16Nov
「フロッグ竿」の枠を超えたウィニングロッド、“WSC65MH”
しかしなかなか入手出来ないと、各地から悲鳴が・・・
ワイルドサイドが気になる方への、注意とアドバイスをシェアします。
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オールスターを制したロッド
皆さんこんにちは、KenD(けんでぃ)です。
北大祐選手の涙の優勝劇で、今年のオールスターは大盛り上がりでしたね。
この勝利で俄然注目が増したウィニングロッド、“ワイルドサイド”シリーズ。
「北選手が使用した番手は何だったの?」という質問が、当ブログにも何件も寄せられました。
しかし私は単にワイルドサイド好きな1ユーザーであり、テスターでもなければ「中の人」でもありませんので全く分からず・・・。
お役に立てず大変申し訳なかったのですが、レジットデザイン・鬼形さんのFBでウィニングロッドが公開されておりました!
ピュアグラスのクランキンロッドは残念ながらまだプロトのようですが・・・
個人的に非常~に嬉しいのは、大好きな番手“WSC65MH“がスピナーベイト用としてウィニングロッドに輝いていた事でした。
私自身は、琵琶湖でのビッグ・テクニカルプラッギングでメインに使用。
大きめのトップウォータープラグやジャークベイトに最適な、なかなか他には無い番手だと溺愛しています。
(シャワーブローズとかスーパースプーク、ルドラやカナタあたりを快適に操作できる「ダルくて強くて短めの曲がる竿」って殆ど見当たらない気が・・・)
もちろんメインであるフロッグ用途にも、亀山ダムのオーバーハングにスキッピングで入れ込むのに使いやすかったです。
それでいてショートレンジのスピナーベイティングにも向いているとなれば・・・
これはもう、「フロッグロッド」の枠を超えたかなりマルチな1本と言えるのではないでしょうか。
幻の番手?
しかしこのWSC65MH、実は一部で幻の番手などと呼ばれておりまして・・・。
フロッグ用途と言う事で生産数が少なかったのか?しばらく入手が非常に困難な時期が続きました。
私がこのロッドの記事をUPした後も、「どこにも売ってないんですけど・・・」というメッセージを多数頂いたものです。
(私はレジットデザインの人ではないため在庫や生産予定は本当に知りませんので、悪しからずご了承ください)
なぜこうした事が起こるのか?と言えば、おそらくレジットデザインさんの企業規模によるものかと思います。
一気にメジャーになった印象が強いものの、少数精鋭3人のみで構成される新興メーカー。
検品作業は専務・取締役自ら全て目を通しているらしく、現体制では大手メーカーのような大量生産が出来ないのではないでしょうか。
個人的にはこのインディーズ感というか、職人的な部分に魅力を感じるところです。
しかし、「欲しい時にすぐに入手できない可能性がある」という点には注意が必要かと。
狙いのモデルがあるのであれば、今冬のシーズンオフの間に入手しておいた方が安全なように思います。
ハンドメイドルアーとまでは言いませんが、大手メーカー品感覚では手に入れ辛い感じでして・・・。
(ちなみに今確認してみると、amazonなどでも少しだけ在庫があるようです)
もう1つのウィニングロッド
そして北選手のオールスター制覇と並べてしまうのは非常に恐縮なのですが・・・
昨年の浜名湖オープントーナメント最終戦で私が優勝した際に使用した、“WSC66ML”についても少し触れておきたいと思います。
先日行われた2016HOT最終戦の際にもかなり注目度が高く、実際に触って試投して頂いた方は感じられたかと思いますが・・・。
このWSC66ML、かなり「曲がる」ロッドです。
会場でも良く質問を頂いたので回答しておきますと、これは「プラッギングスペシャル」だと思います。
弾性率も低めでレギュラー~スロー気味に良く曲がる、しっかり乗せてバラさないタイプ。
バレやすいボートシーバスゲームなどにも最適な1本だと溺愛しています。
似たような番手のWSC66MやWSC610Mはどうなの?という質問も多く頂きました。
スペックだけ見ると似たように見えるかもしれませんが、個人的にはこれらは「全然違うロッド」だと感じています。
どちらかというと高弾性寄りで、ボトム・フィッシングを強く意識している印象。
アングラーの好みにもよりますが、私でしたら“巻き物”に使うのは66MLしかないという印象です。
(ただし610Mは、ジャークベイトなどのテクニカル・プラッギングには向く気がします。ちょっと長いけれど)
このように、番手ごとにかなり細かく作り分けられているワイルドサイド。
レジットデザインさんはストアイベントを頻繁に開催しているようですので、詳しく知りたい方は直接作り手に質問してみるのが一番ではないでしょうか。
(こうした作り手とユーザーの距離が近いのも、小規模メーカーさんの良さかなぁと思います)
ちなみに我らが浜松地区でも、12/10(土)にイシグロ高林店さんでストアイベントが行われるとの事。
専務取締役さんが直接来て解説してくれるそうですので、興味のある方は出掛けてみてはいかがでしょうか。
何でもほぼ全機種展示販売されるらしいので、私も気になる番手を触りに行ってみようと思っています。
(浜名湖アングラーの皆様、一緒に行きます???)
というわけで今回は、あまりに多いワイルドサイドの問い合わせについてお話させて頂きました。
やはり北選手のTOP50チャンプ獲得、オールスター制覇以来の爆発的な注目度の高まりを実感します。
尚、できればご質問はレジットデザインさんに直接送って頂けると幸いです・・・(笑)。
(公式twitterさんなどでも、非常に丁寧に回答して下さっています)
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