29May
もはやボートフィッシングに欠かせないフットコンエレキ。
長持ちさせられるか否かは、オーナーのメンテにかかっている?
自分で簡単にすぐ出来る、浸水チェック法を紹介します。
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その浸水、手遅れになる前に!
皆さんこんにちは、ディープストリームのKenD(けんでぃ)です。
バスフィッシングはもちろん、近年ではソルトでも手放せない装備となっているのがフットコンのエレキモーター。
しかし水辺で使う電子機器には、どうしても故障がつきものとなってしまいます。
中でも多い故障メニューの1つが、モーターハウジング内への浸水ではないかと思います。
実は多少の水が入っても、意外と普通に動いてしまうのだという話を以前シェアいたしましたが・・・。
もちろんそのまま気付かず使い続けてしまうと、症状を悪化させてしまう危険があります。
ですから定期的にオーバーホールに出す事の大切さを、上の記事で書かせて頂きました。
しかし障害物にエレキをヒットさせた後などは、本当はすぐに浸水していないかチェックする必要があるそうです。
という訳で今回は、自分で簡単にできるエレキの浸水チェック法を紹介したいと思います。
エレキの分解手順
ところで前回は、エレキ(ウルトレックス)に行った防水対策についてシェアいたしました。
その効果はどうだったのか?という事を確かめるため、いよいよモーターハウジングを開けてみる事となりました。
具体的な開け方に入る前に、まずは交換部品を準備しておく必要があります。
それが浸水を防ぐための「パッキン(=Oリング)」で、これが切れたりしていたら一大事。
劣化していなければ必ずしも交換の必要は無いと聞きましたが、開けた時には毎回新品交換しておくのが無難ではないでしょうか。
(単なるゴム?の割には高いですが、壊れられるリスクを考えれば安いものかと・・・)
それでは開け方の手順に入りますと、まずは真ん中のネジを緩めてペラを外します。
ちなみに基本的な構造はミンコタもモーターガイドも一緒なので、特に迷う事は無いと思います。
ただしミンコタ(ウルトレックス)の場合、ペラがちょっとキツめに嵌っているので強めに引き抜く必要があります。
(ちなみにアメリカ製品なので、規格がインチねじになっていることに注意が必要です)
ペラを外すと二か所の六角の頭が見えてきますので、これを両方緩めていきます。
そして何とハウジングはこの2本のロングボルトのみで固定されているという、驚くほどシンプルな構造。
ですから不用意に2本とも外してしまうと、分離したハウジングが落下する可能性があるので注意です。
そして運命の瞬間、ドキドキの内部浸水の結果は・・・無事でした━━━(゚∀゚)━━━━!!
というわけでOリング(4か所)を新しくして、慎重に組み直して終了です。
ちなみにメインシャフトにもゴツい防水パッキンがありますが、これは結構しっかりしていて交換も大変だそうですので今回はパス。
前回の防水処理の効果があったのか?は分かりませんが、とりあえず無事が確認できて安心しました。
ぶつけたら要注意!
というわけで、自分でできる浸水チェックの方法を簡単に紹介させて頂きました。
しかしこうして分解して構造を見てみると、エレキに水が入るのも納得だなと思いました。
あの前後のケースを長~い2本のロングボルトだけで留めていたら、非常にたわみやすいのが容易に想像できるからです。
ですから出来る限りエレキをぶつけないように気を付けなければいけないとともに、もしぶつけたらすぐに開けて中を確認してみた方が良いでしょう。
ウルトレックスはもちろんのこと、エレキというのは非常に高価な釣り道具だと思います。
(ステラがどう・・・とかいう金額じゃないですもんね)
けれども自分でこまめに健康状態をチェックしてあげるだけで、寿命は全く違ってくることでしょう。
エレキを金食い虫にするか否かは、オーナーがどれだけ目をかけるかにかかっているのかもしれません。
というわけで以上、エレキの分解チェックのすすめでした。
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