15Jun
次々と割れる水面・・・トップシーズン、ついに開幕!
しかしその舞台は、何と激タフリバー・長良川!?
未知のビッグフィールドを攻略する、プロのチカラを目の当たりにしました・・・。
謎に満ちた大河
皆さんこんにちは、KenDです。
先日、岐阜県を流れる「長良川」というフィールドに行って来ました。
この長良川、河口堰からボートの浸入できる上流部まで、3~40kmはあろうかという大きさ。
バス釣り場としては、国内有数のビッグ・フィールドと言えるだろうと思います。
それにも関わらず、長良川に関するバス釣り情報と言うのは、ほとんど世に出回っていません。
インターネットを検索してもなかなか情報が出てこない、謎に満ちた大河なのです。
それは何故かと言うと、端的に言って釣るのが非常に難しいからではないかと思っています。
7~8年前に3回ほどオカッパリで挑戦したのですが、見事に全てノーフィッシュ。
長良川にバスがいるという話は、幻なのではないか・・・と思うくらいの難易度でした。
以来、隣の大江川に行く事はあっても、長良川に足を踏み入れる事は二度と無くなりました。
そして時が経ち・・・ある日、一本の電話を受け取ったのです。
「今度、取材で長良川を攻略するので、プラの時に一緒にどうですか?」
トップ祭りは突然に
その電話の主は、元TOP50プロにして「浜名湖のレジェンド」、そして最近はソルトブランドnada.の代表としても活躍している黒田健史プロでした。
(偶然にも家が近所なので、時々声を掛けてもらってます。。。)
と言うわけで1も2も無く、プラに同行させて頂く事に。
黒田プロは前日も含め、これまで3~4回ほど長良川に浮いてみたのだそうです。
難易度特A級のビッグフィールド、しかも情報の無い中でさぞ苦戦している事だろう・・・と思いきや、
「まぁ、大体分かりました」
・・・と、朝の開口一番、いきなりフカしてくれます(笑)。
内心、ココ長良川だよ?分かってる!?と思いながらファーストポイントへ。
「とりあえず、水面系を横に引けば良いサイズが出ると思いますよ」
・・・ってそんなに簡単なノリでいいのか!?と思いながらトリプルインパクトを投げた2投目!
おいおい本当に出ちゃったよ・・・(汗)。
50にはちょっと届かないけれど、2kg近くありそうな40後半フィッシュ。
久しぶりに(旧)トリプルインパクトで釣りましたが、やはり良いルアーだと再確認しました。
トップを広い範囲で手早く探るには、欠かせないジャンルですね・・・西根さんに感謝!
ちなみに黒田氏は、昨日(新)トリプルインパクトでボコボコに釣ったとの事。
オリジナルとは少しタイプが違うけれど、かなり完成度の高いルアーだそうです。
今度使い比べてみよう・・・。
この1匹で、「やっぱり釣れますね」と即移動。
そして移動した先で、いきなりポッパー(ワンズバグ)で45クラス(笑)。
黒田氏はアベンタクローラーで水面炸裂www
その後もフロッグ、3/8ozジグ、バックスライド系ノーシンカーで40~45クラスを3本追加。
私が下手くそなハンドランディングでミスしたりはありましたが、全て獲れていれば軽く5本で6kg台(たぶん)という大爆釣!
しかもまだ、全然お昼にもならない午前中での出来事だったのですから驚くより他ありません。
黒田氏はもう何だか飽きて来たらしく、「前で好きにエレキ踏んで下さい~」とバックシートで昼寝モード(笑)。
というわけで、喜び勇んでカバーを撃ちまくらせてもらいます。
(バンク沿いに、美味しそうなシャローカバーが延々続いています)
しかし・・・結果は何と、完全ノーバイト。
もしかして長良川は超釣れ釣れフィールドになったのか!?と一瞬思いましたが・・・。
むやみに撃ってもかすりもしない、難易度の高さは健在でした(苦笑)。
個人的な想像ですが、たぶんこのフィールドは「バスの絶対数が非常に少ない」のではないかと思います。
しかしその分、人が少ないのでプレッシャーもまた少ない。
ですから「バスを探す」という本質的な能力の高いアングラーであれば、かなり楽しめそうな印象です。
長良川は面白いですよ!なんて気軽に勧められるような釣り場では決してありませんが・・・。
やり込んできた上級者の方には、非常に取り組みがいのあるフィールドではないかと感じました。
(角度はキツいですがスロープも綺麗。鍵は河川管理事務所で借りられるそうです)
ちなみに後日、この時釣れた場所をGoogle Mapでチェックしてみたところ、面白いほど「ある条件」にハマッたところばかりが爆発していました。
たった数日でそれを見抜き、この大河を開拓した黒田プロには、今さらながら舌を巻いた次第です。。。
(「ロッド&リール」誌の付録DVD撮影用だそうですので、その中で解説されるのではと思います。たぶんw)
それにしても、こうした法則性でバスの居場所を解き明かしていける所が、バスフィッシングの最大の魅力だなぁと再認識させられました。
今回は完全にお客さん的に釣らせてもらいましたが、次回はぜひ自分の頭で考えてチャレンジしてみたいです。
しかしこの後、さらに午後から超大物プロが合流することに!
その衝撃の釣りについては、後編へ続きます・・・・。
※更新情報と時事ニュースをお届けしますので、ぜひFacebookページへのいいね!& twitterのフォローをよろしくお願いします。
関連記事
コメント
-
2016年 6月 16日
-
2018年 2月 26日
この記事へのコメントはありません。