22Nov
魚探界のゲームチェンジャーと言えば、GARMINのライブスコープ。
トップトーナメント・シーンでは、今や2台以上の装備が当たり前に!?
瞬く間に進化し続ける、セッティングの最前線に迫ります。。。
ライブスコープは複数台運用の時代へ
皆さんこんにちは、ディープストリームのKenD(けんでぃ)です。
USチャレンジ第14弾は、引き続き魚探セッティングのお話を。
いよいよキー・アイテムとなっている、ライブスコープに進んでいきたいと思います。
さて最近のトレンドとして、ライブスコープの複数台運用がプロの間で定番化してきています。
具体的に言うと水中を縦割りで映す通常モードと、横方向に俯瞰するパースペクティブモードを同時に見るという方法です。
(そして2つのライブスコープ画面を、前後に設置すると見やすいかと・・・)
これだと例えばベイトボールやバスの位置をパースペクティブで見た上で、その方向を縦に見て瞬時にレンジを確認できます。
私はこれまで一台のライブスコープを切り替えてこれに対応してきたのですが、やはりどうしてもタイムラグが生じてしまう事がネックでした。
ですからまずこのノーマル/パースペクティブの同時運用が、今のライブスコーピングで重要なキーになると思います。
(縦用をエレキモーターの横、横用をエレキシャフトにつけています)
しかしライブスコープの活用法はそれだけではなく、コンソール側でカバーや魚を探す際にも威力を発揮すると思います。
今だから書いてしまいますが、私もエレキを横に向けた状態でウィードエッジやブレイクをアイドリングで魚探掛けし、ベイトやバスの個体を直接見て魚探しをしていました。
ウルトレックスはリモコンでも操作可能なので、運転席にいながら左右に首を振ってサーチできるのもポイントだったと考えています。
しかしプロの間ではジャックなどリヤの両側にライブスコープをつけて、エレキを下ろさなくても左右が見られるようにするセッティングも行われています。
人によっては後方を見られるよう船尾にも追加して、計5台体制(!)という究極の構成も。
私はコスト面やリギングの煩雑さを考慮してここまではしませんでしたが、複数台運用が定番化してきている現状を感じてもらえるのではないかと思います。
ただしここまでの話を読んできて、正直ゲッソリしている方も多いのではないかと思います。
一体総額いくらかかるんだという話で、はっきり言って個人的にもやり過ぎなんじゃないかと言う思いは拭えません。
しかしルールで許可されている以上、トーナメンターとしてはやれるところまでやり切るしかないと考えています。
(それかシャローの釣りに徹して、魚探をほとんど使わないか)
一般の方には決してお勧めできませんが、私も家まで売り払って挑戦する以上、3食キャベツをかじってでも投資するしかないと覚悟を決めた次第です(苦笑)。
(特に日本では小船で戦ってきたので、今度こそは妥協の無い装備で臨みたいなと・・・)
ちなみに最近ではローテーターの使用も増えてきていますが、今回はあえて採用しないことにしました。
理由は故障報告を多く耳にすることと、エレキを踏んで流しながらライブスコープを見たいと考えたからです。
(スポットロックして使うには良いと思うのですが、逆に流す時は使いにくくなってしまうかと)
360のシャフトと干渉する事もあるらしく、セッティングの煩雑さを避けたいという思いもありました。
ともあれこのようにライブスコープを複数台運用し、360まで使うとなるとモニターをどうするかも悩ましい問題です。
そこで次回は魚探本体の選び方と、全体のシステム構成/リギング法をまとめてみたいと思います。
(©Bassmaster ちなみにWライブスコープ+360の構成は、アメリカ参戦組ではほぼ”標準装備”と化しています)
※ぜひFacebookページへのいいね!& twitter・Instagramのフォローをよろしくお願いします。
関連記事
コメント
この記事へのトラックバックはありません。
Ken Dさま
なかなかDeeePな魚探話になってきましたね!
コアな本格派バサーからはかなり支持される内容だと思います。
(少数派だとは思いますが。。。)
「ルールで許可されている以上、トーナメンターとしてはやれるところまでやり切るしかない」という言葉がなんだか覚悟のようなものを感じます!
私も遅ればせながらようやくライブスコープを装備したところです。
宝の持ち腐れに習いよう、有効活用できるためにも次回の記事も楽しみにしております。
嬉しいコメントありがとうございます!
今回の話はご指摘の通り、なかなか響く人が少ないとは思いますが・・・(汗)。
ライブスコープ導入を検討しているアングラーには、最前線のセッティングをご紹介できたかなと思っております。
正直投資額がハンパではないですが、後悔のないようやり切りました(苦笑)。
ぜひBiwako Basserさんも使いこなしてみて下さい(^^♪
いつも楽しく拝見させてもらってます
ものすごい勢いで体制が整っていますね!!
健闘を祈っています!!
ぜひ、我々素人アングラーの向けて魚探の各社比較等、お願いします!!
ありがとうございます!
魚探情報ちょくちょくUPしていきますので、具体的に知りたいポイント等あればまた教えて下さい(^^♪