25Sep
数々の歴史を紡いできた、Bassmasterの最高峰“エリートシリーズ”
しかしいきなり来年、有力選手が続々離脱!?
激動の米国トーナメントシーンにフォーカスします。
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“バスプロツアー”の嵐
皆さんこんにちは、ディープストリームのKenD(けんでぃ)です。
昨日お届けした、2018エリートシリーズのクライマックス「AOYチャンピオンシップ」の結果。
若きジャスティン・ルーカス選手が、見事初の栄冠に輝きました。
しかしその一方で、アメリカのトーナメントシーンにはハリケーン級の嵐が吹き荒れています。
その渦の中心は、以前も紹介した新シリーズ「バスプロツアー(BPT)」・・・。
鳴り物入りで登場した超大型ツアーに、なんと有名選手がこぞって移籍するのではという予測が流れているのです。
(MLF HPより)
Basser紙でおなじみの雨貝健太郎さんのtweetによれば、なんとあのKVDをはじめ、スキート・リースやマイク・アイコネリといったトップスター達はみなBPTへの移籍を「確定」しているとの事!!
現状、有名選手の中ではKVDとスキート、アイクの3名は来期BPTに参戦することが確定してます。エリートと日程重複なくても、W参戦は試合数多すぎなのでBPTのみでしょう。つまり彼らのような有名選手は来期エリートに出ない。それが現実になりそう。
— 秘密のアマケンノート (@AmakensNote) 2018年9月22日
さらにはアーロン・マーテンスやディーン・ロハスなど、超有名選手が続々とそれに続く動きを見せているというのです。
しかもベテラン勢のみならず、ジョーダン・リーやジェイコブ・ウィーラーなどの新世代スターまでもがBassmasterを去るのではという予測もされているというのですから驚くほかありません。
もはやこうなってくると、エリートの主力選手がごっそりBPTに移ってしまうという衝撃の事態すら現実になりかねません。
他にもアーロンやロハス、レーン兄弟など強いベテラン勢は皆BPTに移る模様。個人的にはリー兄弟やJウィーラーなど若くて才能のある選手がどう動くのは注目してるのですが、驚いたことに彼らも動きそう。ちなみに、大森貴洋はMLF創設メンバーなので確定。
— 秘密のアマケンノート (@AmakensNote) 2018年9月22日
そして我らが日本代表、大森貴洋選手も来期バスプロツアーへの移籍が「決定」しているとの事。
大森選手は新シリーズの創設メンバーの一人なので、当然という流れのようですが・・・。
これは同時に、渡米以来挑戦し続けてきたBassmasterシリーズからの引退(卒業?)を意味します。
なぜなら両ツアーともに試合数が多い上、日程が重複しているのでW参戦は不可能となっているからです。
来期に関しても新情報が出てきてます。まずBPTを受けて、B.A.S.S.は来期エリートを大改変することを発表。具体的には選手数は現110名から80名に縮小(BPTも80名)。さらに全8戦の各戦最下位に賞金$2500を保証し、悪成績でもエントリーフィー半額が戻る仕組み。大きく譲歩してきました pic.twitter.com/vjeMrrh41U
— 秘密のアマケンノート (@AmakensNote) 2018年9月22日
ですからもしかしたら、もう今後はクラシックに出場する大森プロを見ることは出来ないかもしれない・・・。
このあまりの変化の早さに、個人的にはちょっと頭がついていかないというのが正直な感想です。
ともあれ時代は、私たちの想像を遥かに超えるスピードで加速的に変貌を遂げていくのでしょう。
AOYチャンピオンシップDay2を終えて日本勢2人の暫定ランキングは深江真一44位、大森貴洋49位。クラシック出場資格はランキング上位35位+若干名。この「若干名」はオープンとの重複分など。現状BレーンとWストレーダーの2名の可能性が濃厚。よってエリートからはランキング37位がボーダーか pic.twitter.com/Ou1LzQ48oz
— 秘密のアマケンノート (@AmakensNote) 2018年9月22日
しかしこうした米国トーナメントシーンの変化は、バスフィッシングの健全な成長をもたらすのかもしれません。
BPT(というかMLF)は、情報戦になりがちであるといったトーナメントの現状を、より良い形に変えていこうとする選手たちの声から生まれたとの事。。。
こうして「あるべき理想の競技」を求めて複数の団体が競い合う事で、切磋琢磨の中からさらに良いフォーマットが生まれていくのでしょう。
このように健全な競争が存在することが、アメリカのトーナメント文化を素晴らしいものにしてきた大切な要素なのだと思います。
というわけで、クラシックを戦う大森選手の姿が見られなくなってしまうとしたら非常に寂しいことですが・・・。
まだ誰も見たことのない、新しいトーナメントの未来形を思うと胸が次第に高鳴ってきます。
深江選手はどうなるのか?宮崎選手はエリート復帰できるのか??そしてBPTのLIVE放送は???
大いに期待しながら、さらなる続報を待ちたいと思います。
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:[速報] ジャスティン・ルーカス決めた!!2018エリートAOY
ついに憧れの霞ヶ浦へ。ドキドキが止まりません…!#霞ヶ浦 #バスフィッシング #東のビッグレイク #昔から憧れでした #景色を見るだけでドキドキ #さあ魚は釣れるのか…?
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コメント
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2019年 5月 20日
KenDさんこんにちは!競技フォーマットがMLFと同じコンセプトなら相当面白いですよ!!有料メンバーでは無いのでいつも尻切れのアーカイブやYoutubeで見てますが、ライブ感がほんと凄くて。リリースの際バスを放ってはいけないとか(魚に優しい)あらゆるペナルティールール、総匹数無制限(小バスラッシュでも生き残れる)、リアルタイムでわかる他の選手の重量など、プラができない以外にもゲーム性がかなり高いレギュレーションで、視聴者にも競技者にとってもかなりエキサイティングなトーナメントだと思います。なんかスピード感すごいんですよ〜。日本でもアベマあたりで生でこういうのやってほしですね〜。あーまた熱っぽく殴り書いてしまった失敬!!
どうも!コメントありがとうございました(^^)
MLFのライブ放送、皆さん高評価のようで期待が膨らみます〜!
視聴料がどうなるかが気になるところですが、楽しみに待ちたいと思います!!
B.A.S.S.から有名選手がごっそりいなくなるのは寂しいですが、大森選手のインタビューで、ウィーラーで優勝した年の成績でも収入は普通のサラリーマンと同じ程度しか残らないと不満を口にしていたので、B.A.S.S.も変わらないといけない時期だったのかもしれませんね。
FLWに対抗してエリートを創設したときからつみ残してたエントリーフィーなどの課題が解決できてなかったので、
そうですね〜、やはりプロが食べていけないようなフォーマットではいけませんよね…(^_^;)
寂しい事ですが、これをチャンスにB.A.S.Sにも大改革を期待したいですね!!
初めてコメントさせていただきます。
いつもこちらのサイトは楽しく拝読させていただいております。
私もアメリカのバスプロトーナメントの情報をトレースしてプラグに書いているのですが、今回のこの記事は衝撃的でした。
非常に詳しく、因果関係も含めて書いていただいているので、もしよろしければこちらの記事のリンクを貼らせて頂いてもよろしいでしょうか?
今後も記事、楽しく読まさせていただきます(^^)
コメントありがとうございます!
「NABRA Chase Fishing」さん、ですよね?
私ソルトもやりますので、ブログ拝見させて頂いております!
ご丁寧にメッセージ頂けて大変うれしく思います、当HPはリンクフリーですので、どんどん貼って頂ければ幸いです(^^♪
写真等も必要であれば使っていただいて構いません(一応クレジットは入れておいて頂けると助かります)。
それでは今後ともぜひよろしくお願いいたします!
KEN-Dさん
快諾ありがとうございました。
早速、記事にさせていただきました。
本サイトのTOPと、記事リンク、両方貼らせていただきました。
今後ともよろしくお願いいたします。
追伸
私のブログを見ていただいたことがあるとは驚きでした。嬉しい限りですが、つたない内容で恥ずかしいです・・・
いえいえ、こちらこそリンク貼って頂きありがとうございます(^^♪
つたないなんてとんでもないです~。
これからもお互いに、ブログ更新に励んで参りましょう!!