28Nov
ビッグフィッシュだけを求め、晩秋の巻き物一本勝負!
しかしランガンするうちに、湖に起こった異変に気付く!?
そして起こった「正面衝突バイト」と、今期の傾向を分析します。
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晩秋の巻き物一本勝負!
皆さんこんにちは、KenD(けんでぃ)です。
以前も少し書きましたが、私はこの晩秋~初冬という季節が結構好きです。
その理由は・・・南湖ではウィードが少なくなってくるために、「巻いて釣りやすい」から。
というわけで去りゆくシーズンを惜しんで、巻き物オンリーのデカバス狙いに行って来ました。
2016/11/24(木)
[6:30]薄曇り/微風
気温 7度/長潮
水温 瀬田川 14.7
琵琶湖大橋 15.3
安曇川沖 14.7
5点平均水位 -30cm
放水 15t/s
まずはここ最近の冷え込みを考慮して、チャンネル絡みのディープをチェック。
良さそうな残りカナダモを探してランガンしますが、以前チェックしておいたウィードが全然無い!?
まるで浦島太郎状態・・・この変化の激しさが、南湖の難しさですよね・・・。
(ウィードがモサモサの9~10月頃は、やはり撃つ釣りが強いよなぁと思わされましたが、今は昔・・・)
そこで少しマイナーな場所?をチェックしに行くと、ショットオーバー2の浮上中にガッツリバイト!
(ちなみに数あるショットオーバーシリーズの中でも、2は異常に釣れる気がします・・・)
長さはギリギリ50㎝に足りない49クラスでしたが、筋肉隆々の2kgアップ!
ちなみに写真撮影用に横掛けしてありますが、フロントフックに掛かっていました。
もしやこれはパターンなのか!?と同条件を探して回りますが、延々とノーバイト地獄・・・。
やはり偶然だったのかと、オーソドックスな狙いに戻しても反応は無し(泣)。
デスレイクとまでは言いませんが、やはりこの時期簡単には行きません。
正面衝突バイト
そうこうするうちに短い秋の陽は傾き始め、夕刻のラストが迫ります。
一本ヒットしたポイントに戻り、周辺を探りながらクランキングアプローチ。
するとウィードコンタクト後の浮上中に、ゴゴッとド派手なひったくりバイト!
ウィードへの猛ダッシュをいなして上げてくると、54cmのナイスワン!
ブリッツMAX-DRが、真正面から丸飲みされていました・・・。
ちなみにこういう喰い方を、「正面衝突バイト」と呼んだりするそうです。
そのメカニズムは、下から喰い上げるバスがルアーの前面に回り込んでバイトするから。
クランクベイトの浮上時やジャークベイトのストップ時に多くみられる現象だと思いますので、ぜひチェックしてみて頂きたいと思います。
ちなみに釣っている場所はウィードトップ1.5m前後の場所だったのですが、あえてブリッツMAX-DRで潜らせたらバイトしてきた・・・。
このちょっとしたヒントが、予想外の爆発に繋がろうとはこの時は思ってもみませんでした・・・。
(ちなみにブリッツMAX-DRは最大潜行深度4mくらいです。この時はショート~ミドルキャストで3mくらいしか潜らせませんでしたが)
(短い助走でしっかり潜ってくれるので、ウィードコンタクト・クランキンに重宝しています・・・)
今季の琵琶湖の傾向
さて、最後に今回気付いた今シーズンの琵琶湖の傾向をメモしておきたいと思います。
寒波も到来して日に日に水温が下がるこの時期、王道はやはり「ディープ」ではないでしょうか。
水温の安定する北湖の水が入りやすいチャンネル沿いで、背の低くなった残りカナダモの上を巻くのがオーソドックスだと思います。
しかし今年の琵琶湖は、ここに来て本当に一気にウィードが無くなったと痛感しました。
もちろん、寒さに比例して量が減っていくのは例年の事なのですが・・・
「枯れて背が低くなる」という次元を超えて、本当にまるっきり無くなってしまったスポットが多いように感じたのです。
これは一体なぜなのか?
詳細は不明なのですが、その原因の一つは「コカナダモ」にあるような気がします。
例年、春頃から繁茂するコカナダモは夏前に勢いを弱め、次第に「オオカナダモ」に生え変わっていくと思うのですが・・・
なぜか今年に限っては、ずっとコカナダモ優勢のままシーズンが進行したように感じるのです。
そして寒波の到来に伴って、コカナダモの群生が一気に消滅。
冬季もしぶとく残るオオカナダモと違い、あっさりと完全に抜けきってしまったのではないかと思います。
ですので急激にウィードが減少し、しかも残った僅かなオオカナダモエリアにはアングラーが集結する・・・。
これが今の琵琶湖を攻める上でのハードルになっているように感じました。
そこで今回私が着目したのが、比較的しっかり残っているエビモ・ササバモ・フサモ等でした。
これらのいわゆる「縦系ウィード」は、南湖中にたくさん残っています。
下がったとはいえ水温は13~14℃台・・・チャンネルラインのみならず、まだまだ全域にチャンスがあるのではと考えたのです。
「比較的よく残った縦系ウィード」、そして「深めのレンジ」。
この2つをキーに、2日目の戦略をアジャストしていく事に。
そしてその先には、想像を超える衝撃が待ち構えていたのでした・・・。
(続く)
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コメント
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2016年 11月 29日
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