アメリカBASSトーナメント参戦を目指すアマチュアバサー、KenD(けんでぃ)の奮戦記をお送りします。。。

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:[ロッドカスタム] チャターベイト用にロッドを改造してみる

張りの強いスピナベロッドでは、弾く事も多いチャターベイト。
しかしグラスクランキンロッドでは、太いシングルフックを刺し切れない。。。
矛盾を解決する名竿を、自分用にカスタムし直します。

notice : Please select your language and translate by “Google Translator”on the sidebar(or selectbox below).Thank you!

チャター用ロッドのジレンマ

皆さんこんにちは、ディープストリームのKenD(けんでぃ)です。
さて秋と言えば巻き物の季節ですが、近年一般化したルアーにチャターベイトが挙げられると思います。
同じシングルフック系巻き物のスピナーベイトやスイムジグと比べ、しっかりした波動でスピーディに探る事が出来、特にバスにスピードがある状況で効きやすいと感じています。
同様に秋と言えばリップレスクランク(バイブレーション)も定番ですが、ウィード周りで使う事の多い琵琶湖ではチャターに主役の座を取って代わられた感があります。

ただしそんなチャターベイトを使う上で、悩まされてきましたのがタックルセッティング。
リトリーブスピードが速い事が多いため、張りの強いスピナーベイト用ロッドではどうしても弾いてしまう事が少なくなかったのです。
かといってベロンとしたグラスクランキングロッドでは、太いシングルフックを貫き切れないというジレンマ・・・。
そこでグラスティップのグロリアス170M-Gを使ってきたのですが、秋の早巻きに限って言えばまだ柔らかさが足りないというのが正直なところでした。

(グラスティップとはいうものの、ベリー以下は非常にしゃっきりしたカーボンと言う面白いハイブリッドブランクです)

そこで昔のロッドを見直して、引っ張り出してきたのがブラックレーベル・FM 701MHFB
以前大森選手が愛用されていたモデルで、ベロンとグラスらしいフィーリングのコンポジットロッドです。
先日長良川で170M-Gと使い比べてみたのですが、やはり本格的なグラスロッドはノリが良いなぁ・・・とあらためて実感してきました。

しかしそれでいて、フッキングパワーがしっかりあるのもこの竿の特徴。
コンポジットながらも明確なファストテーパーになっており、掛ける場面ではがっちりフッキングできる剛竿なのです。
ビッグスイムベイト等に愛用するファンも多い、根強い人気の名竿だと思います。]

ではなぜそんな素晴らしい竿を使わなくなったかと言うと、私には「グリップが短すぎる」と感じられたからです。
トリガー位置からグリップエンドまで約24cmと、シングルハンドで投げる6ftロッド並みのショートグリップ。
もっとガッチリとダブルハンドで握れないと、私の腕力ではこのクラスのヘビーロッドを扱い切れなかったのです。

(オフショアで遠投するだけならまだしも、これでアキュラシーキャストは無理でした・・・)

そこで重い腰を上げ、今回グリップ位置の変更にトライしてみました。
ロンググリップ化するだけだと全長が7’2”くらいに長くなってしまうので、リールシート位置を4cmほど前進させることに。
これでトリガーからグリップエンドまで約28cmとなり、このクラスのグラスロッドとして標準的な長さになりました。

(ちなみに愛用するゾディアス170M-Gも同じ長さです)

※カスタム情報
ちなみに改造される方のためにメモを残しておきますと、パイプ等は使われておらずブランクの径が14.6mmほどありました。
(リールシート部でもエンドでもほとんど径の差なし)
そこでリールシートはECS16の内径15.0mmを、グリップはジャストエースのコルクグリップ25cm/内径15mmをチョイス。
グリップエンドに を貼りつけて、これでちょうど上記のような設定になりましたのでご参考までに・・・

(というか、具体的な手順とか知りたい方いらっしゃいますか?)

ともあれ個人的には劇的にダブルハンドで扱いやすくなり、バンクを撃つ釣りでもアキュラシーが出せるようになりました。
(4cm分有効ブランク長が短くなった効果もあるでしょうが)
この一本でチャターからスイムジグ・Bカスタム1ozのスローロールまで、フルサイズのシングルフック系巻き物全般をカバー出来ると思います。
3/8ozのハイピッチャーに最適ではないでしょうが、琵琶湖はじめアメリカで活躍してくれることと期待しています。

というわけで廃盤ロッドの紹介で恐縮ですが、比較的多い番手なので中古でも探しやすいと思います。
なお現行のブラックレーベルには同様のモデルは無いようで、おそらく一番近いのはタトゥーラエリート701MHFBだと思います。

(ただしこちらの方がレギュラーテーパーに近い気が)

最後に今回しみじみ感じたのは、ロッドと言うのはちょっとした改造で激変するという事でした。
特に最適なグリップ長などは個人差が大きく、万人にとっての正解は無いと思います。
ですので気に入っているのにここが惜しい…と言う竿を、自分に最適化させるロッドカスタムはぜひ取り組んでみるべきだと感じた次第です。

なお私はカスタムど初心者で、グリップ交換も完全に初めてだったのですが、やってみたら意外と難しくありませんでした。
やったことないから心配・・・と言う方は、まずは古いロッドで思い切ってやってみると良いのではないでしょうか。

 

★追記:ちなみに今せっかくアメリカに来ているので、何かブランクでも買って帰ろうかと考えています。
何かお勧めのブランド等あればぜひ教えて下さい!(やはりノースフォークとかですかね?)

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    • 2021年 10月 30日

    セントクロイもブランクス豊富ですよー。

    • ありがとうございます!セントクロイもぜひ見てきたいと思います(^^♪

    • カッキー
    • 2021年 10月 31日

    ロッド本体で購入を考えるなら安価でいいのはBPSのロッドで探すのベターだと思いますよ。
    2世代前のモデルですがクランキンスティックを愛用してます。
    他のモデルでもいいロッドがあるので色々触ってみるのもありですよ。

    • BPSのロッドですか!
      確かに完成品を買って帰るのも良いかもしれませんね(^^♪
      色々触ってみます!

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