11Jun
(画像はスポニチさんのコラムよりお借りしました)
バサーなら誰もが心を痛めるであろう、電気ショッカー船。
その実際を取材した、非常に貴重なコラムがUPされていました。
【横沢鉄平コラム – 琵琶湖で外来魚を駆除する“電気ショッカー船”を取材してきました!】
バスの駆除に関しては、私もアングラーの1人として悲しく思いますし、怒りを感じるというのが本音です。
しかし実施している県や漁師を敵視し、対立を深める事は、バスフィッシングの未来にとって得策とは言えないと思います。
残念ながらバサーは日本社会の中のマイノリティであり、真正面から戦っても勝ち目は無いからです。
ですからまずはその事を批判するよりも、釣り人の悪いイメージを払拭し、互いの立場の認知と話し合いを深める方向を考える方が良いように思えます。
本文中でもマナーの悪さを指摘されていますが、バサー全体が「ゴミを捨てたり、立ち入り禁止区域に入るなど反社会的な連中」というレッテルを貼られているように感じますので。。。
もちろん全体から見れば、そうした行為はごく僅かでしょう。
けれども外側からはそうした事情は分かりませんので、バサー全体のマナーが悪いように見えてしまうのは仕方ない所かと思います。
実はこの記事の取材が行われている前後の期間、偶然私も赤野井沖で釣りをしており、電気ショッカー船に出くわしました。
ちょうどその時、一艇のバスボートが赤井湾の禁止エリアに入っていくところを目撃したのです。
(赤野井湾奥のハス畑は、ポールより奥は動力船の進入禁止・・・のはずです)
凄くためらいがあったのですが、さすがにショッカー船の前でこれはマズイと思い、声を掛けて注意させて頂きました。
そのアングラーの方は、釣りを中断されて良い気分では無さそうでしたが、特に何も言う事無くその場を退いてくれました。
言う側も言われる側も、嫌な事だと思います。
しかし、やはり釣り人同士で襟を正し、マナーを向上させていく努力を、我々はもっとしなければいけないのではないか・・・。
今回の記事を見て、そんな事を強く考えさせられました。
ただし、決して悪いアングラーを見つけ出して、糾弾しようというのではありません。
マナーは程度の問題がありますので、誰しもこれくらいは良いかな?と思ってやってしまう事があり得ると思います。
それに知識の問題で、本当に禁止エリアだと知らないという事もよくあることでしょう。
だから誰でも、意図せず「マナー違反の当事者」になってしまう可能性はあり得ます。
ですから悪者探しでは無く、自分も含めた釣り人全体のマナーを向上させると言う観点で。
「ちょっとそれ、やめた方が良くないでしょうか?」と、互いに指摘し合う勇気を持ちたいなと思います。
※更新情報と時事ニュースをお届けしますので、ぜひFacebookページへのいいね!& twitterのフォローをよろしくお願いします。
関連記事
コメント
-
2016年 8月 04日
初めてコメントします。
ブログ楽しく拝見させて頂いている者です。
釣り人同士の注意喚起、難しいですよね。言われた相手にしてみれば『お前に何の権利があって…』って気持ちになりますし、言ってるこちらも、完璧にルールを守れているかは微妙なトコロもあるし。
先日、某プロのガイドを千葉県のリザーバーで受けたのですが、ちょうど当日から浮き漁礁周りでの釣りが期間限定で禁止されており、知らずに竿を出していた釣り人に、そのガイドさんは臆する事なく優しく注意してました。
自分の職場ですから当然と言えば当然かもしれませんが、フィッシングスタイルもガイドも非常に好感が持てる方が、より一層素晴らしく見えました。
ケンディーさんやガイドさんの姿を見習わなければならないと思いつつ、奥深き問題だと考えさせられる記事ですね。
いつもありがとうございます!
そうなんですよね~・・・逆ギレして怒ってくる方もいらっしゃるので、実際の所は本当に難しいなぁと思います(;^ω^)
仰る通り、自分も知らないうちにルールを破ってしまっている事もあり得るでしょうから、あまり「上から目線で注意」するのではなく、「そっとお知らせ」してあげるようにしたいなぁと思う次第です。