7May
2021年大注目の新作ベイト、シマノ“SLX BFS“。
何と実売1万円台の、ハイコスパ・ベイトフィネス機の実力は?
王者アルデバランとの直接対決、まずはスペックを比較します。。。
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待望の廉価版ベイトフィネスリール
皆さんこんにちは、ディープストリームのKenD(けんでぃ)です。
今年はアンタレスやコンクエスト等、大物新作リールの登場が話題を呼んでいますが・・・。
個人的に最も注目していたのは、実は“21 SLX BFS“でした。
高いコストパフォーマンスで大人気のSLXに、軽量ルアー用の超シャロースプールを搭載。
待望の廉価版ベイトフィネスバージョンとなれば、期待しないわけにはいきません。
というわけで愛用中の16アルデバランBFSと、まずはスペックを比べていきたいと思います。
実は”重い”シャロースプール
さてベイトフィネス機のキャスタビリティを左右する、命ともいえるパーツがスプールです。
もちろん軽量ルアー用に32mmの小口径が採用され、糸巻量も8lb-45mと最小限。
早速スプールの重量を計測してみると・・・意外にも9.2gもありました(!)。
パッと見でブランキング(穴開け)が少ない上、素材自体も重い(超々ジュラルミンでなく普通のアルミ?)のだそうです。
(ちなみにスプール幅はアルデバラン同様の22mmです。ナローなら良かったのに・・・)
対する16アルデバランBFSのスプール重量は7.2gと、何と2gもの大差がついています。
1g違えばフィーリングが激変すると言われている中で、このウェイト差はちょっと残念・・・。
とはいえ12アルデバランBFSは9.9gだったので、一昔前のリールよりは進歩しているといった感じでしょうか。
(16アルデバランはベアリング込みでもこの軽さ!やはり別格か・・・)
ただし以前の記事でもお話した通り、スプールは全体重量よりも「どこが軽いか」が非常に大切。
細かく見るとSLX BFSのスプールはシャフトがアルデバランより太くなっているので、シャフト重量が大きく違うはずです。
そしてウェイトが中心に集まるほど慣性への影響は小さくなるので、数字ほどキャスタビリティに違いは無いのかもしれません。
(ちなみにアルデバラン同様のマグネットブレーキ“FTB”仕様です)
ボディ重量はメリットかデメリットか?
それからもう一つ、リール全体の自重も非常に大きく違います。
16アルデバランの重量130gに対し、SLX BFSは170gと何と40g(!)もウェイトアップ。
リールの重さをあまり気にしない私でも、さすがに持った瞬間に気付きました。
しかし170gのウェイトがデメリットになるかというと、逆にメリットになる場合もあると思います。
リールは軽ければ軽いほど良いわけではなく、ロッドとのバランスが大切だと考えており・・・。
私が主に使う6.6ft以上の竿の場合、130gのボディは軽すぎるように感じているのです。
さらに重量差の理由となるボディ素材は、SLXの場合アルミフレーム+樹脂ハッチという構成の模様。
おそらくメインギヤもブラス(真鍮)製と思われ、ベイトフィネス機としてはかなり高剛性と予想されます。
アルデバランの樹脂(CI4+)ボディが好きではない私としては、ここはかなり嬉しいポイントでした。
(そして実はこのボディ、スコーピオン70と同じなのだそうです。。。)
というわけでスコーピオンのボディを流用し、廉価版スプールを採用した21SLX BFS。
正直スペック的にはときめかないのですが、定価24000円(実売1万円台後半?)というコスパは圧倒的です。
これでベイトフィネスが出来ればかなり財布に優しいので、次回は実際に試投したフィーリングについてシェアしてみたいと思います。
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