アメリカBASSトーナメント参戦を目指すアマチュアバサー、KenD(けんでぃ)の奮戦記をお送りします。。。

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50アップ連打!釣り人の出す「殺気」の正体とは?

2015/05/15(金)
[05:00]小雨/弱風
気温 16度/中潮
水温 瀬田川 20.4
雄琴沖 16.3
琵琶湖大橋 16.8
5点平均水位 +13cm
放水 50t/s

●前情報

雨続きの4月上旬から一転、4月中旬以降は安定した晴天がGW後まで続く。
南湖のマジョリティは一気にミドル→ポストスポーンへ。
3日前に台風が通過し、やや強い雨が降るも水位上昇は僅か。
放水量は一旦100tに増えた後、釣行当日には50tへ。
●作戦
今回は、ボトムの釣りを苦手とする自分にとって鬼門の、スポーニング直後のステディゲームに挑戦です。
アフターも回復してくればジャークベイトで釣れるのですが・・・この時期にそれでサイズを選ぶのは難しいですよね。
というわけで、スポーニング場周りの地形変化やウィードを、スローダウンゲームメインで狙うことに。
●実釣
朝イチは、少しでも回復したアフター個体が多い事を期待して南エリアに。
まずは状況をチェックしていると・・・ボディウォーターで驚異の20℃超え。
そして伸びまくったウィード、場所によっては水面直下まで縦系ウィードが茂っています。
何だかまるで初夏の雰囲気・・・防寒を着込んでいた1か月前からすると、まるで浦島太郎状態です。
もしやと思ってワンテンを投げると・・・20150514_065921_2

チビバスは無数に釣れてきます。
季節は進んだのですね~。20150514_075114

40クラスまでは、まずまず釣れます。
しかしジャークベイトではこの時期、スポーニングに絡んだデカいメスを混ぜるのが難しい・・・。
と言うわけで一転、スローダウンゲームへ。
まずはこの記事に触発され、人生で初めてヘビーダウンショットなるものをキャストしていきます。
少し動かして・・・そっとラインを置いて・・・ああなんてじれったい(苦笑)。
見よう見真似?で「藻抜けスポット」らしき場所をズル引きするのですが、当然ウィードの引っ掛かり等も無いのでだんだん不安になってきますw
延々ズル引き続ける事数時間、ついにツツン!と小さなバイトが!!しかし・・・ワームを離された・・・。
そこでもう一度、上記記事で紹介されていた奥義を思い出し、とにかく「ラインスラックをダルダルに作ってステイ時にワームを動かさない」よう集中します。
そして次に動かし始める時、ラインスラックの重みでそっとアタリを聞く・・・と、再び待望のコツコツバイト!
・・・が、16lbフロロがブレイク・・・(泣)。
不慣れな釣りに集中力が続かないため、西岸インサイドのシャローウィードへ移動します。
デスアダースティック5.5inの5gライトテキサスで、地形変化絡みのウィードをコリコリ。
ここでもラインスラックに気を付けて、ステイ時に1ミリもワームを引っ張らないよう細心の注意を払います。
そしてラインの重さでそっとアタリを聞くと・・・「ぐいっ」。
ドキドキを必死で抑えながら送り込み、バチーンと鬼アワセ!
野太いファイトを見せて上がってきたのは、55cm・2260g!20150515_104929

顔の割にスレンダーなアフターっぽい個体でした。
いやぁ、ボトムゲームも面白いですね~。
<タックル>
ロッド:ワイルドサイドWSC72MH
リール:13メタニウムHG
ライン:フロロ(FCスナイパー)16lb
ルアー:デスアダースティック5.5in 5gライトテキサス
フック:ワーム321 #3
初投入のワイルドサイド72MHに入魂完了!
2kgクラスをものともしないトルクは、さすがアラミドです。
そして何気に、テキサスで55クラスを釣ったのは初めてかもしれません。
永野さんありがとう!(ヘビダンじゃないけどw)
さらにテキサス修行を続けたかったものの、夕方は南の強風に・・・。
仕方が無いので、少しでも回復系アフターが多そうな3mフラットに移ってスイミングジグを巻いていきます。
高低差のあるウィードトップに大量のベイトが絡むラインで、ガツガツ、バチーン!20150515_162713

53cm・2120g頂きました!20150515_162803

尾ビレが少し傷ついて、これもアフターっぽかったです。

<タックル>
ロッド:エクスプライド173MH-CR
リール:12アンタレス(ノーマルギア)
ライン:フロロ(FCスナイパー)14lb
ルアー:Jクラスター3/8oz + スタッガーオリジナル5in
フック:パイルドライバー #5/0 (スクリューキーパーのみツイストロックのものに交換)
というわけで、少しだけボトムの釣りのヒントを掴みかけた釣行でした。
●反省
ヤル気のない初心者さんにばかり釣れて、ムキになる経験者には釣れない。
そんなシチュエーションで、「釣る気満々過ぎて、殺気で魚が逃げる」なんてよく言われます。
で、今回思ったのですが、その正体は「ラインスラック」にあるのではないかと。
初心者さんはぼーっとしているため、ラインがダルダルに緩んで自然とスラックが出来ている。
目を三角にしている経験者は、必死に釣ろうとするあまり、知らずラインを張りがちになってしまう。
これが良く言う「殺気」のメカニズムなのではないでしょうか・・・。
自分もトップやジャークベイトの釣りだとラインスラックをとても気にしているのですが、ボトムゲームでも非常に大切な事が良く分かりました。
と言うかたぶん、ラインスラックは全ての釣りのキモなんじゃないかという気も。。。
あとはもっと根本的な問題として、どういったエリアを狙うのか?という所が分かっていないのが一番問題です。
回復系の魚をハードベイトで狙う様な、「流れ」とか「ベイト」の要素が抜けると、自分はエリアセレクトが出来ない事にようやく気付きました(苦笑)。
スポーニング場近くの地形変化とか縦スト?くらいのアバウトな感じでしか思いつきません。
それから強く感じたのは、釣りのテンポの遅さです。
スローダウンゲームなんだから遅いに決まってるでしょ?と言われるかもしれません。
でも、動きはスローでも、テンポはなるべく早くないとあまりに効率が悪くなってしまう気がしまして・・・。
(これについては、また別記事にしてみたいと思います)
ともかく、だんだん面白くなってきたボトムの釣り。これからもやり込んでいきたいと思います。 

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