21Apr
今春(も?)苦戦が続く琵琶湖。
これまでの釣行で、思い当たった点に2つほど触れておきたいと思います。
●シャローカバー不発の理由
毎年、早春の琵琶湖はシャローカバーでビッグサイズが出ている事と思います。
そうした狙いから、今春もカバーでの釣りに積極的にトライしているのですが、驚くほど釣れません。
例えばこの時期定番のリップラップ。
自分の中では、高確立でバスに触れる春の定番ストラクチャーなのですが、何と今期は1匹の魚も触る事が出来ていません。
(杭の根元にリップラップが沈んでいます。)
代わって反応があったのは、その少し沖のエリア。
今年はそうした激シャローエリアに、早い時期から良質なカナダモが生えている場所がとても多いことに気が付きました。
そもそもウィードレイクである琵琶湖では、他のフィールドほどカバーの威力が高くないと感じています。
これは手前にウィードという格好のストラクチャーが大量にあるからだと考えていますが、早春にシャローカバーの威力が増す理由はこの裏返しで、例年はまだウィードが薄い時期だからではないかと思います。
というわけで、ウィードが大量に残って(あるいは新しく生えて?)いる点、これがこの春の琵琶湖の一つ目のポイントになる気がします。
●大量の雨と放水による低水温
この4月は本当に雨が多いです。
これによって放水量も大目に推移しているわけですが、こうなると北湖からの冷たい水が大量に南湖に流入します。
前回釣行時のボディウォーターは11℃台くらいでしたが、これは例年の同時期に比べて2℃以上低い印象です。
【2012.04.19 琵琶湖 釣行記7 ~巻いて春爆!ランカー祭り~】
3月終盤~4月初旬位の水温上昇でシャローに上がった群れがあり、釣り人側が「さぁシャローで春爆だ!」モードに突入したものの、その後の冷え込みで新たに上がってくる群れが少ない・・・そんなシナリオを思い描いています。
では季節の進行が遅れていて、本格的なシャロー展開はこれから?という予想もあるとは思います。
しかし放水量の影響で水温低下しているものの、季節がら気温は高い。
こうなると一気に沖もスポーニング適水温まで上昇する可能性があり、このまま多くの個体がシャローに上がらず沖で産卵する・・・という可能性も否定できないような気がします。
そんなわけで、次回以降は今季本格的に手を付けていなかったミドル~ディープに本腰を入れて行こうかなと思っています。
※よろしければ Facebookページへのいいね! & Twitterフォローをお願いします→
Follow @ken_d_s
関連記事
コメント
この記事へのトラックバックはありません。
この記事へのコメントはありません。