アメリカBASSトーナメント参戦を目指すアマチュアバサー、KenD(けんでぃ)の奮戦記をお送りします。。。

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[D] あなたのレインウェアが浸水する理由 – 雨対策のキーアイテム

さて、来るべき梅雨に向けて皆様準備は万端でしょうか?

今回は雨天釣行の最重要タックル、レインギアについてですが・・・レインウェアについての記事、ではありません。

ある意味レインウェアよりも重要な?小さな巨人、レインカフス。
その中でも最高の出来と名高い、「Slowtaperオリジナルレインカフス」についてのレビューをお送りします。

20150502_205008
 

雨対策のキモ、「直接浸水」の防止

個人的に雨対策のキモは、「手首と首元」にあると思っています。
ゴアテックスなどいくら防水・透湿性が高いレインウェアでも、この部分には必ず穴が開いています。(当たり前ですが)

したがってこれらの部位からの直接浸水をいかにシャットアウトするかが、最も重要だと考えているのです。

そして手首に関して言えば、ロッドを上に構えた時の浸水を防ぐにはレインウェア単体では無理で、レインカフスの併用が必須になります。
しかしそのレインカフスを使ってさえ、実際はどうしてもじわじわと浸水してしまうのが悩みの種でした。
 

袖口のスキン素材で、最高レベルの止水効果

ほとんどのレインカフスはネオプレーン素材の切り落としになっていると思いますが、slowtaperオリジナルレインカフスは違います。
袖口の内側の先端数センチに、肌と密着しやすいスキン素材が貼り合わされています。

20100320_647228slowtaper HPより)

これによる効果はまさに決定的で、自分もわざと風呂場に手を突っ込んだりしてみましたが完璧な止水効果です。
激しく動けば話は別かもしれませんが、少なくとも静止状態での止水効果に関しては、「ほぼ」とかでは無く100%完璧だと思います。
モンベルやリトルプレゼンツ、邪道、Qu-onなどこれまで数々のレインカフスを試してきましたが、率直に言ってこの性能は間違いなくトップだと感じました。

 

裏側のシームテープ補強で、縫い目からの浸水も万全

しかもレインウェアで見られるようなシームテープ補強が裏側に施され、縫い目からの浸水にも万全の対策が施されています。

20100320_647227

シームテープには強度の確保という意味もあるようで、これは裏を返せば接合部が避けやすいという事かもしれませんので扱いを注意した方が良いかもしれません。

ちなみに、スムーズ(ですがスマートでは無いw)な装着方法も公開されていましたので、シェアさせて頂きます。

 

それでも防げない、上方向からの浸水

しかし残念ながら、それでも完全に浸水を防ぐ事は出来ませんでした。
その理由はおそらく、袖口とは逆の「肩方向からの浸水」にあると思います。
ロッドを下に構えたりした時に、上方向から手首に滴り落ちた雨が、レインウェアを伝って侵入するというメカニズムなのではないでしょうか。

fdasga(slowtaperさんHPより)

これについてはレインカフスでは防ぐ事が出来ないと思いますので、また別エントリにて取り上げたいと思います。

※追記をUPしました


 

高価格に見合う、レインカフスの最高峰

唯一の泣き所は、3000円強という圧倒的に高い価格設定と思われます。
しかしその止水性能は間違いなくトップレベルにあると思いますので、個人的には価格に見合う品質ではないかと考えています。

レインウェアが数万する事を考えれば、雨対策のカギを握るレインカフスに、それだけの投資をする事は悪くないチョイスではないでしょうか。

それでは皆様、楽しい梅雨の釣りを・・・。

 
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