキウキして仕方がありませんwww

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その理由をいくつか挙げてみると、

大きなサイズが釣れる

「狙う釣り」の楽しみがある(逆に言うと、マグレが少ない)

・人が少なく釣り場が空いている

・魚探掛けによる地形探査など、来シーズンに繋がる発見が出来る

・・・といったところでしょうか。

特にこの年度末の琵琶湖ではキムケンさんのナナマル事件等もあり、ぜひ夢を追って皆さん湖上に出かけて頂きたいと思うのですが・・・。
「冬は寒いから嫌だ」
という至極まっとうな意見を頂く事が多々あります(笑)。

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これはまさしくその通りで、寒くて震えていては全く釣りどころではありません。
しかし急速なテクノロジーの進歩によって、寒さ対策はほぼ万全に出来る時代になったと感じています。
というわけで冬の釣りを楽しく快適にする、防寒対策についてまとめてみたいと思いますが・・・。
「てっとり早く結論だけ教えて!」という方は、コチラ↓だけお読みいただければ大丈夫です。

▼上半身

・(アンダー)ジオラインL.W.Tシャツ
 ↓
・(アンダー)ジオライン EXP.ラウンドネックシャツ
 ↓
・(アンダー)スーパーメリノウール EXP.ハイネックシャツ
 ↓
・(ミドル)プラズマ1000 ダウンジャケット
 ↓
・(アウター)普通のレインウェア

 

▼下半身

・(アンダー)ジオラインL.W.トランクス
 ↓
・(アンダー)ジオライン EXP.タイツ
 ↓
・(必要に応じて)レイヤーテック アンダータイツ シープバック超厚手
 ↓
・(ミドル)O.D.ライニングパンツ
 ↓
・(アウター)普通のレインウェア

なんでこんなにモンベル?ヒートテックじゃ駄目なの??という方は、ぜひ下記をお読みください。

 

レイヤリングの基本的考え方

ではまずレイヤリング(重ね着)の基本的な役割からおさらいしますと、

アンダー(インナー)ウェア – 発熱・保温

ミドルウェア – 断熱

アウターウェア – 防風・防水

・・・という風に、大まかに上の3つに分けられると思います。

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大切なのは各々の役割分担をしっかりと把握する事で、むやみにたくさん重ね着しても暖かさは得られません
釣りでは着膨れると動作がし辛くなってしまうので、いかに薄く済ますかというのが1つのポイントになると思います。

というわけで、各ジャンルに分けてお勧めをお伝えしてみたいと思います。

 

アンダーウェアは「隙間を殺」そう!

まず一番下に着るアンダー(インナー)ウェアについて。
これの役割は、人間の発する体温で暖められた空気をいかにキープし、また増幅するかにあると思います。
結論から言えば、アンダーのお勧めは“ジオライン”シリーズ(モンベル)です。

様々なモデルを試してきて気付いたのは、アンダーウェアはとにかく「乾く」という事が極めて重要だという事でした。
暖かさを強化したインナーは色々とありますが、特に肌に直接触れるウェアは汗で湿るとパフォーマンスがガタ落ちになってしまいます。
ですから速乾性が非常に高い①ジオラインL.W.Tシャツ”(のMサイズ)をまず着た上で、②ジオライン EXP.ラウンドネックシャツ“(のLサイズ)を重ね着する方法に落ち着きました。

(身長180cmの痩せ形なのであえて小さ目を選んでフィット感を上げていますが、通常以上の体形の方であればEXP.ラウンドネックシャツだけでも良いかもしれません)

人によってはこれだけでも十分かもしれませんが、私は寒がりなので本気の真冬はさらに上にレイヤリングを実施しています。
まず上半身は、スーパーメリノウール EXP.ハイネックシャツ“(のLサイズ)
発熱量が大きく、しかもストレッチ性が高いためにキャストなどの動作で「突っ張り感」が無いので非常に快適です。

ウールは高い保温効果はもちろん、人体から出る水分によって発熱する性質を持っているとの事。
それも天然素材ならでは?のゆっくりと穏やかな発熱効果が個人的には気に入っています。
「ヒート○×」といった化繊の発熱素材のように「動いた時だけ急激に暑くなる」感じが少なく、ゆっくり温まって長く冷えにくい、といった印象。
釣りはそこまで運動量が多くないので、非常に向いた特性ではないかと感じています。

ただし「動かなくても暖かい」という意味では、やはり光電子採用の「FREE KNOT・レイヤーテック超厚手」シリーズ(ハヤブサ)は最強だと思います。
しかしストレッチ性が少なく、少しモコモコして動きにくいのが個人的に気になりました。
ですので上半身はスーパーメリノウール、そして動きの少ない下肢には下着(ジオラインL.W.トランクスM)とジオライン EXP.タイツ“(のLサイズ)を履いた上で、フリーノット光電子の”レイヤーテック アンダータイツ シープバック超厚手を重ねています。

 

それより何より大切なのは「サイズフィッティング」で、とにかくウェアと体との隙間を無くすのが大切だと思います。
適性なサイズを選ぶのはもちろんの事、痩せ形の人はさらにその下に「詰めもの」を着るのがお勧めです。
(どちらか言うと多少小さ目のサイズで、ピチっとする方が効果的だと思います)

 

ミドルウェアは「断熱」が命

次にその上に切るミドルウェアですが、その主要な働きは断熱にあると考えています。
アンダーウェアで「発熱・保温」した暖かい空気の層と、冷たい外気の間を隔絶するためのウェア。
イメージ的には、クーラーボックスにおける発泡スチロールのような役割です。

1781763_736380229826750_4858967662672031547_o(子供がイタズラしたようで、ある日箱を開けたら人形が入っていてビビりましたw)

そしてこの断熱という意味では、最強の素材はやはり「ダウン」
一口にダウンと言っても性能に雲泥の差がありますので、やはりしっかりとしたアウトドアメーカーのものが良いと思います。
私は2016年に、モンベルの「プラズマ1000 ダウンジャケット」をほぼ10年ぶりに新調しました。

(薄手なのですが、1000フィルパワーはほぼ最強クラスのダウンだと思います)

ちなみに、以前はもっと厚いアウター用ダウンを使っていたのですが、この上にさらにアウターを着るとモコモコになってしまいます。
というわけでインナー用の薄手(かつ高性能)のダウンを選ぶのが着膨れしないキモかなと思います。
尚、ダウンにも発熱素材が組み込まれた商品がありますが、断熱性能さえしっかりしていればさほど必要性を感じていません。
(もちろんあっても悪い機能ではありませんが、本命であるダウンの断熱性能には妥協しないのが大事かと。長く使えるものですし・・・)

そして下肢にもダウンパンツを合わせれば最強ですが、上に書いたようにジオラインとフリーノットを2枚履きしているとそこまでの必要性を感じません。
ですので裏地付きのO.D.ライニングパンツ“(モンベル)をアンダーの上に履いて済ませています。
この方式ですと、アウターだけ脱げば普通に街着として使える楽さも大きなメリットだと感じています。

(そしてモンベルはサイズ展開のバリエーションが豊富ですので、体型に合わせてフィットする物を厳選すると良いと思います)

※ちなみに最近は、湿気に強い化繊ダウンというジャンルも素晴らしいそうです!!

釣りの防寒レイヤリングでやっちゃダメなこと

 

アウターはカッパで充分だ!

そして最後にアウターウェアですが、ここまでのアイテムを見て「むちゃくちゃ高いじゃないか・・・」と引いた方は、一体どんな高額ウィンタースーツが出てくるのかとビビられているかもしれません(笑)。
しかしアウターの役割は、あくまでも防風防水
その要点のみを突き詰めて考えていくと・・・実は、「高価な防寒専用スーツは要らない」のではないかと個人的に考えています。

IMG_20160122_121353-min

というわけで、アウターにはオールシーズン使っている普通のレインウェアを流用。
“ベルグテックEX ストームセイバーV”(ミズノ)は安くてお勧めです・・・)
ちなみにこの方法、バスフィッシング情報サイトの”ikahime”さんでも紹介されています。

’防寒ジャケット’は不要。 冬のバス釣りの 防寒について考察してみる


もちろん防寒スーツを着ても悪くないのですが、インナーとミドルで発熱・保温・断熱さえしっかりできていればこれで充分。
アウターは防水機能のメンテナンスが必要な「消耗品」なだけに、できるだけ安く済ませておきたいところです。
逆に言えばミドルウェアなどはほぼ10年単位で使えてしまうと思うので、そこで惜しみなく良い物を買っておく方がトータルではお得なのではないでしょうか。
(私の場合、レインはもって2~3年ですので・・・)

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というわけで、出来るだけ薄く安く、そして暖かい釣り用レイヤリング術を紹介させて頂きました。
次回はある意味ウェアよりも重要な、手・足・首等の防寒法をシェアしたいと思います。

 
※ぜひFacebookページへのいいね!& twitterInstagramのフォローをよろしくお願いします。

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    • フカ
    • 2018年 12月 22日

    私は道具で悩むのが嫌なので、思考停止して始祖鳥のメーカーで揃えています。逆三角形でマッシブな体型の人には最高にフィットすると思います
    ミドルで特におすすめがあるのですが、それはダウンでなく化繊のアトムAR、もしくはLT
    水濡れの恐れがある水辺で、ダウンは個人的に怖くて着られません。化繊は断熱性はダウンに譲りますが、速乾性はその比ではなく、数時間もあれば実用レベルに復活します

    • 情報ありがとうございます!
      確かに化繊はダウンより濡れに強くて釣り向きですよね(^^♪
      アトムAR知りませんでしたが、今確認したらなかなか良さそうですね!
      あとはお値段がネックですが、一度試してみたいと思いました。

    • ダムお
    • 2020年 12月 16日

    はじめまして。

    防寒ウエア選びの参考にさせていただきたいのですが
    アウターのレインウエアはアンダー、ミドルと重ねて着込んでいるので必然的にワンサイズくらい大きめを選ぶのでしょうか?
    それともアウターもフィット感を大事にして隙間のないようなサイズを選べばよろしいのでしょうか。

    • 私はいつも使っている、通常サイズのアウターを流用しております!
      ただ、ミドルに厚手のダウンを着こんだり、体格の良い方だとアウターをワンサイズ上げた方が良いかもしれず・・・難しいところですね(;^ω^)
      まずはお手持ちのいつものレインウェアを使ってみて、キツいようであれば大きめを購入されてはいかがでしょうか?

  1. いつも楽しく拝読させていただいてます。
    防寒対策は本当にこれからのウィンターシーズンにおいて、タックルや釣法よりも重要なファクターだと思います。 
    数年前にKEN-Dさんの投稿を読んで、私もインナーはモンベルにしましたが、とても重宝しています。(ちなみにミドルは薄手のダウンジャケットか、厚手のフリースに、アウターは通常はレインジャケットか、極寒時は防寒ジャケットです。)以前はヒートテックを着ていましたが、蒸れにくいと謳ってはいますが、速乾性は無く、あまりに寒く釣りに集中出来ないくらいでした。(動き回るオカッパリでは致命的でした
    。)やはり値段相応があるものですね。

    • いつもありがとうございます!
      そうなんです、まさに実感された通り、運動量のあるアクティビティでは本格アウトドア用インナーが必要不可欠かと・・・。
      街着としてはヒートテックは優秀だと思うので、なんでも適材適所という事でしょうかね。

  1. 2016年 11月 24日
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