27Nov
2020シーズン終盤、唐突に起こったクランク・ラッシュ。
フィネス化したはずの琵琶湖で、なぜストロングな釣りが炸裂するのか?
今この瞬間にも起こりつつある、ドラスティックな変化のお話です。。。
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晩秋ディープクランク炸裂の謎
皆さんこんにちは、ディープストリームのKenD(けんでぃ)です。
さて秋が深まるにつれて、ディープクランクなど巻き物での釣果が目立ってきましたが・・・。
「一体どこでどうやって釣ってるの?」という質問がいくつかありましたので、今回はそのあたりにお答えしたいと思います。
前提として今の琵琶湖ではこの手の巻きの釣りが効かなくなってしまったという意識が、おそらく多くのアングラーの意識にあると思いますが・・・。
確かに今年も琵琶湖を騒がせた「ワカサギパターン」のように、ベイトの変化によりバスの反応するルアーが激変したのは事実でしょう。
だからこそ私も本来のスタイルを捨てて、今年はミドストなどフィネスな釣りをメインにトーナメントを戦ってきました。
しかし例年南湖のベイトが減少する11月、ここにきてバスの食性に変化が起こっているように感じます。
私は毎回釣ったバスの胃の内容物を調べているのですが、この一年ほとんど見なかったベイトをついに発見したのです。
そのキー・ベイトの正体とは・・・。
ブルーギル!!・・・です。
(だいぶ溶けちゃってますが、この体高はギルでしょう)
南湖のアングラーならみんな大好き?なギルパターン。
それを支えてきたこのキー・ベイトは、一昨年の台風後に壊滅的に減少してしまったわけですが・・・。
今年は夏前くらいから、少しづつ沖のウィードエリアでも存在が確認されるようになってきたのでした。
しかし多くの方が期待したような「ギルパターンの復活」は無く、昨年同様ワカサギ等のベイトフィッシュがメインのシーズンとなりました。
ところがそうしたベイトが減少する冬前のこの時期になって、エサの選択肢が減ったバスの食性が徐々に変化してきたようです。
これは完全に想像ですが、ワカサギ等のチョロいベイトがいればギルなど見向きもせずにそちらを偏食してしまう・・・という事なのかもしれません。
ともかく大型のベイトを食べるようになれば、サイズやアクションの大きなルアーにも反応するのだなぁとあらためて実感しました。
(クランクは濁っていた方が有利だと思いますが、そこまで激濁りじゃなくても普通に喰いました)
いずれにせよ旧六本柱より南のフラットエリアで、ギルの溜まるスポットを発見したことによってディープクランクで連発することが出来ました。
濁りや天候によってDT14,16,5XD,ファットペッパー、ディープX300等を使い分けていますが、どれか特定のクランクやカラーでないと釣れないという事はありませんでした。
間違いなくキーはルアーよりも「場所」で、今年の南フラットにはゴージャスに高さの残ったウィードエッジがたくさん出来ています。
そんなしっかりと水を止める一等地のカバーをたくさん見つけていくと、10か所に1か所くらいハニースポットが発見できるといった感じ。
ウィードアウトサイドを延々流す・・・といった方法でも釣れますがサイズが出にくいので、私自身は完全にピンの釣りをしています。
以前から南湖のウィードをやり込んでいるアングラーにとっては、「昔懐かしい釣り」そのものなので特に変わったことは必要ない感じです。
ハイテク魚探も必要ありませんので、今年なかなか思うような釣果が残せなかった・・・という方にはぜひ良い形で今シーズンを締めて頂ければと。
ただし過去の琵琶湖と比べるとギルの量が100分の1くらいのイメージなので、良さそうなウィードでも魚がついていないことが圧倒的に多い印象ではありました。
ともかくポイントは探せばたくさんありそうでしたので、ぜひ広大な琵琶湖に散らばるお宝スポットを探索してみてほしいと思います!
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