4Jun
さて、いよいよ梅雨が迫ってきました。
快適な釣りは、まずレインウェアから・・・という事で、DeeeP STREAMではレイン用品をたびたび取り上げてきました。
そんな中、「雨対策のキーは、袖口にある」という考え方から、お勧めのレインカフスをご紹介しました。
しかしその最強レインカフスをもってしても、残念ながら完璧に浸水を防ぐ事は出来ません。
という事で今回は、レインウェアに求められる袖口性能を考えてみたいと思います。
カギは肩方向からの浸水防止
以前紹介したスローテーパーのレインカフスは非常に優れもので、手首方向からの浸水はほとんど完璧にシャットアウトしてくれます。
しかしそれでも袖口に浸水してしまう理由は、ロッドを下げて操作する際、肩方向から水滴が流れ落ちることにあると考えています。
(下の写真・矢印方向)
最重要ポイントは、2重袖口
これを防ぐためにはどうすればよいかと言うと、ズバリ「ニ重袖口を採用したレインウェアを選ぶ」事に尽きると思います。
少し写真が見にくいかもしれませんが、内側にネオプレーン性の内袖?が付いています。
これにレインカフスを装着すると、こういう感じになります。
(テンペストDSジャケットの画像をお借りしています)
写真左の内袖の部分にレインカフスを被せ、その後めくっている外袖の部分を下げて全体を覆います。
これによって上下どちらの方向からの浸水も防ぐ事が出来、手首からの浸水をほぼ完ぺきに無くすことが出来ます。
耐水圧と透湿性を上回る、最も大事な要素
レインウェアと言うと、○×テックスがいい、いやゴアテックスが最高だとか言った耐水圧・透湿性に目が行きがちです。
もちろんそれも重要な要素なのですが、釣りにおける優先順位では、この「2重袖口」に軍配が上がるように思います。
何故なら素材うんぬん以前に、手首と首周りは大きな穴が開いていて、「直接浸水する」部分だからです。
というわけで釣り用レインウェアを選ぶ際は、この袖口の造りに気を付けてみてはいかがでしょうか。
おまけ:RBBレインスーツBR-005レビュー
というわけで2013シーズンは、2重袖口を備えた「RBBレインスーツBR-005」を使用していました。
近所の量販店(イシグロさん)で上下1万円を切るというリーズナブルさ。
それでいて防水透湿素材という事で購入したのですが・・・
1シーズンたたないうちに、ファスナーが取れたり生地がくたくたになったりと、やはり耐久性は値段なりのものでした。
耐水圧や透湿性より袖口が大切だ!と書いたそばから言うのもなんですが、本格的な使用を考えると、残念ながらこの価格帯のレインウェアの使用は結構厳しいかなというのが率直な感想です。
じゃあそろそろお勧めレインウェアを紹介してよ!と言われてしまいそうですので、また近いうちに記事にしたいと思います。。。
※次回記事UPしました!
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