19Sep
ライトプラッギングに異次元の使用感をもたらす、“17コンクエストBFS”
後はその汎用性の無さを、何とか克服できないものか?
PEセッティングを用いた、バーサタイル化への試行錯誤をシェアします。
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コンクエストBFS・バーサタイル化計画
皆さんこんにちは、ディープストリームのKenD(けんでぃ)です。
軽量ルアーの巻き物に、新たな時代を拓いた“17カルカッタコンクエストBFS”
圧倒的なスプールレスポンスは、他のベイトフィネスリールの追随を許さない次元と感じました。
しかしこのリール、8lb-45mというラインキャパシティ以外のスプールが選べず、「汎用性が低い」という弱点を抱えています。
剛性は充分なので、このリールで中~重力級のルアーまで巻ければ非常に使い勝手が良くなるのに・・・と思うと非常に残念。
というわけで今回は、何とかして17コンクエストBFSをバーサタイルに使うための試行錯誤をシェア致します。
ベイトPEという選択
そこで私が考えたのは、1.5号のブレイデッドラインを使ったベイトPE化作戦でした。
PEで1.5号あれば大体20~30lb程度の強度がありますので、重量級ルアーでも十分な強度が得られます。
そしてこれなら限界まで巻けば75m、多少控え目に巻いても60m程度はストックする事が出来たのです。
これに状況に合わせたリーダーシステムを組めば、幅広いウェイトのルアーに適応するはず・・・。
ラインの比重に関しても、最近出たYGKよつあみの高比重PEライン”オードラゴン“を組み合わせれば、浮きあがりも最小限に抑えられます。
(これについては、また別の記事で書きたいと思います)
これなら5gシャッドからフルサイズクランクまで使える、スーパー・バーサタイル巻き物リールが完成するのではと期待が膨らんだのです。
小径スプールとベイトPEの相性
しかし実際に使ってみると、すぐにある現象に悩まされました。
それは「バックラッシュと投げ切れ」・・・。
レスポンスの鋭い32㎜小径スプールは、軽いPEラインを合わせるとあまりにも回転の立ち上がりが早過ぎて、キャスト直後のライントラブルに悩まされる事になってしまったのです。
もちろんブレーキを強く掛ければ解決する話なのですが、こうするとキャスト後半の伸びが激減・・・。
結果として、トラブルレス性を求めると飛距離がかなり犠牲になるというジレンマに悩まされる事になってしまったのです。
遠投という観点からすると、ほぼ全てのウェイトレンジで15コンクエスト100+アベイルスプールの組み合わせに負けるという印象でした。
サイドハンドなどのテクニカル・キャストのレスポンスでは、やはりコンクエストBFSが一歩抜きんでているのは変わりませんでしたが・・・。
そのメリットも、ルアーウェイトが重くなるほど小さくなっていくイメージでした。
というわけでPEラインを合わせる事である程度バーサタイルに使えることが分かりましたが、その使用感は正直言って快適なものとは言えませんでした。
この用途なら、上記のアベイルスプールの組み合わせが一番快適なのではないかと思います。
というわけでコンクエストBFSの汎用性を上げるべく色々トライしてみましたが、なかなか難しかったというのが本音です。
(もちろん、使えなくは無かったですが・・・)
やはりこのリールは軽量ルアー「専用」モデルとして、細糸のみで運用するのが正解のようです。
というわけでライトプラグの使用頻度が高い方には素晴らしい一台だと思いますが、個人的には購入する事は無いという結論に達した次第です。
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コメント
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こんばんは!アベイルなどでナイロン12lbが50メートル程度巻けて、重量がUPしたスプールを発売してほしいですね。
こんばんは!まさにそれ、欲しいですね~(^^♪