29Apr
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グラスクランキンロッド選び
今シーズン開幕前、シャロー~ミディアムダイバー用のグラスクランキングロッドを徹底的に吟味していました。
良く言われている通り、クランクにグラスロッドを使うメリットは色々あります。
・のせやすい
・バレにくい
・ルアーのアクションが生きる
などです。
しかしデメリットも少なからずあり、
・重い
・感度が悪い
・フッキングパワーが無い
・アキュラシーが悪い
などの問題点があると感じています。
以前は、ウィードレイクである琵琶湖ではグラスロッドは不要と考えていました。
ウィードを察知する感度や、それを切る「張り」が必要だと思ったからです。
しかし最近は少し考えが変わってきました。
カーボンロッドでなければウィードを切れないとしたら、それはレンジが下過ぎてウィードに深く掛け過ぎなのではないかと。
で、柔らかいロッドでも切れるくらいの中層を引いてくるなら、やはり柔らかい竿の方がノリが良いのではないかと、そんなところです。
あとは、個人的にウィードの無いシャローカバー周りで釣る機会が増えてきた事もあります。
シマノのグラスコンポジット技術
フィッシングショーなどで様々なモデルを触ってきましたが、心に響いたのはシマノのグラスコンポジットロッドでした。
最近のシマノロッドの特徴として、ハイパワーXやスパイラルXといった捻じれを軽減する技術が取り入れられています。
ロッドが捩れると何が悪いのかというと、
・キャスティングアキュラシーの低下
・フッキングパワーのロス
が起こりやすいからなのだそうです。
これまでグラスロッドを苦手としてきたのですが、説明を聞いてその理由が良く分かりました。
グラスロッドはカーボンと違い、縦方向の繊維しかありません。
従って非常にブランクが捻じれやすく、結果としてアキュラシーが出しにくいわけです。
自分はキャスティングが下手なので、一般的な7ftくらいのグラス(コンポジット)ロッドではカバー周りで正確なキャストが出来ず、短めの6.6ftを使っていたのですが・・・ようやく理由が納得できました。
また捩れによるフッキングパワーの低下を防ぐために、スパイラルガイドが採用されたグラスロッドがある事を考えれば、二つ目のデメリットもよく理解できます。
このように捩れによるデメリットを宿命づけられたグラスロッドに、それを軽減するハイパワーXなどの補強を施す事で、「しなやかなのに捻じれにくい」という夢のブランクスが出来た・・・という事のようです。
実は様々なグラスコンポジットの製法
しかしシマノのグラスコンポジットロッドには、似たようなスペックの竿がいくつもあります。
例えば
・ポイズングロリアス 170M C7
・ポイズンアドレナ 1610M-G
・エクスプライド 1610M-G
・エクスプライド 170M-CR
などです。価格も段違いなこの4本ですが、内部のブランク構造を詳しく聞いてみると、意外にも?全く製法が違う事が良く分かりました。
というわけで今後数回にわたり、それぞれの違いとセレクト法について比較してみたいと思います。
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