3Jul
釣り人を2つのタイプに分けるなら、オタクかヤンキーに分けられる!?
ターゲットに迫るアプローチは、理論かそれとも感性か・・・。
アングラーのタイプから、現代フィッシング・シーンを考えます。
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オタクorヤンキー!?
皆さんこんにちは、ディープストリームのKenD(けんでぃ)です。
日々マニアックなネタを取り扱う当サイトですが(苦笑)、本日は閑話休題。
ちょっとライトなネタと言う事で、「アングラーのタイプ」について考えてみたいと思います。
それと言うのもある時、知人のベテランアングラーさんと話していて面白いなと思った事がありまして・・・。
その方が仰るには、「釣り人を2つのタイプに分けるなら、オタクかヤンキーに大別出来るよね」とwww
そして当然、KenDはオタクだよね・・・という話になったわけです(爆)。
まぁ他愛の無い日常会話なのですが、良く考えてみるとちょっと面白いなぁと思えてきました。
それと言うのもアングラーのタイプと言うのは、釣りを構成する要素のタイプ分けにも通じるように感じたからです。
というわけで今回は、釣り人のタイプ分けについて考えてみたいと思います。
インテリ系とアスリート系
さて、オタクとヤンキーではちょっと口が悪過ぎるので(苦笑)、ちょっとここで言い換えてみようと思います。
あくまでもその時の会話の空気感での話ですが、
・オタク=理論的にゲームを組み立てるインテリ・タイプ
・ヤンキー=感性でフィールドを読むアスリート・タイプ
といったようなニュアンスがありましたので、これ以後はインテリ系とアスリート系と表現させて頂きます(笑)。
ここで面白いのは、釣りのジャンルによってインテリとアスリートの比率がだいぶ違うのではないか、と言う話でした。
話は色々なジャンルに及んだのですが、ごく簡単に結論を言うと「バサー(特にボーター)はインテリ系が多く、オフショアはアスリート系が多い」。
例えば慶応大学卒の田辺プロのように、バスプロには高学歴の方が多いように思います。
そしてオフショアでは大久保幸三さん等、丸太のような腕をされたアングラーが少なくないというイメージです。
(大久保幸三さんオフィシャルサイトより)
理論vs感性
もちろんこれは凄~く大雑把な分け方であって、実際には1人のアングラーの中でも、必ず理論的な部分と感性的な部分が同居しているはずだと思います。
ただしどちらの割合が高いか?という考え方で行くと、最近はバスのトップ・トーナメンターにもアスリート寄りの選手が多いように感じます。
例えば次々と神業キャストを決めていく青木大介プロや、独自の感性でバスの動きを嗅ぎ付ける福島健プロなど、感性派の活躍が目立つような印象があるのです。
しかし一方で今江プロや沢村プロなど、バスフィッシング黎明期のプロには高学歴なインテリ系アングラーが多いように感じます。
それはなぜか?と考えると、1つは年々上がってきている競技レベルに関係しているようにも思われます。
もはや今のTOP50選手であれば、理論的に考えられるような要素はほとんど皆が理解してしまっている・・・。
ですからそこからの+αで出し抜くには、フィールドのちょっとした変化を感じ取るセンスが必要なのかもしれない、と想像したりしています。
ただしフィールドが広大で要素が非常に多かったり、あるいはイレギュラーなコンディションであれば、理論的に戦略を組む能力が問われやすいと思います。
いつものセオリー的な釣りが通用しない状況では、ちょっとした食わせ方の巧拙ではなく、バスを探す力が強く求められるのではないか・・・。
ふとそんな事を考えていたら、台風通過後で大荒れになりそうな今週末のTOP50七色戦が楽しみになってきた、というお話でした(笑)。
(出場選手からしたら大変でしょうけど、見る方としては・・・ねwww)
※ちなみに人間と言うのは自分と似たタイプの方が心地よく感じやすいと思うので、オタクとヤンキーは仲が良くない事も少なくないと思います(笑)。
でもそういう違うタイプの人間同士が、同じターゲットを追うことが出来るというのもまた、釣りの素晴らしい所ではないだろうか・・・なんて感じる次第です。
(たぶん将棋の棋士だったらインテリしかいないでしょうし、100m走ならアスリート系ばかりでしょうからwww)
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コメント
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いやー実に面白い。こういう話大好きです。
ありがとうございます、まぁちょっとしたライトな話ですが、お楽しみいただけたのであれば嬉しく思います(^^♪