アメリカBASSトーナメント参戦を目指すアマチュアバサー、KenD(けんでぃ)の奮戦記をお送りします。。。

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[アメリカ釣戦記17] KenDは見た!元・エリートプロの強さの理由

本場・トップツアーの最前線で、戦い続けて来たトーナメンター。
宮崎友輔プロの釣りは、一体何が違うのか!?
元エリートプロの秘技を、KenDは目の当たりにします。。。

notice : Please select your language and translate by “Google Translator”on the sidebar(or selectbox below).Thank you!

元エリート・プロは何が違うのか?

皆さんこんにちは、ディープストリームのKenD(けんでぃ)です。
さて17回目を数えるアメリカ釣戦記ですが、今回登場して頂くのは何とエリートプロ・・・。
米国トーナメントシーンで活躍し続けて来た、「宮崎友輔」プロとの同船釣行の模様をお伝えします!

長くエリートの舞台で戦い続けて来た、テキサス在住の宮崎プロ。
生涯獲得賞金$445,318(約5000万円)、数々の輝かしい戦績は、日本を代表するトーナメントプロの1人と言って間違いないでしょう。
現在はセントラルオープン、そしてFLWシリーズへの参戦を続けられているそうです。

(BASSMATER.comより)

そんな本場のトーナメントプロの釣りは、一体私たちと何が違うのでしょうか!?
プラの同船でそのテクニックを存分に見せて頂きましたので、早速レポートしてみたいと思います!!

(宮崎プロのレンジャー、ラッピングが超クールです!!)

 

いる所にはいるけれど、いないところには徹底的にいない

何度も繰り返しておりますが、今回のレッドリバーはどう控え目に言っても「死の川」でした。
日本基準で言っても十二分にタフなフィールドで、キーパーギリギリ(35cmくらい)の顔を拝むので必死という状況だったのですが・・・。
何とこの日のプラクティスでは、朝からいきなり連発モードに入ったのです!!

「ここ喰うよ!・・・ほら喰った!!」といった感じで、まるで手品みたいにバイト量産
一体何が違うのですか!?と質問したところ、やはり「まずはバスを探さなきゃね」と。
生息密度の薄いアメリカの広大なフィールドでは、いる所にはいるけれど、いないところには徹底的にいない事を痛感させられました。

(bassmaster.comより)

 

アプローチが釣果を180°変える

やっぱり釣りは、世界中どこに行っても魚探しが一番大切なんだなぁ・・・と納得した私。
しかし釣り込むうちに、嫌でもある違和感に気付かされます。
なぜなら釣れるのは宮崎プロばかりで、私には全く1尾も釣れなかったからです(泣)。

ちなみにバックシートだから良い所に投げられないとか、そんな事は一切なく好き放題投げさせてもらっていました。
しかも途中から、ルアーまで真似て同じワームを使っていたのですが・・・。
一体何が違うのでしょうか!?と半泣きで聞いた私に、宮崎プロはにやりと笑ってアプローチだよ」と答えてくれたのです。

そして言われたようにやってみると、何とウソみたいに私にもバイトが・・・。
ルアーがどれとかカラーがどうとかじゃないんだよ、大切なのはアングラーのテクニック」と宮崎プロ。
かつてあのディーン・ロハスに手ほどきを受けたという、その釣技に驚嘆させられた次第です。

(BASSMASTER.comより。SUZUKIへの移籍には驚かされましたよね。。。)

その詳しい内容はさすがにシークレットと言う事だったのですが、要素としてはさほど特殊ではありませんでした。
距離レンジスピード、そしてルアーを通す角度と言った一般的な内容で、言われてみれば「そんなこと?」と思ってしまいそうな普通の事
しかしそうした普通の要素“をその瞬間の状況に的確にアジャストするの、絶大な威力と難しさを目の当たりにしたというわけです。

私はかねてより、釣りは1に場所、2にタイミング、3にアプローチ・・・と思ってきました。
それが根本から覆されたというわけでは無いのですが、場所もタイミングも合っていても、最後のアプローチが噛み合わないだけでこんなに差がつくのかという事実に愕然とさせられました。
これまで、いかに自分がアプローチ法を軽視してきたかをズキズキするほど痛感させられたのです。

 

巧みな緩急

広大なアメリカのフィールドを攻略するプロというと、もの凄く釣りが早いのだろうなぁと私は予測していました。
それはもちろん間違いなかったのですが、逆に驚かされたのはしっかりとしたスローダウンゲームの方でした。
猛烈なサーチスピードと、要所での細かく精密なアプローチ・・・。
その極端な緩急を自在に使い分けられなければ、熾烈な米国トーナメントシーンを戦い抜けないのだろうと感じさせられた次第です。

というわけで私は良い魚をキャッチ出来ませんでしたが、だからこそ逆にとても良い勉強になった1日でした。
トッププロの秘技を惜しみなく見せて下さった宮崎プロ、本当にありがとうございました!
次お会いできる時までには、もっともっともっとアプローチを勉強しておきたいと思います!!

(というわけで私、今非常~に松本幸雄さんに教えを乞いたい気分ですw)

※注:アメリカの法律ではエンジン停止時はライジャケ着用義務がありません。

 

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    • TaKa
    • 2018年 7月 07日

    同じ場所、同じルアーで釣れないなら、ロッドの柔らかさだとかフックのサイズって短絡的に考えてしまってましたが、アプローチの仕方って大切なんですね。
    貴重な本場の情報をありがとうございます。

    • そうなんです、私もシンカーウェイトだとか色々考えたのですが、そうじゃないんだよと(;^ω^)
      色々と気付かされることの多かった1日でした!

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