17Aug
ルアーフィッシングの一大基本、“ストレートリトリーブ“。
タダ巻きと言われつつも、ただ巻くだけが本当は難しい?
巻き物で釣れる人・釣れない人を分ける、基礎テクニックを再考します。
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実は難しい”ただ巻き”
皆さんこんにちは、ディープストリームのKenD(けんでぃ)です。
さて夏休みという事で、浜名湖で子供たちにルアーフィッシングを体験させてきたのですが・・・。
私自身“タダ巻き“の難しさを再認識するという、非常に勉強になった数日間でした。
今回は息子の友達たちも一緒に連れて行って、ルアーで初めての一匹をキャッチしてもらおうという狙いでした。
もちろん難しいことはできないので、とにかく風下に投げてただ巻きの繰り返しをさせたわけですが・・・マジで釣れない(泣)。
そこであまりにもおかしいと思って、試しに私が巻いてみるとやっぱり釣れる。
何の変哲もないただのストレートリトリーブで、こんなにも差がつくものなのかとあらためて驚かされました。
では子供たちのどこが問題なのかと観察してみると、明らかに「三角巻き」になっていました。
つまりリールのハンドルを滑らかに一定速度で回転させることが出来ず、カクカクしてスピードが不安定。
だからルアーも泳いだり泳がなかったり、全く安定してアクションが出せない状態になっていたのです。
これは子どもなので明らかに分かった事なのですが、大人でも普通に起こり得ることだと思います。
特に普段巻く釣りに慣れていない方であれば、上手くタダ巻き出来る事の方が珍しいと言えるかもしれません。
どうも巻き物が苦手だという方は、一度きちんと定速でストレートリトリーブできているかを再チェックしてみて頂きたいです。
伸びるライン+曲がるロッド+ローギアリール
とはいえ初めてルアーを投げる子供が上手く巻けるはずはありませんから、どう対策したかと言いますと・・・。
特に「ゆっくり巻く」事が難しいので、まずは巻取りスピードが低め(一回転65cm位)のリールを使わせました。
そしてULのソフトなロッドを使わせ、ラインも伸びのあるナイロンに。
タックルセッティング全体をしなやかにすることで、カクカクした操作を吸収してもらい、滑らかに巻けるようにしたのです。
(これくらいの巻き方だと何とか釣れてくれるようで・・・)
これは先日の記事でも紹介した、息子用に揃えたバスワン256UL+ストラディックC2000Sのタックルだったのですが・・・。
この1タックルを皆に使いまわさせ、結局この1本のみで全員が魚をキャッチすることになりました。
結局ハイギヤリールにPEを巻いた私のタックルでは(子供には)誰にも釣れず、キレイに明暗が分かれた形です。
その意味ではトラッドなクランキングタックルが、グラスロッド+ローギアリール+ナイロンラインで構成されているのもうなずけます。
効率や操作性を考えるとハイギヤリールやPEラインに分があるとは思うのですが、それはあくまでも「きちんと”ただ巻き“できる」事が前提になるというわけですね。
というわけで子供に教えてみることで、あらためてその重要性と難しさに気付かされたひと夏の経験でした。
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コメント
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ダブルハンドルにするのもアリですね。
なるほど、その手もありましたかΣ(゚Д゚)!