アメリカBASSトーナメント参戦を目指すアマチュアバサー、KenD(けんでぃ)の奮戦記をお送りします。。。

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[D] 結局、ジグとテキサスは何が違うのか? -1.”水押し”編-

ボトムフィッシングの大定番、ジグ&テキサス。
しかしその違いは、長年謎のままでした・・・。
“水押し”で使い分ける、ビッグフィッシュ攻略法を考えます。

 

ラバージグとテキサスリグの違い

皆さんこんにちは、KenDです。
さて、ボトムゲームの基本と言えばもちろんジグ&テキサスですよね。
しかしこの2つ、どう使い分ければ良いのか?長年ずーっっと疑問でした。

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ワーミングの苦手な私の事ですので、あまり細かい違いまでは意識していません。
ですのでシンプルに、“水押し”“フッキング・メカニズム”の2つに絞って使い分けをしています。
というわけで今回は前編として、ジグとテキサスの水押しの違いについて書いてみたいと思います。

 

キモはフォールスピードではない

まずジグとテキサスの大きな違いとして、“フォールスピード”が挙げられる事が多いように思います。
つまりラバーの抵抗がある分、同じシンカーウェイトでもテキサスリグよりラバージグの方がスローにフォールするというわけです。

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確かにそれは間違いなく真実なのですが、個人的にキモは”スピード”では無いと感じています。
フォールの速度だけで言えば、重いジグと軽いテキサスは同じスピードになり得ます。
(例えば、1/2ozのジグと3/8ozのテキサスだと、ラバー量やトレーラーによっては同じフォールスピードになり得る)

しかしスピードが同じなら釣れ方も同じか?と言えば、経験上全然違うと感じています。
一般的に「ジグはビッグバスが釣れる」と言われますが、それはフォール速度の等しいテキサスと比較しても確かに言えると思うのです。

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では、その最大の違いとなっている要素は何なのか?
それは当ブログで何度も書いてきている、“水押し”にあると考えています。

IMG_20160622_141602

 

“大きなベイト”を感じさせる

上にリンクした記事でも書きましたが、抵抗の大きいものを重いウェイトで沈めると、結果的に大きく水を動かす事になります。
これが“強い水押し”の正体だと思うのですが、魚にはこうした水の動きを感知する「側線」という感覚器官があります。
つまり水押しの強いルアーを使うという事は、落ちて来た物が「大きなベイト」だと魚に感じさせることだと思うのです。

ですから、大きなベイトに引いてしまうスモールサイズは釣れ辛くなるはず。
結果としてラバージグは、ヤル気のあるランカーを選んで釣れるのだと思います。

IMG_20160708_125139

しかし、ではいつでもラバージグがビッグバスに効くか?と言えばもちろんそうでは無いと思います。
コンディションによってはサイズを嫌う事も多々あると思いますし、スローよりもかえって速い動きに反応する事もあると感じています。
そんな時は、水を切ってストン!と落ちるテキサスリグだけにバイトが集中する事になるでしょう。
(ちなみに、パンチショットリグだとさらにフォールスピードは速くなります)

IMG_6511

ですから大切なのは、バスの状態に応じて、水を押す動きを好むのか?それとも水を切るスピードに反応するのか?を判断する事。
それによって使い分けられれば、さらに多くのバスを手に出来るのではないかと考えています。
(自分は出来ているのか?と言われると痛いですがw)

 

次回はもう一つの決定的な違い、“フッキング・メカニズム”について考えてみたいと思います。

 
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