5Jul
お店に溢れる無数のジグ、どれが良いのか分からない・・・
しかしその特徴は、“アイ角度“を見れば一発で分かる!?
ジグの性格を決定づける、最大のキモをシェアします。
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アイ角度がジグの性格を決定する
皆さんこんにちは、ディープストリームのKenD(けんでぃ)です。
さてアメリカのバスプロショップスに行った際、様々な種類のジグが並んでおりました。
その豊富なラインナップには、目移りしてしまって仕方がありませんでした・・・。
特に目が行ったのは、様々なアイ角度のジグがたくさん売られていた点でした。
その一部をインスタでUPしたところ、「アイ角度ってどう考えればよいの?」というご質問が。
というわけで今回は、ジグの性格を決定するアイ角度の基本について書いてみたいと思います。
“水平姿勢”を追求した90°アイ
さてまず代表的なのは、アイがジグの真上に出ている「90°アイ」タイプではないでしょうか。
(これはキャリラバ。正確には95°くらいでは?とか厳密には色々ありますが、大雑把に90°系という事で)
このタイプのメリットは、何と言っても「水平姿勢」がキープしやすい事かと・・・。
多くの90°アイジグは、ぶら下げると前後のバランスを保つようにデザインされている事と思います。
これによって、枝に引っ掛けてチョウチンにしたり、あるいはスイミングする際に水平姿勢を取りやすくなるというわけです。
(水平姿勢なら釣れるのか?というのはまた別の話になりますが・・・)
そして90°アイジグのもう1つの特徴は、「引っ掛かりやすい」という点にあると思います。
ここで注意したいのは、これはあくまで“特徴”であって”弱点”とは限らないということ。
つまりあえて引っ掛かりやすくする事で、メリットが得られるシチュエーションがあると思うのです。
たとえば多くのフットボールジグには90°アイが採用されていますが、その狙いはまさにこれかと。
つまり浚渫のディープなどで、ちょっとした地形変化や石などをしっかりととらえ、スルーさせないようにする・・・。
しっかりとボトムを感知しカバーにスタックさせるために、あえて強くコンタクトするように設計されているというわけです。
(そしてこの特徴をさらに強調したのが、120°くらい?のアイポジションを採用した名品“ヘッドロックジグ“かと)
“すり抜け”重視の0°アイ
しかし90°アイのジグを、濃いブッシュカバーに撃ち込んだらすぐに根掛かりしてしまいます。
それはラインの引っ張る方向が上方向になるために、ジグが上向きに引っ張られる格好になってしまうためだと思います。
この引っ掛かりやすさの問題を解消するのが、対照的な“0°アイ”のジグ。
これならテキサスのように、ジグの前方向にラインを引く形になります。
ですから狭い隙間をスリ抜けやすく、ヘビーカバーに強いジグになるというわけです。
(これはスイミングコブラ。他に代表的なのはモグラジグとかですかね・・・。あれはちょっと下向きなので、マイナスアイ!?)
ちなみに余談として、じゃあテキサスリグ+パンチスカートでも一緒じゃん!と思われるかもしれません。
確かに似たような感じではありますが、ブラシガードを用いるジグはテキサスよりも前から見た時の面積が大きくなります。
ですから障害物のスリ抜けに関してはテキサスに一歩劣る半面、フッキングでのスッポ抜けは少ないと考えられるのではないでしょうか。
良いトコ取りの45°アイ
このように0°アイと90°アイの特徴を考えると、一長一短である事が分かります。
しかし何とか良いトコ取りをしたい・・・と考えて出来たのが、“45°アイ”ジグではないでしょうか。
これなら水平に近い姿勢が取れる上、カバーへのコンタクトもほどほど。
根掛かりもそこまで激しくないという、良く言えば万能、悪く言えば中途半端な性格のジグが出来ます。
けれども個人的にはこのバランス加減が結構好きで、リアクションフットボールをライトカバーで好んで使っています。
(より水平姿勢を求めたい時はシューティングボールジグが良いかと・・・)
というわけでジグの性格を決める決定的な要素、「アイ角度」について書いてみました。
実際にはこの他にヘッド形状や重心位置等も細かく関わってくるわけですが、アイ角度を見ればそのジグの大まかな方向性が分かると言っても過言ではないでしょう。
今回は例として0,45,90°の3タイプで説明しましたが、実際には様々な角度があるので比較してみると面白いと思います。
(例えばカバージグは30°くらいのモデルが多いと思いますが、0°と45°の中間くらいの性格なのだろうな・・・と予測できます)
(ちなみに日本製の45°アイのフットボールってほとんど無いのですが、ダイワからマルチジグSSが出たので気になってます。。。)
お店に並ぶジグ選びに迷ってしまったら、まずはこのアイ角度をチェックしてみて頂ければと思います。
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コメント
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2019年 4月 06日
なるほど!わかりやすかったです!これからはジグの登場頻度を増やしてみます〜〜!
ぜひ使ってみて下さい!
私のジグ選びの基準は、フラットバックジグか、それ以外か。
ヘッド形状とアイ角度の組み合わせによってすり抜けと安定感を両立した、なんでもこなせるジグだと思っています。
ウェイトバリエーションが増えたので、ますますフラットバックジグばかりになっています。
おおっ、これまた良いジグ来ましたね~。
私もフラットバック大好きで、カバージグなのにフットボール的な要素もある万能選手ですよね!!
フットボールジグで初めて釣ったのはキャリラバ。
初めてのロクマルさスイミングコブラ。
みんないいジグです。
キャリラバのコンパクトさと絶妙な引っかかり具合が好きですね。
ダイワのマルチジグを買ったので今度行くハチローで使ってみます。
おおっ、スイミングコブラ好きの方がここにも(*´ω`)!
キャリラバは押しも押されぬ名作ですよね~。
余談ですが、私もまたハチロー行ってみたいです!
(昔、一度だけオカッパリで行ったのみですw)