18Sep
ブ厚いマットカバーを撃ち抜く、豪快なパンチング。
極限のヘビーカバーに耐える、タフなPEはどれなのか?
太糸直結PEの決定版、”サフィックス832“を紹介します。
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腰が強くてトラブルレス
皆さんこんにちは、ディープストリームのKenD(けんでぃ)です。
さて今回は、1oz超のヘビーテキサスでカバーを撃つ“パンチング”について。
直結で使用する太糸PEラインのおすすめを紹介したいと思います。
結論から言うと個人的なベスト・パンチングPEはラパラの”SUFIX832“で、これの65lbを愛用しています。
その最も大きなメリットは、ライントラブルを起こしにくい「コシの強さ」。
ブレイデッドラインはあまりにもしなやか過ぎて、ガイド絡みが多発しやすいと思うのですが・・・。
このラインは適度な張りがあり、多少の風があっても快適に使うことができると感じています。
しかもこのコシが「持続する」というのも、見逃せない大切なポイントです。
張りのあるコーティング系のPEもいくつかあるのですが、コートが剥がれるとすぐにフニャフニャに・・・。
結果として長く使えないものが多く、その意味では素材自体が硬い(?)SUFIXは非常に重宝するのです。
(逆に言うと一番最初はちょっと硬過ぎるのですが、1日使うとちょうどよい感じに仕上がり?ます)
適度な重さと強さ
それからSUFIX832は、高比重のシンキングPEであるという特徴もあります。
8本編みの繊維の1本を重いゴアテックス(?)にすることで、ラインの自重がUP。
これによって比重約1.11という、ナイロンに近い重さを実現しているのです。
(chapmansanglingより)
用途がパンチングということもあり、正直これによってラインの沈み方が違う・・・と実感しているわけではありません。
しかし横風が吹いた時などは、ラインの流され方に明確な違いを感じることができるレベル。
上に書いたコシの強さと相まって、非常に使いやすいトラブルレスなPEに仕上がっていると思います。
ただし重さという意味では、比重1.33のスパイダーワイヤー・フロロブレイドが圧倒的。
しかし実際に使ってみたところ、混ぜ物が多いためか(?)強度・耐久性ともにかなり劣ると感じました。
65lbのPEなんて切れないだろうとタカをくくっていたのですが、2発もラインブレイクの憂き目を見ることに・・・(泣)。
どうしてもこの重さが欲しい場合、パンチングでは80lbを巻いておいた方が安心だと思います。
(試しに買ってはみたのですが、50lbは正直怖くて使えないです。。。)
それなりに滑らかで安い
しかしいくら硬い・重いとはいっても、そこはさすがに8本撚り。
4本撚りラインのように、派手な糸鳴りがするということはありません。
カバーとの擦れ音もさほどではなく、まずまず滑らかなラインと言えるのではないかと思います。
最後に価格がリーズナブルというのも、ユーザーとしては大切な要素。
特に600yd(550m)巻きを買っておけば、耐久性も高いのでよほど何年も使えると思います。
ただし国内では太号柄が廃盤(?)になってしまったのが、唯一の弱点かもしれません・・・。
(アメリカンタックルに強いショップさんか、タックルウェアハウスで注文するのがよろしいかと)
というわけでトラブルレスで使いやすく、強さ・耐久性・滑らかさのバランスが取れた“SUFIX832“。
琵琶湖フリッパーの方々とラインの話をすると、予想以上にみんなが使っていて驚いたことがあります(笑)。
アメリカでも定番ラインとなっているようですので、未経験の方はぜひ試してみて頂きたいと思います。
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