10Nov
高価なレンズなのに、何だか緩くてカタカタする!?
しかしその「隙間」には、狙って作られたこだわりが・・・。
レンズの歪みをチェックする、簡単な方法をシェアします。
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レンズがカタカタする!?
さて、息の長いシリーズとなった偏光グラス特集はいよいよ10回目に突入!
今回のテーマは、偏光レンズの「隙間」の話。
実は私が作ってもらったTALEXのサングラス、何だかレンズがカタカタするのです・・・。
(ちなみにフレームはZEALのVERO 2nd です)
よく見るとフレームに嵌め込んだレンズのサイズがやや小さめで、そこに隙間が出来ている様子。
お高いサングラスにしては、何というか精度が甘いんだなぁ・・・と怪訝な顔をしていたら、タレックスのY氏がニヤリ・・・。
何とこの隙間、わざとつけられているというのです。
「歪み」を排除するために
わざとカタつくように作ったとは一体どういう事なのか!?
この時選んだプラスチック製のレンズは、実はぴっちりとフレームに嵌め込むと「歪み」が出来てしまうのだそうです。
硬いガラスレンズなら良いらしいのですが、樹脂レンズは柔らかいのでたわんでしまうのだとか・・・。
本当にそんな事が起こるのか!?と不信感満々だった私。
しかし自分の古い偏光グラスを見てビックリ!
PCのモニターにかざして見ると、何とモワモワと歪みが浮き出て見えたのです。。。
レンズが歪むと何が悪いの?・・・と言う件に関しては、前回書いた記事の通り。
水中が見辛くなるだけでは無く、人によっては「偏光酔い」を引き起こす原因にも・・・。
というわけで狙って作られた「隙間」は、レンズを歪ませないための工夫でした。
なるほど~と唸らせられたと同時に、精度が甘いとか疑ってスミマセンと反省しきりです(苦笑)。
(まあでも、ガラスレンズだったら関係ないことでしょうが・・・)
※ただし注意点として、物によっては見え方を調整するためにわざと歪みをつけてあるレンズも存在するそうです。
左右対称で整った歪みであれば、狙って付けられている可能性を考えた方が良いかもしれません。
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