アメリカBASSトーナメント参戦を目指すアマチュアバサー、KenD(けんでぃ)の奮戦記をお送りします。。。

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:[D] 「オカッパリ=遠投」の常識を疑う

一般に、”遠投が有利”と言われるオカッパリ。
しかしポイントを知ってみると、意外と飛距離は必要なかった!?
ボートの経験で見えて来た、オカッパリの新境地をシェアします。

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見えて来たオカッパリの新しい世界

皆さんこんにちは、ディープストリームのKenDです。
ここ数年はボートフィッシングがメインになっている私ですが、もちろんかつてはオカッパリアングラーでした。
最近はなかなか岸から釣りをする機会が無く、昨年はバス・ソルトとも数回ほど。
しかしボートフィッシングをガッツリと経験してからのオカッパリと言うものは、逆に非常に新鮮な体験でした。

それというのも、特に普段ボートを浮かべているフィールドの場合は、投げる場所の地形が分かっている」わけです。
その事が、一体どんな変化を与えたのか?
今回は、ボートフィッシングを経験してみて、見えて来たオカッパリの新しい世界を考えてみたいと思います。

 

ランガンの意味が変わった

さて、私のかつてのオカッパリのスタイルを一言で言えば「ランガン」でした。
バスだったらとにかくまず池を一周
とにかく手数を増やして、足で釣っていくぐらいの気でいたのです。

ですからキャストに関しても、バンク沿いのカバーを狙うのでなければとにかく遠投
ルアーを引く距離を長く取って、少しでもルアーが魚の前を通る確率を上げようと考えていました。

しかしボートフィッシングを経験してからオカッパリに臨んでみると、こうした釣り方が出来なくなっている事に気付きました。
というのも、ボートを使えば湖中のあらゆる場所が射程に入ります。
するとどこにでも行ける反面、逆に行く場所を絞り込まなければどれだけ時間があっても足りません・・・。
その結果として、「一級の条件を揃えたピンポイントだけを釣り込む」習慣がいつの間にかついていったのです。

こうなってくると、同じ「ランガン」と言っても意味するところが全く変わってきます
どんどん歩いて池を一周するような“線の釣り”では無く、ピンポイントだけを繋げていく点の集合に。
ですから変化の少ないバンク沿いを、延々とキャストして歩くような釣りをやる気になれなくなってしまったのです。

つまり同じく歩き回って釣りをするとしても、
「この岬を釣ったら、(中間は飛ばして)隣の岬まで行ってからキャストしよう」という考えになっている事に気が付きました。

 

遠投の意味も変わった

同時に、キャストにおける遠投の意味も劇的に変わりました。
前述した様に、昔はとにかく距離を投げれば投げるほど、1キャストでカバーできる範囲が広がると考えていました。
ですからできるだけロングキャストした方が良いし、ロッドも長い方が有利だと思っていたのです。

しかし沖の地形を把握してからは、キャスト距離の意味は「狙っているポイントに届くかどうか」に変わりました。
ですから何が何でも遠投しようとは思わなくなりましたし、逆にわざとショートキャストする機会さえ増えたのです。
ロッドもオカッパリ用のロングスピンは手放してしまったのですが、いつも普通に使っている6~7ftのロッドで意外と充分
もちろん長い方がカバーできる範囲が広がるのは間違いないのですが、伸びた分の飛距離で届かせられるポイントって、意外と少ないと感じたのです。

もちろんフィールドタイプにもよりますが、バンクから2~30m以内のポイントって非常に多いと感じます。
逆に沖のポイントになると、数百メートルどころか数km離れていたりするので、キャスト距離でカバーするのはどのみち不可能なケースが少なくないかと。
そんなわけで昔に比べて、オカッパリで感じるロングキャストの必要性が劇的に薄れていたのです。

というわけで久しぶりに経験してみたオカッパリでは、全く新しい視点で釣りをする事が出来ました。
水中が想像出来ているのといないのとでは、こんなにも釣りが変わるのか・・・と言う事に、自分でも驚いた次第です。
逆に言えばオカッパリアングラーの方にこそ、(釣りでは無くポイントを知るために)ボートで地形を調べてみる事をお勧めしたいと思います。
(ちなみにこういうワイヤレス魚探↓もあるらしいのですが、便利なのでしょうかね???)

 

 
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    • ベノワ
    • 2017年 4月 29日

    シーバスルアーの世界では飛距離戦争の時代とも言えますよね。私は百メートル飛ばせれば釣れると考えていた時期もありました。なのでDEEPストリームからバス釣りに興味を持ってから、カバー打ちは十メートル以内で決着が着くことがかなり多いと知り、驚きました。
    遠くに投げ飛ばすことも大切なのかもしれませんが、足元の、灯台下暗し、じゃないですが近くのポイントに確実にルアーを落すということも釣れるようになるコツなのかなと思いました。

    • そう、まさにそうなのです!
      ボートからでも結局は岸際を狙うという事がとても多く、「オカッパリの足元」というのは非常に多いポイントだと思います!
      そして実のところ、シーバスにおいても足元の重要性は非常に高いのではと感じています・・・。

    • hi-engneering
    • 2017年 4月 30日

    非常に共感いたしました・・・というより実践しております(苦笑

    遠投命のオカッパリの方々が非常に多いのですが、シーバスにせよバスにせよ、私が撃つ場所は全て0~20m以内です。

    オープンエリアのデイゲームだと地形が分からないとこの限りではないとは思いますが、特に港湾シーバスのナイトゲームなんて、飛距離よりも如何に想像しているトレースコースを適切なスピードで予定しているレンジを通すか?が重要と考えます。

    バスはもっと索敵範囲は狭くしたほうがよい結果が出るような気も。実際にリールには30~40mくらいしかラインストックしませんし、10m前後を撃てれば十分ですよね。

    結局のところ、地形を把握することが最重要でポイントに近づけるか?近づけないか?くらいのもんで、ボートだろうがオカッパリだろうがそれほど大きな違いは無いと思います。

    • コメントありがとうございます!
      そして共感頂き本当に嬉しいです(^^♪
      多くの(特にソルトの)バンクアングラー同様、かつては私も「飛ばせば飛ばすほど釣れる」ように考えていたのですが・・・。
      結局のところ、hi-engneeringさんの仰る「想像しているトレースコースを適切なスピードで予定しているレンジを通すか?が重要」という事に尽きるのではないかと思います。

  1. 2018年 6月 30日

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