29May
ワームがズレずに快適な、スクリューロック式フック。
しかしそこには「すっぽ抜け」という大きな落とし穴が!?
フッキング率を向上させる、フックセット法をお話します。
スイムジグのフックセッティング
皆さんこんにちは、KenDです。
少し間が空いてしまいましたが、私の最も好きなスイムジグコンビ、“スタッガー5”と“Jクラスター”を紹介してきました。
今回はスイムジグで使用するフックと、ちょっとしたセッティング方法をご紹介します。
スクリュー式フックのメリットとデメリット
さて、Jクラスターには“ツイストロック”というスクリューキーパー式のフックが標準装備されています。
このツイストロックは非常にすぐれもので、自重のせいで頭が裂けやすい大型シャッドテールワームを見事なまでにキープしてくれます。
パイルドライバーやピアスフックなど、数あるスクリュー式フックの中でも、ツイストロックのキープ力はおそらく最強。
極端な話、数匹釣ったくらいでは全く平気なくらいですので、フルキャストしてワームがずれた・・・というストレスからは完全に解放されました。
しかし弱点もあります。
それは・・・フッキング時にスッポ抜けやすい事です。
ワームは、頭が裂けてずれる事で、埋めておいた針先が露出してフックアップするのだそうです。
つまりあまりにもズレにくいために、針先が露出しないリスクが高いというわけです。
このため、通常のワーミングではオフセットフックを使う事が再び多くなりました。
スッポ抜けを防ぐセッティング
しかしスイムジグ(Jクラスター)だけには、今もまだずっとツイストロックを使い続けています。
それは・・・あるセット方法をする事で、スッポ抜けを克服できたからです。
そしてそのセット方がコチラ!
コツは・・・針先を完全に出しておく事です。
こうすればバスが噛んだだけでポイントが接触するのか、オフセット式と比べて遜色ないフッキング率になった気がします。
(コツコツバイトが全部とれるわけではありませんが)
逆に、ウィードが引っかかり過ぎない?と心配される方もいらっしゃるかもしれません。
しかしスタッガーの上面が凹にへこんでいるせいか、ぴったりフィットさせておけば根掛かりに困った事はありません。
最後に1つ付け加えておくと、実はツイストロックのスクリューキーパーを、パイルドライバーに付け替えて使っています。
(つまりキーパーはツイストロック、フック本体はパイルドライバーです)
これはツイストロックがどうも太軸過ぎる気がして、遠距離で掛ける事も多いスイムジグでフックを貫通させるには、中軸のパイルドライバーぐらいがちょうど良い気がしているからです。
(パイルドライバーでも伸ばされたりしたことはありません。ちなみにパイルドライバーのキーパーは大型ワームには少しキープ力が弱い気がします)
というわけでストレスフリーのフックセッティング、ぜひ試してみて頂ければと思います。
※続編のラバーチューニングについてもUPしました!
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