アメリカBASSトーナメント参戦を目指すアマチュアバサー、KenD(けんでぃ)の奮戦記をお送りします。。。

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大きな反響を呼んだ、来季バスマスターEliteのエントリーフィー無料化。
その一方で、賞金額が減額されるため賛否両論巻き起こっています。
というわけで、賞金ーエントリーフィーの収支がどうなるかを計算してみました。

I calculated the total balance of payouts and entry fees for the Bassmaster Elite Series.
Let’s compare ’25 and ’24!

これは各戦の順位によって状況が異なるのですが、まずは上位グループから見てみましょう。
上の図のように、19位以上の場合新しい賞金体系の方が少し収支がプラスとなります。
(25年と24年までの収支比較で、赤い方が多く緑は少ない。黒は同額)

It depends on the rank, so let’s see from the top group.
As the figure above shows, the balance for ’25 will be slightly better than ’24 up to 19th.
(Red means plus, green means minus)

ところが問題は中位グループで、これまで出ていた50位まで一律$10,000の賞金が減額されます。
これにより、各戦の20~50位はこれまでよりも総合的な収入が減ってしまうのです。

But between 20th-50th, the balance will decrease as the $10,000 payout will be cut.


しかし51位以下の下位グループでは、エントリーフィーが無くなるため収支が大きく改善します。
70位ちょっと(参加人数により変動)まで出ていた$2,500の賞金は無くなりますが、やはり$5,000のエントリーフィーがまるごと無くなる効果は大きいですね。

However, the balance will be better for under 51st.


さらに最下位グループへの恩恵は大きく、これまで毎戦$5,000(約75万円)失っていたコストがゼロに。
このように見て行くと、今回の改定はランキング下位選手の救済という側面が大きい事が分かります。
今年は資金不足で途中で参戦出来なくなる選手も出たため、その対策を打ったという事なのでしょう。

In addition, the no-entry fee will dramatically improve the balance for those below about 70th.
So this revision means help for lower-ranked pros.

(©MLF)

一言で言えばローリスク・ローリターン化したわけで、より選手の負担を減らす方向に舵を切ったバスマスター。
一方でエントリーフィーはあるものの、優勝賞金を$150,000に引き上げるバスプロツアーとは対極の方向性だと言えます。
ハイリスクですが一発勝てば大きく稼げるツアーと、皆さんならどちらに出たいですか?

As a result, Bassmaster Elite will be a more low-risk, low-return tournament next year.
In contrast, the Bass Pro Tour has announced the top prize will be increased to $150,000 though it requires entry fees.
Which tour do you prefer?

MLF unveils 2025 Bass Pro Tour schedule

 

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