30May
オーバーハングの最奥を、華麗に攻め抜く“スキッピング”
しかしベイトで投げるのは、苦手な人も少なくない?
自由自在にスキップさせるための、2つのポイントをシェアします。
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長良川キャスティング修行
皆さんこんにちは、ディープストリームのKenD(けんでぃ)です。
ここ最近は理由あって(?)、長良川にコツコツと通っておりまして・・・。
先日も釣り?キャスティング修行?に行って参りました(苦笑)。
恥ずかしながら私、琵琶湖でフルキャストばっかりしているのでテクニカルキャストが大の苦手・・・。
ですので冗談では無く、本当にキャスティング・スキルの向上に努めている日々です。
というわけで今回は、四苦八苦しながら取り組んでいるスキッピングのコツについて考えてみたいと思います。
コツは”軌道”と”リリースポイント”
さてスキッピングが苦手な私がまずやらかしてしまうのは、「手前にルアーがズボッと突っ込んでしまう」というミス。
オーバーハングの下などに低く入れようとし過ぎるあまり、ルアーを水面に叩きつけようとしてしまうのです。
この時のルアーの軌道は、下の図のようになっている事と思います。
ここで重要なポイントは軌道が下向きになっているという点で、これにではルアーが水面に突き刺さってしまいます。
つまりまずは、ルアーの「軌道が水平」でなければいけないというわけです。
では次に水平にルアーを投げたとして、よくやってしまうのが「オーバーハングした木に当たってしまう」というミス。
これはどうして起こるかというと、“リリースポイントが高過ぎる“事が原因だと思われます。
もちろん天ぷらキャストはNGですが、軌道が水平でもルアーを離す位置が良くないとこうなってしまうと思うのです。
結論としてスキッピングを成功させる重要なコツは、“水平軌道“と“低いリリースポイント“の2つにあると言えるのではないでしょうか。
その他の豆知識
上記の2つのポイントさえしっかり押さえれば、スキッピングは難しくない!・・・はずですが、不器用なKenDはそれでもよく失敗してしまいます(苦笑)。
そこでいくつか成功するための小技を紹介してみますと、まず1つ目は「タラシを短く取る」ことではないかと思います。
ほとんどラインを出さない位にしておいた方が、よりリリース時に水面ギリギリを通しやすくなるのでぜひ試してみて下さい。
次にブレーキセッティングですが、コツは「メカニカルブレーキを締める」ことではないかと思います。
スキップ時にどうしてもバックラッシュしてしまいがちなのですが、遠心やマグネットブレーキを強くしても意外と効果が薄い・・・。
これは急激に落ちるルアーのスピードにブレーキが追い付かない(特に遠心)ためだと思うのですが、メカニカルならいつでもブレーキ力が抜けるという事がありません。
ですのでマグ&遠心はあまり触らず、キャスコンで調整するのが個人的なお勧めです。
それから「何バウンドさせるか」というスキップの回数も重要で、あまりたくさん跳ねさせると距離が殺されてしまいます。
ロングキャストしたい場合は少し軌道を上げ目にして、最初にスキップする位置を遠くに持っていくと良いのではないでしょうか。
(オーバーハングの手前で、ワンバウンドするくらいがよく飛ぶかと・・・)
そして最後になってしまいましたが、ある意味一番大切なのが「ルアーセレクト」。
フロッグやスイムベイト、重めのラバージグ+平らなトレーラーなど、スキップしやすい重くて扁平なルアーを選ぶのが大前提だと思います。
慣れればスピナーベイトやバズベイトでも出来るそうですが、KenD程度の腕ではとうてい実用レベルに及ばない次第です・・・(汗)。
(ウォーイーグルのスカートレスバズで練習しているのですが、これがなかなか・・・)
というわけで、他人様に偉そうなことを言える腕では全くありませんが・・・(苦笑)。
テクニカルキャストが苦手な皆様、一緒に練習に励みましょう!!
(フロッグですと、中でもブロンズアイフロッグ65は投げやすくてお勧めです)
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コメント
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ベイトのスキッピングはダイワのSVスループ搭載のリールやシマノのDCだと
今まで一生懸命練習したの何だったの?って位簡単に出来ますw
スプールも大事ですよね~。
SVスプールはやりやすいと思いましたが、DCもですかね?
今度またやってみます!
僕は遠心で基本釣りしてるのでスキッピングは遠心が1番やりやすいです!やっぱりメカニカルは締め気味がいいですね!これからは高比重ノーシンカーを多用するので必要なスキルですね!
遠心は特に、メカニカル締め気味がやりやすいですよね(^^♪
高比重ノーシンカーもすごく良いと思います!
動画では、KenDさんはスキッピングする時、必ず両手を使っているようですが、フロッグなど軽めのルアーなら、片手だけでスキッピングをした方が断然やりやすいですよ。
どうしても、重めのルアーをスキッピングさせたい時は、両手を使いますが、キャストする方の手の反対の手は、手を添える程度にしてやると、やりやすいです。
私は、添える手はグリップエンドを軽く持つ程度にしていますが、基本的にスキッピングは片手だけでやります。
スキッピングは手首の自由度がキモです。
バズベイト、スピナーベイトをスキッピングさせる時は、トレーラーにイモグラブやバックスライド系ワームをイモ化したものを使うとやりやすいです。
私は、ノリーズのフリップドムをトレーラーにして使っています。
ワーム単体では、デプスのサカマタシャッド8インチはスキッピングに最適です。
スキッピングさせたいルアーは、ある程度重めで、ロッドのシナリ「反動」を利用できるものが良いですね。
スキッピング頑張って下さい。
アドバイスありがとうございます!
そうなんですよね~、確かにシングルハンドだとバックハンド時の自由度が段違いですもんね・・・。
実は私、スキッピングに関わらずシングルハンドでのキャストが上手くできないのです(苦笑)。
リストが弱いのか?竿が長いのか??ちょっと頑張ってみます(;^ω^)
シングルハンドが苦手でしたか(笑)
シングルハンドの場合、ロッドは短めの方がやりやすいですが、実用性を考えると、長さは66、610、長くて7ぐらいですかね。
私は72ぐらいまでやりますが、慣れが必要かもしれません。
シングルハンドの場合、手首を支点にするので、あまり軽すぎるリールは向きません。ロッドが軽い分、少し重量のあるリールの方がやりやすいと思います。重すぎてもダメですが(笑)
サイド、バックキャスト、スキッピング時は、ロッドを振り切らず、自分の真横ぐらいで手首を止めてしまう感じにするとやりやすいと思います。テイクバック後、自分の真横でピタッ!と止める!!わかりますかね~汗文章だと説明が難しいです。
シングルハンドキャスト頑張って下さい。
72ですか!?す、すごい・・・。
個人的に良く曲がる6ftくらいのロッドならいけるかなと思っていましたが、オーバー7は未知の領域です(;^ω^)
取りあえず、やりやすいものからチャレンジしてみたいと思います、ありがとうございました!
デスアダーは最高にスキップさせやすいですよ
デスアダー良いですね!
個人的にはスティックも投げやすくて好きです(^O^)
ベイトのスキップですが、メカは弱めの方がいいと思いますよ、後はキャストした後のロッドコントロールでロッドの先を上にあげるように飛んでるルアーをコントロールするような感じで、サークルキャストで低弾道キャスト→竿先を上にで練習すれば出来るようになると思いますが、ボチャンと行くのは、スキップに意識が行きすぎて力みすぎだと思いますが
アドバイスありがとうございます!
メカ弱めですか?それは意外でした!
ティップ上げ目でトライしてみます(^^♪
スキッピングが全然上手く出来ずバックラッシュばっかりだった私でしたが、Kさんと同じく「キャスト直後にロッドティップを上に上げる」ことに意識を向けるとバックラッシュすることがなくなりました。また、軽いキャストでもスキッピングしてくれるようになりました。
おそらくKenDさんの1枚目の絵のような、水面にルアーが刺さることを回避しやすくなるんだと思います。
ただ、トップガイドとラインに角度がついて摩擦抵抗が増えるので、飛距離は少々落ちちゃいますが。
なるほど、ありがとうございますやってみます(^^♪
いつも楽しく読ませてもらっています。
私も練習していて気が付いたことがあります
もちろん動作的な部分やセッティングも大事だと思いますが
自分の中で上手くいくようになったのは 目線 です。
どうしても手元に意識がいきがちですが目線をキャストする先にして低弾道で投げれば上手くスキップしていきますので。
是非お試しあれ!
こちらこそ、いつもありがとうございます!
目線は確かに重要ですね~・・・。
そこにも気を使って練習してみたいと思います(^^♪