27Mar
色々なプロのアドバイスが、それぞれ皆違っている・・・。
釣り雑誌を開いても、何を信じて良いか分からない!?
釣りの話がバラバラになる、“サイズ”という原因を考えます。
魚のサイズ別の違い
皆さんこんにちは、ディープストリームのKenDです。
桜も見事に咲き誇って、まさに今や春爛漫ですね・・・。
多くのアングラーの方々が、釣果の花を咲かせられる一週間になると良いなと思います。
(ランチアさんとの早明浦釣行、楽しかったです・・・厳しかったですがwww)
さて今日は、魚の”サイズ“についての違いの話。
よく私たちは、ブラックバスはこう、シーバスはこう・・・という風に魚種別に考えている事と思いますが・・・。
実は同じ魚でも、サイズによって色々な事が劇的に違う</strong>のではないかというお話です。
生態の違い
さてまずは、サイズによって生態そのものが結構違うという事があると思います。
例えば冬、漁港のような閉鎖水域で越冬中の小バスが釣れる・・・といった傾向があると思いますが、逆にランカーは釣りづらいのではないでしょうか。
そしてロクマルのようなマグナムサイズは、冬でも案外と水通しの良い大場所で釣れたりするように感じています。
こうした場所の好みのほかに、食べ物も結構違う事があると考えています。
私が琵琶湖で釣った55UPのお腹からはほとんどがブルーギル、後はシャローだとザリガニが出てきたのですが・・・。
逆に30cm位のバスからは、鮎の幼魚のような小さなベイトが出てくる事が多いように感じています。
(これはソルトですが、魚に胃の中身を吐かせるのが趣味であります。。。)
このようにたとえ魚種が同じであっても、サイズによって魚の行動というのはかなり異なっているのではないかと考えている次第です。
合わせるタックルの違い
そして上の生態とも繋がってくる事ですが、サイズによって適切なタックルも全く違ってくるように思います。
例えばシーバスはバレやすい魚として有名ですが、ある時知人に「トラウトロッドを使うとバレにくいよ」と教わり試してみたのです。
確かに40cmくらいまでならバレにくくて良かったのですが、50cmを超え出すとリフティングパワーが追い付かず、全然魚が浮いてきません(汗)。
結果としてカバーに巻かれてしまうなど、大型に対しては使い物にならない事を身を持って教えられました。
それから以前ヒロ内藤さんのセミナーで教わったのですが、ビッグフィッシュと言うのは噛む力が非常に強いのだそうです。
時には全く針先が立っていなくても、くわえているだけでしばらくファイトが出来てしまうほどだとか・・・。
(もちろん、口を開けた瞬間にバレるわけですが)
しかも小型に比べて口が硬いので、比べ物にならないほどフッキングパワーが必要になるというお話でした。
これは個人的にピンとくる話だったのですが、琵琶湖のアングラーはフックの貫通力を重視したセッティングを好むように感じます。
例えば好例だと思うのが、“キャリラバ“と“ヘッドロックジグ“という2つの名作フットボールのフックの構造の違いです。
針先が外向きでストレートフックのように「掛かり」を重視したキャリラバに対し、内向きに眠った針先で「刺さり」を重視しているヘッドロックジグ。
もちろん「魚を掛ける場所の距離」という、ディスタンスの違いもあるとは思いますが・・・。
(おそらく)40~50cmクラスをターゲットにしているであろうキャリラバに対し、60UPに照準を合わせているヘッドロックジグと言う、対象サイズの差がコンセプトの違いに表れているのではないかと思う次第です。
釣り方もタックルセレクトも、色々な人がそれぞれの意見を持っているので、雑誌等を読んでも「一体どの話を信じたら良いの!?」と思う事が少なくないかもしれません。
もちろん通っているフィールドの問題や、釣り方などのスタイル(クランカーだとかフリッパーだとか)にも大きく左右される事でしょうが・・・。
このように話がバラバラになるのは、狙っているサイズの違いも1つの原因かもしれない・・・という事も、頭の片隅に置いておくとよいのではないでしょうか。
(35cmを5本揃えるのと、60UPを1本獲る前提で話しているアングラーでは話の内容が全然違ってくるかと思いますので)
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