25Feb
旅の自由と経費削減に、大きく貢献する“車中泊“。
たとえ氷点下であろうとも、工夫次第では超快適!?
冬がむしろ楽しくなる、キーアイテムを紹介します!
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車中泊は庶民の味方
※注:この段落は釣り人以外には意味不明だと思いますので、「車中泊」から検索して来た方は次のパートへお進みください。
みなさんこんにちは、ディープストリームのKenD(けんでぃ)です。
最近琵琶湖で姿を見ないけど?・・・とよく言われるのですが、最近はバスオブジャパン戦のプリプラで七色&池原ダムにコツコツ通っております。
ビッグバスの聖地と呼ばれる日本有数のリザーバー、実は初めてだったのですがとても素晴らしいフィールド環境に感動しています。
やはり多様なフィールドタイプが存在する事が、バスフィッシングの魅力なのだなぁとあらためて思わせられた次第です。
このようにバス釣りの世界を深めてくれる遠征釣行ですが、ガソリン代や高速代等の負担が重くのしかかるのも現実です。
カツカツの予算でやりくりするバサーが何とか節約を・・・と考えた時、まず一番に思い浮かぶのは「宿泊代」ではないでしょうか。
ですから私も浜松から琵琶湖に通っていた時代は、10年近くずっと車中泊を続けてきました。
しかし正直寒い時期はなかなかキツイものがあるかと思いますので、今回は冬場の車中泊を快適に過ごすためのポイントをまとめてみたいと思います。
(今年は暖冬とはいえ、山の朝は霜でバリバリに凍っておりました。。。)
車中泊の基本アイテム
さてまず冬場に限らず、車中泊の必須アイテムと言えるのが「マットレス」です。
車の座席がフラットになる事が前提とはいえ、どうしてもちょっとした凹凸はゼロにはなりません。
そこで快適に寝るには、マットを敷いて背面を平らにするのが欠かせないと思います。
もちろん厚いほど快適なのは間違いないのですが、10cm厚だとかさばってスペース的に困ってしまいました。
そこで個人的には、5cm厚の高反発マットレスに落ち着いた次第です。
ちなみに低反発の方が好きという方もいらっしゃるでしょうが、凹凸のある車内という環境を考えると高反発の方が向いている気がします。
またシート間の段差があまりに大きい場合は、マットレスの下に板や硬めのスポンジなどを敷くと良いでしょう。
次に必要なのが「寝袋」だと思いますが、これはアウトドアブランドのしっかりした物を強くお勧めします。
特に冬場の場合、首周りが非常に寒くなるので頭までしっかりかぶれるタイプのシュラフが効果的。
私はモンベルのバロウバッグ #1(2000m級冬山用)を導入してから、格段に車中泊が快適になりました。
(化繊のシンサレートが断熱材なのでメンテが楽。もちろんダウンの方が断熱性は高いでしょうが・・・)
もちろん着るものも重要で、防寒ウェアはアウター以外ほぼ釣りに行く格好そのまま。
ジオライン&メリノウールのアンダーの上に薄出のダウンジャケットを着て、靴下までガッチリ履いています。
この辺りのレイヤーは下のリンクにまとめてありますので、ぜひ一度参考にしてみて下さい。
(そしてこの格好で寝ると、翌朝アウターを羽織るだけで着替えなくて良いというメリットがあります)
冬を乗り切る最終兵器、”電気毛布”
正直ここまでの装備で、30代前半くらいまでは氷点下でも別に平気でした。
しかし最近歳のせいか、はたまた久しぶりに車中泊を再開したせいか、寒くて朝まで寝ていられなくなってしまい・・・(汗)。
何とかしなければと思い、ついに最終兵器「電気毛布」を導入してしまいました!!
Amazonで2000円もしない格安商品ながら、使ってみた感想としては完全に別世界の暖かさ。
自分以外の熱源に頼るという事は、こんなにも革命的なのかとあらためて思わされた次第です。
ここで問題になるのが電気毛布のエネルギー源なのですが、奮発して大容量のポータブル電源を購入しました。
Jackeryの110000mAh/400Whにしたところ、温度設定「中」で7時間くらい使って、スマホとタブレットまで充電OK!
バッテリーの寿命を延ばすために80%までしか充電していかなくても、起きた時にはまだ10%以上残っています。
一番値段が張るアイテムですが、災害時の非常用電源も兼ねるという事で家族を説得しました(笑)。
またAmazonでは時々セールもあるので、そうしたチャンスも上手く利用すると良いのではないでしょうか。
そして最後に超・重要なアイテムが・・・実は「布団」です。
電気毛布は確かに背中が暖かくなるのですが、逆にお腹側の冷えが気になって仕方なくなります(苦笑)。
ところが薄くても良いので一枚でも掛け物をすると、(たぶん電気毛布の熱がこもるので)全体が段違いに暖かくなるという事に気が付いたのです。
(ゴージャスな羽根布団とかでなく、ちょっとした毛布一枚とかでも全然違うと思います。。。)
というわけで下からマット → 電気毛布 → 寝袋 → 毛布と重ねる事で、まさに別世界の暖かさを実現することに成功しました。
これなら朝まで7時間ぐっすり快眠でき、翌日の行動クオリティが段違いに上がったように思います。
あると便利な”シングルバーナー”
さて車で寝るという意味では以上で終わりですが、もう一つあると便利なグッズを紹介します。
それが“ジュニアコンパクトバーナー(イワタニ)”で、これがあればサッとお湯を沸かしてラーメンやスープ・コーヒーなど暖かいものが口にできます。
風に強いという意味ではジェットボイルも魅力的なのですが、本体も汎用カセットガスも安いという意味ではこちらの方が庶民的です。
このシングルバーナーの裏技的な使い方として、「熱いおしぼりを作る」というのが個人的に超お勧めです。
沸かしたお湯(熱過ぎてもやけどするので注意)にタオルを浸し、ぎゅっと絞れば出来上がり。
朝冷たい水で顔を洗うのは非常に辛いものですが、これなら顔も手もホッと温めることが出来ます。
一度やってみるとやめられなくなる気持ちよさですので、未体験の方にはぜひ試してみてもらいたいと思います。
冬の車中泊が楽しみになる
というわけで、辛~い冬の車中泊を快適にするアイテムを一挙に紹介させて頂きました。
色々買うのはそれなりに大変ですが、一度揃えてしまえば長く使えるものばかりだと思います。
そして装備を整えて快適になってくると、コスト削減目的だった車中泊がだんだん楽しくなってきました。
誰も居ない冬枯れの野原で、透き通った満天の星を眺めるなんてなかなか無い体験。
私はキャンプの趣味は無いのですが、外で飲む一杯のコーヒーのおいしさに気付かされたような気がします。
とはいえどこまで行っても宿泊した方が快適なのは間違いありませんし、特に雨の日は諦めて宿を取った方が賢明な気がします。
特に池原・七色周辺はリーズナブルな宿も充実していますので、予算の許す場合は地域に貢献する意味でも宿泊が望ましいでしょう。
しかし車中泊は遠征途中に眠くなったり、ETCの深夜割時間帯に移動するなど自由度を広げてくれるというメリットも見逃せません。
状況に応じて上手く使い分けて、皆様が楽しい旅を送られることをお祈りしています。
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コメント
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車中泊だけと言うわけではありませんが、僕は冬場は重ね着のし過ぎで腕が曲げにくくなるのが嫌なので腹巻きを身に付けます。お腹だけでも暖かくするだけでも全然違いますし竿もよく振れて重宝します。バレたらダサいですけどね(笑)
おお、腹巻は良いアイディアですね(^^♪
人前で脱いだりしないと思うので問題ないのではないでしょうか(笑)。
いつも拝見させていただいています。
池原七色へよく行くバサーです。ボートは牽引していくのでしょうか?具体的過ぎて申し訳ない質問ですが、
リザーバーのすぐ近くで停車車泊しておいでですか?
私はサウザーを引っ張って行ってますが、いつも現地でお金を使う意味含めキャンプ場にてとまっております。TOP50時などは
有名バスプロも同じような宿泊方法になっていると思うのですが・・・
いつもご覧頂きありがとうございます。
はい!いつも牽引して行っております。
きなりの湯等の周辺に駐車場がたくさんありますので、皆さんその辺りを利用させて頂いているようです。
ただ、もちろんキャンプ場を利用する方がベターでしょうね!