27May
クランキングで大復活の圧勝劇を演じたKVD。
そのキモは、何とクランクを「食い下げ」させる事にある!?
帝王から届いた、貴重な直メッセージを紹介します。
帝王からの直メッセージ
皆さんこんにちは、KenDです。
先日、実に5年ぶり・21回目の優勝を決めたケビン・バンダム。
そのクランキングの肝について、アツい議論が交わされた事をお伝えいたしました。
しかし今回、何と”帝王”KVDから、ウィニング・テクニックについて直接の解説がUPされました!
それを何と、ボストンで生活されていたサブさんが日本語訳してくれました。
(サブさん、ありがとうございます!)
と言うわけで早速、帝王からのメッセージをチェックしてみたいと思います。
クランクベイトを「食い下げさせる」!?
詳しくは上のリンクのサブさんのブログをチェックして頂きたいと思うのですが、私がスゴ~く気になったのは、次の解説でした。
Boat position, line sizes and lure depth control were equally critical. I always want my crankbait running slightly deeper than the depth the fish are using. For example, if the fish are in 19 feet, I want a bait that gets to 20 feet but not one that dives to 25. If you use a bait that runs much deeper than the bottom, you lose the triggering qualities because the lure isn’t able to perform the way it was designed.(ボートポジション、ライン径、ルアーの潜行度コントロールは全て等しく重要であった。私は、何時もクランクベイトを使う際、バス達がいる層よりも少しだけ深く潜らせて使います。例えば、バスが19フィートラインに居た場合、20フィート潜るルアーを使います。しかしそれは、25フィートで合ってはダメです。もし、皆さんがボトムの深さよりも潜ってしまうルアーを使う事があれば、バイトチャンスを失います。何故なら、ルアーが元々のパフォーマンスを発揮する事が出来ないからです。)
バスがいる層より、クランクを深く潜らせる!?
これが全く良く分からないのですが、基本的にクランク等の巻き物は「食い上げさせる」ルアーだと個人的には考えています。
もちろんボトムノックさせて釣るというメソッドはありますが、そうであれば「ボトムの深さよりも潜ってしまうルアーを使う事があれば、バイトチャンスを失います」という解説はおかしい。
ですから基本的には「バスより少し上」のレンジを通すのがセオリーだと思っているのですが、まさか「喰い下げさせる」なんてやり方があり得るのでしょうか?
あるいは水深19フィートにいるバスに対して、最大潜行深度20ftのクランクベイトを使う・・・という事なのだろうか?とも思いました。
これであれば、実際にはクランクが19フィートより少し上のレンジを通る時間が長くなるでしょうから、「食い上げ」説で納得できます。
しかし私の英語力では、その辺りのニュアンスまで良く分かりません・・・(泣)。
レンジによるカラーセレクト
そしてKVDは、レンジによるカラーセレクトの違いについても触れています。
I also alternated colors based on the forage base in the area I was fishing, the water clarity and the sky conditions. Remember that a lure looks different at 18 or 25 feet than what it does near the surface. Just because it’s dark or dirty doesn’t mean you have to use a chartreuse bait. Bass have no problem finding and eating natural looking forage at that depth.(また、釣っているエリアのベイト、水の透明度そして天候によって変えていきます。覚えておいてほしいのは、ルアーの色は表層で見える色よりも18フィート、25フィートでは異なるように見えるという点です。暗かったり、水が濁っているからといってチャートリュースカラ―を使用しなければならないということではありません。深いエリアでもナチュラルカラ―のルアーをバスは問題無く見つける事が出来ます。)
During the early morning or on windy days I used the sexy blue back herring but when it was brighter and calm I’d use the bar fish color.(朝一や風の強い日はsexy blue back herringカラ―を使用しましたが、晴天で無風の時はbar fishカラ―を使用しました。
この「ルアーの色は表層で見える色よりも(深い場所)では異なるように見える」というのは納得です。
私はオフショアのジギングもやるのですが、水深100mで行うジギングのカラーセレクトは、表層のキャスティングの場合とまるで変わってくるからです。
しかし同じ事が、6~7m程度の水深でどれだけ関係してくるのか?
そのさじ加減については私の理解を超えていますが、基本として「深いという事は、ローライトになるという事」ではないかと個人的には考えています。
ラトルサウンドの有無
そしてラトルサウンドについても、興味深い使い分けが語られています。
I rotated the silent and rattling versions, too. My first option was the rattling version, but after the bite slowed, I’d switch to the silent crankbait and often got the school fired up again.(サイレントとラトル版もローテーションさせました。まずは最初にラトル版を投げ、バイトが遠のいたら、サイレント版に切り替え、再度バスの群れをバイトさせるようにしました。)
これは私も以前から気になっていた点で、通常シャロークランクはノンラトルが主流だと思います。
しかしノンラトルのディープクランクは極めて少なく、ディープエリアへのサイレント・アプローチの可能性と言うのはどうなのか?とても気になっていました。
どなたか、お勧めのサイレント・ディープクランクがあれば教えて下さい。
(素直に6XDとかのサイレントを使うのが早道???)
というわけで、KVDから贈られた至極のメッセージの数々。
ぜひそのアドバイスを噛み砕いて、明日の釣りに生かしていきたいですね。
※そして・・・「HydroWave」って何なのでしょうか???
(「KVD store」より)
※完結編UPしました!
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コメント
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2016年 5月 30日
こんにちは、いつもたのしく読ませ待ていただいてます。
今回の記事にありました、ディープでのカラーの変化についてですが、ヒロ内藤さんが作られたジ アンサーと言うDVDの1巻で、実証実験をして解説されてます。
よかったら、見てみてください。
題名を裏切らないないようですよ。
>竹田さん
ありがとうございます!ジ・アンサーですね?探してみます(^^♪