アメリカBASSトーナメント参戦を目指すアマチュアバサー、KenD(けんでぃ)の奮戦記をお送りします。。。

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:[D] 最新ベイトフィネスは、スピニングを超えたのか!?

新たなブレーキシステムが実現した、革命的スプールレスポンス。
最新ベイトフィネス機は、いよいよスピニングを超えるのか!?
仁義なき飛距離対決、実験スタートです!!

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最新ベイトフィネス機vsスピニング

皆さんこんにちは、ディープストリームのKenD(けんでぃ)です。
ブレーキシステムから一新し、異次元のレスポンスを実現した17カルカッタコンクエストBFS-HG
16アルデバランに端を発したNEWスプールは、ベイトフィネスの新時代を拓いたと言って良いほどの進歩を遂げたと思います。

それにより、スピニングの領域だったルアーまでもがベイトで扱える事に・・・。
これまでのベイトフィネス機を一気に過去に置き去る進化と言えますが、果たしてスピニングと比べた場合のキャスタビリティはどうなるのでしょうか?
と言うわけで今回は禁断の(?)、最新ベイトフィネス機とスピニングリールの比較をしてみたいと思います。

 

飛距離勝負では完敗


 
さて、比較テストに用いたのはPE0.6号を巻いたスピニングタックル。
これで前回までの実験同様に、ビーフリーズ65Sを投げ比べてみます。
その結果は・・・まずは下の動画をご覧ください。

その飛距離は、安定して30m前後をマーク。
ラインセッティングを色々工夫しても20~24m程度にとどまったベイトタックルに比べると、その飛距離の差は歴然と言って良いでしょう。
つまり最新ベイトフィネスリールを用いてもなお、軽量ルアーの飛距離はスピニングの圧勝と言えるように思います。

ここで鋭い方は、「ベイトの実験ではPE1.5号フロロ8lbを用いているのに、スピニングはPE0.6号なので公平な比較では無いのでは?」と思われるかもしれません。
確かに理論的な実験比較としてはその通りだと思うのですが、ではベイトでPE0.6号を快適に使えるか?というと、個人的にそれは難しいのではないかと・・・。
負荷を掛けて引っ張った時の糸噛みや、バックラッシュ時に「ガクッ」と止まると投げ切れに繋がりやすいので、実釣上かなり厳しいと感じているのです。
(ただし渓流で使用するような2gとかの極軽量ルアーですと、また話が違ってくるそうですが・・・)

その意味でスピニングタックルは、細糸PEが「快適に」使えるという意味でアドバンテージがあると判断。
ですから実釣に用いるタックルセッティングに近い状態での比較と言う意味で、あえて異なるラインでの比較を行った次第です。

 

ベイトフィネスに意味はあるのか

そんなわけで軽量ルアーの飛距離に関しては、いまだ圧倒的なアドバンテージを持つスピニングタックル。
空気抵抗の少ない重量級ルアーならまだしも、やはり5gクラスではベイトに勝ち目は無いようです。

しかしそうだとすると、このクラスをわざわざベイトキャスティングする意味はどこにあるのでしょうか?
最終回となる次回は17カルカッタコンクエストBFSの使い所と、その存在意義を考えてみたいと思います。

 

 
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    • もりぞー
    • 2017年 7月 20日

    はじめまして。いつも楽しく拝見しています!

    私はチニングメインの陸っぱりアングラーですが、0.6号のPEラインを実釣で快適に使用していますよ。
    (シーバスは1号、バスは0.8号を使用)

    日中の淀川をホームにオープンウォーターでのフルキャストの釣りをメインに展開。
    今年チヌ・キビレを604枚釣っている内、568枚が0.6号のPEラインを巻いたベイトタックルでの釣果です。

    リール:①メタニウムmgl+KTFバーサタイルフィネススプール ②スティーズSVTW ③アルデバランBFS
    シンカー:5.3g・7gをメインに、3.5g~14gを使用。(テキサスリグ)
    ライン:アーマードF+0.6号を100m(アルデは75m)

    糸噛みは
    ①高速リサイクラー2.0でテンション掛けて巻く
    ②ドラグ使わずクラッチファイト(ドラグで糸を出すと糸噛みします)
    ③根掛かり切る際はラインを手で手繰る

    投げ切れは
    ①事前にラインを濡らしておく(車から降ろす際にPEにシュッか霧吹きで水)
    ②もしくは第一投はフルキャストを避け、ふわっと投げてラインを水に浸けて濡らす

    これで回避可能です。

    バックラッシュはブレーキ調整も大切ですが、キモはロッドの選択です。
    ベイトモデルのフルキャストではベリー~バットへの荷重移動が重要。ティップが柔らかくバットが硬い、スピニング然としたアクションのロッドだと、ベリー→バットにウェイトを乗せきれ無い上にベリー→ティップに荷重が移る際にティップがひしゃげて反発せずリグウエイトを飛距離に換えることが出来ません。

    仰る通り7g超のリグをフルキャストした際にバックラッシュすると確実にキャスト切れしますが、荷重移動がスムーズに行えるよう設計されたロッドであれば、バックラッシュしないですね。(もちろん個々の技量にも左右されます)
    なので、ぶっちゃけバス用のベイトフィネスロッドだとフルキャストで飛距離出すのには不向きです。気を使います。
    (あるにはあるけど、選択肢が非常に少ないです)

    0.6号を使う最大の理由は風と流れに強いことです。
    ヤフー天気で風速10m/s以内ならベイトタックルで普通に釣りが成立します。

    アーマードF+を使うのは、そこそこ高比重でハリの強さがあり撥水性が強いからです。
    単純な高比重ならオードラゴンやセフィアですが撥水が弱く、実釣中に水を纏うとスプール総重量が変わり飛ばなくなります。アーマードF+は実釣中に使用感や飛距離の変化・低下がほぼ無いです。それにハリがあるラインは無いラインに比べ風に強い。

    記事にケチを付けるつもりでは無いのですが、カルコンBFSの32mmはスプール径的に「5g前後のスモールプラグをスムーズに(低弾道でカバー際に)正確に飛ばす」もので、単純にオープンエリアで飛距離を出したい(オーバーヘッドでフルキャスト)なら34mm径の軽量スプールを使うのが正解ではないでしょうか?スピニングとの飛距離対決ならなおさらです。

    それにしても、道具の進化は凄いですね。
    長文失礼しました。

    • いつもありがとうございます!
      やり込んでいらっしゃる方からの詳しいアドバイス、本当に嬉しく思います(^^♪

      バックラ時の投げ切れは悩まされておりまして、PEにシュッ!は早速試してみたいと思います!
      そして確かに初速を上げるようなキャストは不向きと感じておりまして、ふわっと投げを心掛けようと思いつつ上手くいかない日々です(苦笑)。
      ちなみに、ロッドは具体的に何を使われていますでしょうか?

      そして「5g前後のスモールプラグをスムーズに(低弾道でカバー際に)正確に飛ばす」・・・とのご指摘、まさにだと思います。
      正直に言うと、次回の最終回で結論をそこに持っていこうと思っていたのですが、先を越されてしまいました(爆)。

      あと興味深いご指摘としては、5g前後のスモールプラグでも、飛距離重視なら34mm径が有利なのでしょうか?

    • もりぞー
    • 2017年 7月 20日

    レスありがとうございます。

    厳密には34mm(※サードパーティ製軽量スプール+7フィート台のロッドに限る)です。
    ストロークの短い6フィート台だったら32mmが正解かも…。

    ロッドはオリムピックです。
    ①ヌーボフィネッツァ762ML(オープンエリアのフルキャスト)
    ②ヴィットーリア69ML(ピッチングメイン港湾カバー撃ち)

    (フェイスブック等を見る限り、来年発売予定のシルベラードベイトモデルもPE0.6号でテストしている模様)

    メタニウムmglもスティーズも、初速はメカニカルブレーキの調整で(クラッチ切ったらスルスルと落ちるくらいに)殺して思い切り振り抜いていますが、まずもってトラブらないですね。

    メタMGLのSVSはブレーキ1つONで外部ダイヤル3・4・5あたり。
    スティーズは外部ダイヤル4か5です。
    低慣性なスプール+PEは勝手に止まる傾向にあるので遠心&マグブレーキは解放気味が良いです。

    強烈な横風を受けてラインが膨らむような状況だと、メタニウムはレベルワインドが追いつかずバックラに繋がるのでSVSの外部ダイヤルを強める必要がありますが、スティーズはそのまま振り抜けます(TWSの恩恵でしょう)

    ラインはアーマードF+を一度試してみて下さい!
    ハリが強いので巻いてすぐ使うとキャスト時に膨らんじゃうので、最低1晩は馴染ませるのが良いです。

    • アツいアドバイス、ありがとうございます!
      ブレーキセッティングの要等、非常に参考になります(^^♪
      アーマードFもぜひ試してみたいと思いますので、また色々教えて下さい<(_ _)>

    • フカ
    • 2017年 7月 20日

    実は私もアーマードF+0.6号でチヌ、メバルをはじめ、バス、シーバスも含めたさまざまなライトゲームを楽しんでいます。私は探り探りの状態ですが、ベテランアングラーと同じ解に至った事を嬉しく感じるとともに、少し安堵しています。
    タックルはRevo ALC-BF7とジャクソン デュナミス601UL-ASで、中、小規模河川のウェーディングや港湾部でのライトゲームが主な出番です。今回の記事の要旨からは外れてしまいますが、遠投能力よりもベイトならではのダイレクト感と、ラインをいたわるファイト能力を重視したタックルセレクトです。
    ベイトPEのキャストに関しては、ティップの移動速度を一定にするイメージで、ストロークの長いキャストをするとバックラッシュを減らしつつ飛距離も稼げると思います。村上晴彦さんのキャストが参考になるかもしれません。
    アーマードF+のメリットはもりぞー様の仰るところに加え、ラインの傷の確認しやすさと、水馴染みがPEにしては良いため、モノフィラに近い水中ライン角度。デメリットを挙げるならば、独特の癖と、折れに弱いところでしょうか。水馴染みも場合によってはデメリットになるでしょう。
    D社のまわし者ではありませんが、現状1.5号以下はアーマードF+ばかり選んでしまいます。

    • これまた貴重な情報ありがとうございます!
      みなさん結構ベイトで0.6号使われているのですねΣ(゚Д゚)!!
      「ティップの移動速度を一定にするイメージ」、名言だと思います!
      参考にさせて頂き、練習に励みたいと思います<(_ _)>

  1. 2017年 7月 24日

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