22Jan
Warning: A non-numeric value encountered in /home/deeepstream/deeepstream.com/public_html/wp-content/plugins/pz-hatenablogcard/pz-hatenablogcard.php on line 466
Warning: A non-numeric value encountered in /home/deeepstream/deeepstream.com/public_html/wp-content/plugins/pz-hatenablogcard/pz-hatenablogcard.php on line 466
多様なメカニズムで蓄熱してくれる、最近の高性能アンダーウェア。
しかし氷点下の冷気に晒されれば、アッと言う間に冷やされてしまいます。
寒気をガッチリ遮断するための、ミドルウェアについて考えます。
ミドルウェアの役割は「断熱」
真冬の釣りを乗り切るためのレイヤリング(重ね着)特集、初回はインナー編でした。
上の記事で、インナーに求められる役割は「発熱と保温」ではないかというお話をさせて頂きました。
一方で、今回取り上げるミドルウェアに必要なのは「断熱性能」だと考えています。
輻射熱などによってインナー層が充分に暖められていたとしても、氷点下の外気に晒されればたちまち冷えてしまいます。
というわけで、冷気を遮断する緩衝材の役割が、ミドルレイヤーに求められると思うのです。
クーラーボックスに例えるなら、ミドルレイヤーは発泡スチロール、インナーは氷、人間は魚といったところでしょうか。
(暖めると冷やすの関係が逆ですがw)
一口に「ダウン」と言っても全然違う
そして最高の断熱素材は何か?・・・と言えば、これはもう「ダウン」という事で異論は少ないかと思います。
しかし注意点は、ダウンなら何でも良いわけでは無い、という事だと思います。
ちなみに今私が使っているのは、10年くらい前に買ったモンベルのダウンウェア。
これを買った時、衝撃を受けた事は今でも忘れません。
それまではファストファッション系の安価なダウンウェアを着ていたのですが、暖かさの違いは歴然。
本格的なアウトドア・ギアとしてのダウンは、まるで性能の次元が違う事に気が付きました。
(それ以来、私はモンベル好きになりましたw)
モンベルのこのダウンウェアが特に良い、という訳では無く、ノースフェイスでもパタゴニアでも良いだろうと思います。
しかし少々高くても、きちんとしたアウトドアメーカーの製品を選ぶ事が重要だと考えています。
街中で使うならユニクロも良いでしょうが、真冬の釣りという究極のシチュエーションでは、やはり本格的なものが必要ではないでしょうか。
ミドルで着るための「薄さ」と「柔らかさ」
そしてミドルウェアとしてダウンを使用する際には、さらに「薄さ」が重要になってきます。
当然ながら、厚手のダウンではモコモコになってしまい動きにくいからです。
私の使っているダウンも多少薄手ではあるものの、動きにくさを感じる場面があります。
という訳で理想的には、インナー用の薄手モデルが適していると思います。
(ナチュラムさんで一番人気の、ノースフェイスのLIGHT HEAT JACKET)
そしてやはり動きやすさの観点から、表面素材の「柔らかさ」も見逃せません。
ゴアテックスなど透湿・防水メンブレンを採用したモデルも多いと思うのですが、そうするとどうしても生地が硬くなりがちなので、ミドルウェア用途だと動きにくくなってしまう気がします。
あとは前回記事でも触れた「サイズのフィッティング」も凄く重要で、インナーとの間に隙間が多いと効果が出ないと思います。
出来ればインナーをばっちり着込んだ状態で、充分に試着をしてみたいところです。
また、インナーとの隙間に冷気を入れないためにハイネックタイプである事も必須と考えています。
発熱・保温性能は必要か?
ところで最近では、ダウンウェアにも発熱・保温素材が組み込まれた商品が存在します。
たとえば上のライトヒートジャケット(THE NORTH FACE)は、遠赤外線効果を発揮する光電子Rダウンという素材を採用しているのだそうです。
これって・・・そう、最強アンダーウェア「フリーノット光電子」シリーズと同じ技術ですね!
すると俄然興味が沸いてくるのですが・・・しかし、ミドルレイヤーの役割はあくまで「断熱」。
いくら暖まりやすくても、冷やされやすければ本末転倒です。
ナチュラムさんのレビューにも、以下のような意見が見られました。
もちろん、ダウン自体の性能や断熱性が全く一緒であれば、光電子の性能が付加された方が良いのでしょうが・・・。
断熱性を最重要視して、もし自分が買い替えるならEXライトダウンジャケット(モンベル)かな・・・と考えています。
ただ、アウターでは無くミドル用途で使うと無茶苦茶長持ちするので、10年前のダウンもまだまだ使えてしまいそうですが・・・。
(そう考えると、奮発して良いものを買っておいてもいい気がします。この手↓の高級品でも良いのかも・・・!?)
意外とイケる「フリース」
・・・と、ここまで散々ダウンについて書いておきながら、実はこの冬私はダウンを着ていません(苦笑)。
今年のように暖冬だったり、運動量の多いジギングでは正直そこまで必要ない気がしているからです。
そんな場合にミドルウェアとしているのがこれ、「クリマエア ライニング ジャケット」。
防風性の裏地がついた、たぶんモンベルで最も暖かいフリースモデルです。
本来は日常生活用に買ったのですが、ちょっとした安いダウンより高性能な印象。
これは釣りに使えるかも・・・と着てみたところ、5℃前後くらいの環境なら充分かなと感じました。
ダウンでは暑過ぎる時には、こうした高機能フリースも良い選択肢ではないかと思います。
それでは次回は、いよいよアウター編に行ってみたいと思います。
※更新情報と時事ニュースをお届けしますので、ぜひFacebookページへのいいね!& twitterのフォローをよろしくお願いします。
関連記事
コメント
-
2016年 1月 23日トラックバック:防寒スーツ不要論
-
2016年 11月 23日トラックバック:下半身をキメて完成!真冬を攻める防寒ウェア戦略
-
2016年 11月 23日
-
2016年 12月 15日トラックバック:極寒の釣りを薄着で乗り切るレイヤリング術
この記事へのコメントはありません。