20Oct
私はバスでもソルトでも、同じ船を兼用しています。
そこでよく訊かれる質問が、「淡水用エレキを海で使って大丈夫?」というもの。
というわけで今回は、ソルトで5年間使用した結果を大公開します!
淡水用エレキを海で使った結果がコレ!
結論から行きましょう。
淡水用のミンコタ・エッジマクサム55を5年間ソルト(浜名湖)で使った結果が、これです!
エレキの塗装・・・剥がれまくりです(泣)!
黒い塗装が浮いて剥がれてしまい、下の金属ボディ部分が白く錆びてしまっています。
時々シャシーブラックを塗りながら使っているので、実際には錆びた部分は写真で見るよりももっと広いです。。。
(ちなみにエレキ先端のキール?部分が折れてしまっていますが、それは海水使用とは関係ありません)
逆に言えば、表面が錆びるだけ
しかし重要な事は、表面が錆びるだけで、動作には問題が無いという事だと思います。
見た目はボロボロな感じになってしまうのですが、内部に浸水しているわけでは無いので、全く普通に動きます。
(もし中に浸水すれば、淡水・海水に関係なく壊れてしまうはず)
5年間での故障は、ヘッド部分の基盤交換が1回だけ。
これもおそらく雨水の進入が原因で、淡水での使用でも充分に起こり得るトラブルだと思います。
つまり、淡水用エレキを海で使用する場合、問題は見た目が悪くなるだけ、というのが5年間使った上での結論です。
(ずーーーっと使っていけば、いつか錆で本体に穴が開くかもしれませんが)
実はバスボートで出られる、「平水区域」のソルトフィールド
というわけで、私がミンコタを5年間使った範囲での結論は、「海水使用でも何ら問題ない」というものでした。
正直、無理して高価な海水用エレキを購入する必要は無いのではないかと思っています。
(海水用エレキだって、よく壊れているようですので・・・)
浜名湖を始め、淡水用の船でも出船できる「平水区域」のソルトフィールドは、日本中に結構あります。
バスボートなどトレーラブルボートをお持ちの方は、是非チャレンジしてみてはいかがでしょうか・・・。
(船外機などはもともと海水用がほとんどですし、FRPなら塩は平気です)
※ただ、アルミボートは塩で変色するのと、淡水用のトレーラーは錆に注意が必要です。
また、法律上航行可能という事と安全か否かは別ですので、前もって下調べをしてお出かけ下さい。
関連記事:【ボート用品の電気系トラブル撃退!たぶん最強の、配線まわりの防水法】
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