21Aug
史上最年少でROY(ルーキーオブザイヤー)を獲得した、”奇跡の19歳”トレイ・マッキニー。
それどころかタイトルレースをリードし続け、AOY(アングラーオブザイヤー)にさえ王手をかけていたのですが・・・。
第7戦スミスレイク(伊藤巧選手が優勝した試合)で失格となり、世紀の偉業達成は儚い夢と消えました。
McKinney’s Day 2 weight disqualified at Smith Lake
一体何が起こったのかと言うと、マッキニーはDay2に帰着時間を勘違い。
(アメリカのトーナメントではフライト順によって毎日帰着時間が変わるのです)
帰って来ない息子を心配した母親が電話し、それに応答した事でルールを違反してしまったのです。
(競技中の通話は禁止されている)
これによりマッキニーの最終ランキングは、トップのクリス・ジョンストンと24ポイント差の2位。
スミスレイク2日目は16lb超のトップウェイトを持っていたので、失格にならなければAOYは確実だったでしょう。
あまりにも意外なケアレスミスが、運命を残酷に変えた形です。
これに対しマッキニーは、翌朝MCのデイブ・マーサーのインタビューに応えています。
1月から1度も家に帰らず、全ての時間を試合とプラクティスに費やしてきたマッキニー。
その努力がたった一本の電話で潰えたと知った時は、「さすがに涙が出た」と言います。
しかしその責任は全て自分のミスにあり、言い訳は何もない。
「今の私には分からないけれど、これはきっと神様の計画なんだと思う」と語る19歳は、前を向いて進み続ける事だけを誓いました。
その彼の未来に、偉大な前途が開ける事を信じてやみません。
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