27Jul
波乱の2020シーズン、エリートは伝統の北部ラウンドへ。
初のスモール戦にもかかわらず、何と伊藤巧選手がシングルフィニッシュ!?
あらゆる逆境を跳ねのける、“Taku Ito”に胸を熱くします!
notice : Please select your language and translate by “Google Translator”on the sidebar(or selectbox below).Thank you!
“Taku Ito”、北部スモール戦で大活躍!!
皆さんこんにちは、ディープストリームのKenD(けんでぃ)です。
いやぁ、昨日のBassmaster LIVEは本当に凄いの一言でした・・・。
日本の伊藤巧選手が、エリート第3戦・セントローレンスリバーで見事6位シングルフィニッシュを果たしたのです!
Taku Ito、初のスモール戦で大金星の6位フィニッシュ!
もうね…なんて言ったら良いのか分かりません。
あなたは日本の誇りです!! https://t.co/wYUxXktPxz— DeeeP STREAM (@ken_d_s) July 27, 2020
※なお、優勝は初のカナダ人ウィナーとなったジョンストン兄弟の弟、クリス・ジョンストン選手。
オーストラリア人選手のカール・ジョーカムセン選手等、異国の地からエリートに挑むアングラーたちの活躍を祈っています!
Johnston makes history with St. Lawrence win
セントローレンスリバーと言えば、五大湖最下流のオンタリオ湖から大西洋へと注ぐ世界の大河。
巨大タンカーが行き交う強烈な流れの中に、2kg,3kgオーバーのモンスタースモールが潜む北部のビッグフィールドです。
川の中に家がある(笑)。
(よく見ると艇庫もwww)
日本じゃ絶対あり得ないセントローレンスリバーの景色、死ぬまでに一度は絶対見ておきたいなぁ・・・。 pic.twitter.com/ytDjibKCoC— DeeeP STREAM (@ken_d_s) July 26, 2020
(ぜひアマケンさんのyoutubeで、基礎知識を得ておくとよいと思います!)
3日目まではサイズに勝るオンタリオ本湖をメインエリアにしたそうですが、最終日の決勝は強風に。
こうなると文字通り海のように荒れてしまうため、4日目の伊藤選手はセントローレンスリバーの河川内へと戦略をスイッチします。
オンタリオ湖の荒れ方がヤバ過ぎる。
琵琶湖北湖でも、ここまでのうねりはなかなか・・・#basselite pic.twitter.com/icO22WljEn— DeeeP STREAM (@ken_d_s) July 26, 2020
激しいトップ争いを演じるポール・ミュラー、クリス・ジョンストン両選手は、南西風?で激ウネリのオンタリオ湖(魚のサイズが大きいらしい)に踏みとどまってますね。
残りの選手はセオリー通り?セントローレンスリバー内へ。
この戦略がどう影響してくるのか・・・ pic.twitter.com/A7c3pRLP4X— DeeeP STREAM (@ken_d_s) July 26, 2020
しかし川の中ですら超の字のつく激荒れで、たぶん日本のバサーだったら本気で死を意識するレベル。
そこいらのジェットコースターより怖そうww pic.twitter.com/xIsZ3flOOQ
— ノリくん@石田靖典 (@NORIESNOTE) July 26, 2020
プレス恐怖でしょ笑 pic.twitter.com/aWnFmWL6o5
— 了莞 (@kanichihanda) July 26, 2020
そんなあまりの悪天候の中、もともとスポットロックのない伊藤選手のエレキは焼き付いたり、マウントが破損したりと満身創痍。
挙句の果てにはライブウェルまで故障して、バケツで水を汲み入れるというピンチに陥ります。
最終日はエリア変更のためかバイトも遠く、なかなか1尾目が入らないことにヒヤヒヤした方も多かったのではないでしょうか。
【エリート第3戦NY州セントローレンス決勝】ライブウェルポンプ故障で1尾釣る度にバケツでの給水を強いられた決勝の伊藤巧 @takumi_no_oheya
他にもエレキ焼けつき、マウント破損と実は問題続出でした。5尾揃わない選手がいた中よく17Lb釣ってきたなと。見事!#バストーナメント— 秘密のアマケンノート (@AmakensNote) July 26, 2020
(あり余る富があったなら、伊藤選手に最新装備のボートをプレゼントしたい・・・!)
しかし1尾、また1尾とグッドサイズを積み上げ、終わってみれば単日5位となる17lb-2oz(5尾)を揃えてシングルフィニッシュ。
何と初のスモールマウス戦で、あのパラニュークやザルディンをも上回るという信じられない快挙を成し遂げてくれました。
しかも決勝のビッグフィッシュ賞も獲るなど、もはやこれ以上何を望むのかというくらいの大金星だったと思います。
私も心を入れ替えて、体幹を鍛え直そう。。。 https://t.co/Y6iU6Xaj9T
— DeeeP STREAM (@ken_d_s) July 26, 2020
今年は新型コロナウイルスによる不安定なスケジュールに振り回され、正直渡米するだけでも決死の覚悟だったと思います。
その上アウェイの初場所で、未経験のスモール戦で、たくさんのトラブルをボートに抱えて・・・。
圧倒されるほどネガばかりの状況の中でも、1尾獲るたびに“I’m happy”とカメラに語りかける伊藤選手の姿には心を打たれました。
しかもトラブルを乗り越えての入賞劇…。
昨年のオープンの時もそうでしたが、伊藤選手って絶対こういう逆境に負けませんよね。
ルックス的に線が細いイメージ(失礼)があったのですが、実はとんでもないタフガイなんだなと…。 https://t.co/wWiI07OFD5— DeeeP STREAM (@ken_d_s) July 27, 2020
もはや泣き出したくなるような逆境の中で、信じられない結果を叩き出した世界の“Taku Ito”。
あくまでも明るく前向きに振る舞うその姿に、胸の奥から熱いものがこみ上げるのを禁じ得ません。
異国の地で一人奮闘するその戦いぶりは、まさに日本の誇りと言っても過言ではないでしょう。
マジか…。
こういうローカルテクニックやハイテクエレキも一切使わずに、初場所で上位入賞&ビッグフィッシュ賞ってΣ(゚Д゚)!
「釣りの上手さ」って一体何なんだろうと思うとともに、もはやそんなもの全てを超越した神がかり的なチカラすら感じちゃいます…。 https://t.co/od8fMXguoF— DeeeP STREAM (@ken_d_s) July 27, 2020
【2020年B.A.S.S.エリート】セントローレンス第3戦を終えて伊藤巧 @takumi_no_oheya はポイントランキング8位に浮上!そしてROY(ルーキーオブザイヤー=新人王)ランキングでは2位に!さぁ皆さん準備イイですか?#バストーナメント pic.twitter.com/IrMelbqg34
— 秘密のアマケンノート (@AmakensNote) July 26, 2020
(そしてROYも射程圏内に!)
そしてひと時たりとも休む間もなく、伊藤選手は次戦の舞台・レイクシャンプレインへ。
過酷などという言葉ではとても言い表せない、トップツアーの連戦は続いていきます。
出来る事なら運転だけでも手伝いたいくらいの気持ちですが、せめて力いっぱいの声援を送り続けたいと思います。
Go! Taku!!
本当に、本当に皆さまありがとうございました‼️応援元気もらいまくりました。
取り急ぎ伝えたいことは以上!
明日からレイクシャンプレーン戦オフィシャルプラはじまるので、3時間かけて移動します‼️ pic.twitter.com/qfcs8EeFuF— Takumi Ito 伊藤巧 (@takumi_no_oheya) July 26, 2020
※ぜひFacebookページへのいいね!& twitter・Instagramのフォローをよろしくお願いします。
関連記事
コメント
この記事へのトラックバックはありません。
伊藤選手は魚の扱いがリリース含めて丁寧だったのも凄く良かったですよね。トップカテゴリーのMLFからのお誘いが来てほしいです
ほんとリスペクト出来ますよね(^^♪
MLFもいいですが、個人的には大森プロ以来のクラシックウィナーになって欲しいです!