6Nov
様々な水草が繁茂する、日本屈指のウィードレイク・琵琶湖。
そこで今、増え続けている謎の(?)ウィードが・・・。
果たして新たな外来種の増殖なのか?その正体を推測します。
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増殖する謎のウィード
皆さんこんにちは、ディープストリームのKenD(けんでぃ)です。
さて最近、琵琶湖で気になっている事が1つあります。
それは下の写真のウィード(?)が、非常に増えているような気がするのです。
実は今シーズン、夏頃から特にシャロー側でたくさん目にしていました。
具体的には人工島水路や赤野井ワンド、志那のインサイドなど・・・。
フリップ&パンチをしながら、「このニラみたいな草、なんだろう???」と思っていたのです。
とはいえそこまでカバー撃ちをしてこなかった人間なので、今まで自分が知らなかっただけだろう・・・くらいに考えていました。
しかし最近、南湖の各所でこのウィードが抜けて浮いているのを非常に良く見かけます。
時にルアーを通すのが困難になるほど多い場所もあり、さすがに「これは去年までとちょっと違う」と思わざるを得ないと感じたのです。
その正体は?
そして気になるその正体ですが、個人的な第一印象としては「“アマモ”に似ている!」というものでした。
しかしアマモは浜名湖などによく生えているのですが、調べてみると海にしか生えないとの事・・・。
ですから形態は酷似しているように見えたのですが、残念ながらその線は消えました。
(Wikipediaより。どうです、すごく似てません???)
というわけで、淡水性の沈水被子植物で何か似たものは無いか?と探してみました。
そしてこれでは?と思ったのが、オーストラリア原産の“バリスネリア”という水草です。
観賞用として広く流通しているそうなので、これが捨てられて増えた・・・という可能性はあるのではないか?と思ったのです。
(「チャーム」さんより)
とはいえ単なる推測に過ぎませんので、水生植物に詳しい皆様からのアドバイスをぜひぜひ募集しております<(_ _)>
果たして今後、琵琶湖の釣りに変化をもたらす事になるのでしょうか・・・。
【※追記】
皆様より貴重な情報を多数お寄せいただきました!
総合すると、バリスネリア(セキショウモ)の仲間ということは間違いなさそうです。
ただ、バリスネリアにも色々種類があるようなのですが、どうやら琵琶湖の固有種のスクリューバリスネリア(ネジレモ)の線が濃厚のようです。
(「BEGINNER AQUARIUM」さんより)
そしてシャローで目立ったのは、今年ヒシモなど他のウィードが少なめだったせいでは?との分析も頂きました。
またここ最近一気に抜けて浮いていたのは、台風による記録的な大増水が影響しているかもしれないとの事です。
ちなみに琵琶湖ガイドの前田プロによりますと、秋のデスレイク(ターンオーバー)の始まりの目安なのだそうです・・・(苦笑)。
皆様、アドバイス本当にありがとうございました!
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コメント
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2017年 12月 20日
初めまして、こんばんは。
瀬田川の岸沿いに関して言えば、前々からこのウィードはすごく多いです。
そうなのですね!情報ありがとうございました(^^♪
淀川にも多いですね。特にワンド内よりも流れの当たる浅瀬に多い気がします。
タナゴなどの小魚が住処にしてるので、どうにかバス釣りに生かしたいのですが、ハードベイトはもちろん、スピナーベイトでも葉っぱを拾うことが多く、有効な利用方法が見いだせていません。
アドバイス感謝いたします。
タナゴなどが付いているのですね・・・。
すると何かのキーに出来そうですが、とにかく釣りにくいですよね(;´Д`)
ネジレモじゃないかなネジレモなら琵琶湖固有種です
ネジレモもバリスネリアどちらもセンショウモ属らしいですが
情報ありがとうございます!
やはりネジレモ等のバリスネリア系の一種みたいです(^^♪