28Apr
等深線作成システムで、気になるデータ量の”上限”。
クイックドローは、一体どこまで記録可能なのか?
その驚きの限界と、恐ろしい落とし穴をシェアします。
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クイックドローの記録量制限
皆さんこんにちは、ディープストリームのKenD(けんでぃ)です。
機能満載のガーミン製魚探ですが、使えば使うほど疑問の山が噴出・・・。
最新ハイテクアイテムを使いこなす事の、壁の高さを感じている今日この頃です。
前回はクイックドローの水位補正についてお話してきましたが、ここで読者の方からご質問を頂きました。
それは・・・「クイックドローは、一体何時間分記録できるのか?」という内容。
どうもハミンバードと迷われているらしく、検討中のHelixは専用SDカードで8時間分?といった記録量の制限があるのだそうです。
というわけで今回は、クイックドローの記録容量についてシェアしてみたいと思います。
記録可能時間1500時間?
ところでSNSの彼方から、「クイックドローの記録容量は1500時間だよ」といった情報が流れて来たのを目にした事があります。
そのソースはどこなのだろう???と探してみて、ついに発見しました。
ガーミンの公式HPに、「1500時間で2GBしか使用しないので、専用追加SDカードを買う必要はありません」と解説されていたのです。
つまり1500時間まで記録できる・・・のではなく、1500時間分記録すると、データ容量が約2GBになる。
ですから32GBの容量があれば、単純計算でその16倍のデータが記録できるという事のようです。
そしてそのデータ量は、走行速度等には関係なく、単純にクイックドローを掛けていた時間に比例してデータ量が増えていくのだそうです。
さらに、いよいよデータ量をオーバーするとドライブレコーダーの様に古い情報から消えていくという情報も目にしましたが・・・。
驚くことに琵琶湖南湖中の魚探掛けをしても1GB程度では?という意見もあり、32GBのSDカードを使っていれば実質無制限と考えても良いと言えるのではないでしょうか。
(ただし複数のフィールドで使う場合、フィールド毎にSDカードを分けた方が良いと思いますが)
データの紛失は本当に注意
というわけでクイックドローの記憶容量は、市販のSDカードで実質無制限に近い状態で使えると考えて良いようです。
ハミンバードのオートチャートライブは専用SDカードで8時間(?すいません不確定ですが)らしいので、その意味では一歩アドバンテージがあると言っても良いのではないでしょうか。
しかしここには危険な落とし穴が潜んでいる事を忘れてはなりません。
それは・・・クイックドローのデータは本体に残らない、と言う点。
つまりSDカードがクラッシュすれば、全てのデータが失われてしまうと考えられるのです。
これについては以前も少しシェアしましたが、実際にデータを失ってヒドい目に遭った方もいらっしゃるようです。
先日のTOP50遠賀川戦の前に、小野俊郎プロがデータ消失で目の前が真っ暗になった・・・という話をFBでシェアされていました。
どうもガーミン魚探を使っていたのでは?という情報が入ってきていますが、そうだとすればおそらくこのSDカードクラッシュに遭ってしまったのではないかと想像します。
(でも、10年以上前からガーミンを使い続けて立って事はさすがにないですかね???)
というわけで、安価な市販のSDカードで大量のデータが記憶できるクイックドロー・コンターズ。
そのデータ量の限界は、実質青天井と言っても良いほど膨大なものでした。
しかし非常に便利な一方で、常にバックアップを取りながら使うという事だけは決して忘れずにいたいものです。
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コメント
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いつも分かりやすくまとめて頂いてありがたい限りです。(^0^)私も、データ消失は困るので、世代管理しております。実際に必要なデータとしては、QuickDrawフォルダー配下のContoursLog.svyのみのはず?ですので、このファイルのみバックアップしておけば良いと思いますよ。
なるほど~、そのあたり疎いのでたすかります(^^♪
世代管理も確かに重要ですね!
ハミンバードHelixはSD無しで本体に8時間、専用SDカードだと年単位(24時間を1日に換算)正確な値は忘れましたが2年以上記録出来ます。確かSDの容量が16GBだったからガーミンと遜色無く記録出来ます。ただ専用SDカードが2万円しますが。(涙)
情報ありがとうございます!
特にハミンは疎いので助かります(;^ω^)
でも専用SDさえ買えば、やはりほぼ無制限に使えるのですね(^^♪
これは岡田商事さんに直接聞きました。
オートライブチャートの制限があって0ラインカードがないとオートライブチャートが使えません
0ラインカードは2万円税別です
3月末時点で0ラインカードに定義されていないエリアのオートライブチャートはできないという話で、将来的には可能にする予定との話でした。
専用0ラインカードはバックアップができません。バックアップするためには専用ソフト オートライブプロ(0ラインカードつきで5万円)が必要です。
ちなみに地図カードを。バウ コンソール 両方に入れてないとオートチャートライブは動作しません。
コンソールのオートチャートライブで作った地図をバウのG2Nで見ることができないという点が残念です。
不明な点は確かめてからアップしてくださいね。簡単に裏とりできる話ですから。
バックアップは大切です
消えたデーターは何ともなりませんので
動作がおかしくなった時とか
相性問題と言われる状況は直せる場合もあります
今朝もSD書き込み時の不具合を直しました~
小野俊郎プロのメインはローランスですね~
小野プロのデータ消失はロランスだったのでしょうか?
いずれにせよ、データ管理の重要性を感じます(;^ω^)
エコーマップユーザーです。ガーミン、公式的な情報がまだまだ不足している感じがあります。
機械はいいのに、そのほかがとっても残念に思っていますが、これもガーミンの洗礼なのでしょうか?(笑)
さて、愚痴は、このくらいにして。本記事、大変参考になりました。
クイックドローの特徴は、やはり本体に記録できないことなんですね。いま、自分が使っているSDカードなんか調子悪くて、
勝手に電源が落ちたり、すぐにフリーズしたりします。
ソフトウェアも最新のものにアップデートしましたが、症状は変わりません。
上記の対策として、PCにコピーしようとしましたが、SD内のガーミンフォルダ、クイックドローフォルダとも、PCにコピーできません。
ガーミンユーザーさんや、ショップさんのブログなどを見ると、「コピーが大事」と書いていますが、
PC2台にためしましたが、できませんでした。
質問
①カードの不具合が原因なのか、何か設定が必要なのか、もしよろしければ助言いただけませんでしょうか?
質問②
それと、最近ニューペック・海底地形図購入しましたが、これのメディアが4Gのカードですので、これに単純計算で
3000時間でもはやクイックドローの記録が出来なくなると理解してよろしいでしょうか?
ちなみに、G fishingに似たような質問をしましたが、何の反応も今のところございません。(笑)
もし、目に留まりましたらお知恵のある方、よろしくお願いします。
そうなんですよ~、質問してもなかなか答えが返って来なかったり、回答を得られなかったりで私も困ってます(;´∀`)
SDからPCへのデータのコピーについては、ドラッグアンドドロップで簡単にできるはずですので、カードの問題が怪しい様な気がします。
まずは違うSDカードで試されてみてはいかがでしょうか?