10Oct

フリップギルは、実はあまりスパイラルしない?
種類によって、かなり動きの違うギル型ワーム。
その動きを100%引き出す、セッティングのコツをシェアします。
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フリップギルは、実はあまりスパイラルしない?
皆さんこんにちは、KenD(けんでぃ)です。
遅ればせながら、今シーズン色々と使い込んでみている「ギル型ワーム」のジャンル。
状況によっては、爆発的な威力を発揮する事がだんだん分かってきた気がします。
そしてその動きのキモは、おそらく「スパイラルフォール」にあるのではないかという記事を以前書きました。
しかしそのスパイラルの度合いは、ワームによって結構違いがある事にだんだん気付いてきました。
具体的に言うと、最も大きくスパイラルしやすいのは、元祖とも言える”スタッガーワイド“。
そして次によくスパイラルするのが、ブルフラット。
最後に最もスパイラルし辛いのが、フリップギルのように感じます。
特にフリップギルをテキサスリグでセットすると、かなり軽めのシンカーでもほとんどスパイラルしないような気が。
フリーテキサスで使うと、シンカー着底後のノーシンカー状態で、ようやくヒラリとスパイラルするぐらいに感じます。
ですので1/4ozぐらいより上のジグにトレーラーとしてセットすると、ほぼ普通に真っ直ぐ落ちるように思います。
(もちろん「スパイラルすればするほど良い」というわけではなく、それが狙った動きなのでしょうが・・・)
よりスパイラルさせるセッティング
このようにワームによってアクションに幅のあるギル型ワームですが、リギングによってもだいぶ動きが変わります。
スパイラルフォールを強調するという意味では、「1/16~1/8oz(1.6~3.5g)程度の超ライトテキサス」が有効という話を以前書かせて頂きました。
しかしこのセッティングを用いても、上に書いたようにフリップギルではあまり大きくスパイラルしません。
これをしっかり動かすにはどうすれば良いのか・・・と試行錯誤を重ねた結果、1つの事に気が付きました。
それは・・・ボディ下部に軽めのネイルシンカーを打つと、強烈にスパイラルするようになる、と言う事です。
テキサスなどのリグでは、どうしてもリグの頭側が下に引っ張られてしまいます。
しかしネイルシンカーならば、その位置をテール側に寄せる事が出来るため、フラットなボディ下部で広く水を受ける事が出来ます。
これによって、ストンと頭から落ちるのではなく、腹に抵抗を受けてゆっくりとスパイラルさせられるのではないかと考えています。
さらに言えば、キムケンさんはブルフラットにウェイテッドピアスを使っているとの事。
確かにこれも同様の原理で重心がややテール側に寄るため、スパイラル幅が広くなるのだと思います。
(キムケンさんブログより)
ただ、ネイルシンカーだと打つ位置を自由に変えられるため、個人的にはこの方法が気に入っています。
傾向としては頭側に寄せれば狭いスパイラル幅で早めにフォールし、テール側に寄せればワイドでゆっくりとした動きになります。
(ただし、真ん中より頭側に打たないと、後ろ向きに落ちて行ってしまいます)
適切なスパイラル幅
ただしここで注意したいのは、繰り返しますが「スパイラルすればするほど釣れる」というわけでは無い、という点です。
ひたすらゆっくりヒラヒラと落ちる動きに反応する事もあれば、「ヒラ」ぐらいのちょいスパイラルが効くこともある。
どこが適切な落としどころか?というのは、おそらくその日の状況によってだいぶ変わってしまうのではないかと感じています。
この辺り、どういう状況でどの程度のスパイラルが効くのか?については、私もバスに聞いてみないと全然法則性じみた事は分かっていません。
ですのでもし何かヒントを掴んでいる方がいらっしゃれば、ぜひ教えて頂きたいところです・・・。
しかしいずれにせよ、テキサスを普通にストンと落としても全く喰わないような状況で、スパイラルフォールだけに異常に反応する事は確かにあると感じています。
バイトが返って来ない時のレパートリーとして、この手のギル型ワームを引き出しに加えておく事は非常に効果的なのではないかと思います。
(ストン、ならウルトラバイブスピードクローで片がつくと思うのですが・・・)
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