10Apr
2017Bassmasterエリート第3戦トレドベンド最終日。
暫定トップで挑んだ“捨て身のオールドルーキー”に吹き付ける無情の風・・・。
夢だけを信じたハートマンの物語に、運命の時が迫ります!
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夢を信じて
皆さんこんにちは、ディープストリームのKenD(けんでぃ)です。
2017Bassmasterエリート第3戦トレドベンド・ラウンドは、“捨て身のオールドルーキー”ジェイミー・ハートマンが奇跡の優勝に向け、3日目までのトーナメントをリード。
ここで賞金を得なければ今後のエントリーフィーを払えないという、まさに土壇場での快進撃を見せます。
若さも無い、お金も無い、名声も無い・・・。
夢だけを抱えて、捨て身のチャレンジに臨んだ中年トラック・ドライバー。
その一途でひたむきな姿勢に、個人的には声援を送らずにはいられません。
運命の裁決
しかし運命の最終日、サイト・パターンの邪魔をする気まぐれな強風・・・。
ハートマンは15lb-8ozとスコアを伸ばせず苦戦を強いられます。
その一方、プリの動きを捉えたベテラン“ジョン・マーレイ”が、24lb超のビッグウェイトを叩き出して逆転!
掴みかけた栄光が、ハートマンの掌から滑り落ちていった瞬間でした。。。
これにより、ジョン・マーレイは2004年以来13年ぶりのBASS戦優勝を飾ります。
その一方で、健闘及ばずハートマンは最終3位フィニッシュ。
めくるめく歓喜の渦の裏側で、1つの夢が散っていきました。
もちろん3位表彰台は、ルーキーにとっては殊勲の成績と言えます。
しかし賞金的には、優勝の10万ドル(約1100万円)とは雲泥の差・・・。
果たしてハートマンが継続参戦に必要な資金を工面できたのかは分かりません。
フェアでリアルな戦いだからこそ、心からの感動を呼び起こすエリート・シリーズ。
けれどもその裏側には、敗者を待つ残酷な現実がある事を意識させられずにはいられません。
今はただ、ハートマンが夢を追い続けられることを願うばかりです。
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