15Nov
ついに3社揃い踏みとなった、流行りのライブスコープ系振動子。
元祖ガーミンの牙城を、ロランスとハミンは崩せるのか?
本場アメリカの神動画から、性能差を徹底検証します!
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ライブ系振動子、3社揃い踏み!
皆さんこんにちは、ディープストリームのKenDです。
さて今回は、今重要なキーとなっているライブスコープ系振動子について。
出そろってきた各社の製品を比較して、その性能差を検証してみたいと思います。
さて先行するGARIMIN・ライブスコープに対し、LOWRANCEがアクティブターゲットを、そしてHUMMINBIRDがメガLIVEイメージングを発表しました。
私はライブスコープとアクティブターゲットしか実機を見たことが無いので、この3者を徹底比較したアメリカの神動画↑を参考にしてきたいと思いますが・・・。
ここでは同じ場所で同じボートに3つの振動子をつけて、以下の4項目について詳細に検討しています。
1.画像の明快さ
2.分解能の高さ
3.撮像距離
4.ルアーの追跡能力
1.画像の明快さ
まず画像の明快さについてですが、ライブスコープは全体にノイジーでざらついた映像になっています。
それに対して、アクティブターゲットとメガLIVEイメージングでは背景がクリア。
しかしカバーを映す際は、ライブスコープが最も忠実に沈み物を描写しています。
アクティブターゲットとメガLIVEイメージングでは、ブラッシュパイルが途切れ途切れに映ると指摘されています。
そしてこれらを総合的に判断し、動画ではライブスコープとアクティブターゲットが互角と採点されています。
カバーの形をしっかり見るならライブスコープ、ディープの中層をクリアに映すならアクティブターゲットに軍配と言ったところでしょうか。
(©Fish The Moment アングラーが何を重視するかで、この辺りの採点は変わってくるかなと)
2.分解能の高さ
次に分解能の高さですが、これはカバーと魚を見分けやすいかどうかと言う事になると思います。
つまり今回の例で言うと、オダとその中にいる魚を区別できるかという話になるわけですが・・・。
ガーミンとハミンでは感度とコントラストを別々に調整できるので、設定次第では見分けやすいと指摘されています。
一方でアクティブターゲットは個別調節が出来ない反面、設定が簡単なのはメリットだと動画では語られています。
ただし魚が分離して確認できるか否かは非常に重要なポイントだと思いますので、個人的にはちょっと残念な気がします。
3.撮像距離
それからどこまで遠くを映せるか、と言う点についても検証されています。
ライブスコープとアクティブターゲットでは、100~120ft(30~35mくらい)でもブラッシュパイルが確認可能。
一方でメガLIVEイメージングでは、ブラックボックスが無いためかそこまで離れるとキツい模様です。
4.ルアーの追跡能力
最後の検討項目はルアーの追跡能力で、キャストしたルアーを映し続けられるかが検証されています。
テストルアーはメガバスのワンテン+2で、これも出力の関係からかハッキリ映し出せる最大距離はライブスコープ>アクティブターゲット>メガライブイメージングと言う結果でした。
またライブスコープの方がアクティブターゲットよりも、追跡中にルアーを見失いにくいとも指摘されています。
これはビームの指向角がライブスコープの方が広いからで、特に風のある状況などでは大きな差になるかもしれません。
元祖・ライブスコープ強し
というわけで今回の動画では、総合点でライブスコープがトップと言う評価を得ていました。
各社出そろったライブ系振動子ですが、やはり元祖は強いという感じでしょうか・・・。
ただしこれは通常モード(縦)のみでの比較ですので、パースペクティブ(横)での比較も見てみたいところです。
またこの採点はあくまでも動画作成者の観点であって、アングラーが何を重視するかによって評価は変わってくると思います。
例えば中層の魚をクリアに見る場合は、ノイズの少ないアクティブターゲットの映像は魅力的でしょう。
それからブラックボックス不要でリギングが容易な点を考えれば、メガLIVEもかなり善戦している気がします。
ちなみに私はアメリカ用のボートでハミンバード魚探をベースに組むことにしましたので、メガLIVEイメージングにかなり魅力を感じていたのですが・・・。
実機を見たことがないという不安と、半導体不足の影響かデリバリー時期が不明だったことから今回は採用を諦めました。
そしてライブ系振動子専用で考えるなら、やはりロランスよりガーミンかなと感じた次第です。
(ちょっとアクティブターゲットの点数が辛過ぎるような気もしますが)
というわけで個人的には、やはり今後もライブスコープを使っていくこととしました。
ところが今ではこの手の振動子を、どういう風に・いくつ使うかも大問題になっておりまして・・・。
次回はライブ系振動子の、リギングと活用法について書いてみたいと思います。
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