7Jul
「釣り禁」により、次々と消滅していくフィールド・・・。
釣り場を守る事が出来るのは、結局釣り人しかいない?
フィールドを未来に残すための、地域の取り組みをお伝えします。
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第2回都田オープン開催!!
皆さんこんにちは、ディープストリームのKenD(けんでぃ)です。
さて今週末は、TOP50第3戦七色ダムラウンドも開催されるトーナメント・ウィークとなっておりますが・・・。
来週末の7/16(日)は、地元の浜松市にある都田ダム(いなさ湖)にて“第2回都田オープン“が開催されます。
(写真お借りします!地元企業のマスコットも応援に来てくださったようで・・・)
実は私、浜松に住みながらも都田ダムで釣りをした事がありません(汗)。
使えるボートの都合(都田はエレキ限定)で琵琶湖ばかりになってしまっているのですが・・・。
地元のアングラーの皆様と交流を深めたいと思い、今回参加させて頂くことと致しました。
借り物のボートで魚探無し、しかもプラ無しのぶっつけ本番という強硬スケジュールですが・・・。
参加者の皆さんと楽しく盛り上がりたいと思いますので、どうぞよろしくお願いいたします<(_ _)>
(ノーフィッシュだったら罰ゲームとかマジで勘弁して下さいwww)
釣り禁止の荒波
ところで私の住む静岡県西部・愛知県東部あたりの地域は、「バスフィッシング不毛の地」と呼ばれています。
バス釣りの出来るフィールドが極めて少ないために、わざわざ琵琶湖や富士五湖方面まで遠征するアングラーが大勢・・・。
そんな土地柄から、釣具屋さんにもバス用品が少ないという悲しい現実があるのです。
しかし実は、かつては意外とフィールド数が少なくない地域でもありました。
〇×野池群といった小規模フィールドが、身近な場所に点在・・・。
私自身、子供の頃は近所の野池でバス釣りを始めたものです。
けれども迷惑駐車やゴミなどのマナー問題から、次々と閉鎖に追い込まれます。
1つ、また1つと消えてゆくフィールド・・・気付いてみれば、今や多くの場所が釣り禁に。
こうして地元の釣り場を失ってしまったバサーは、他所のフィールドへ行かざるを得ない状況となってしまったのです。
地元の釣り場を守るという事
そして本大会が開催される都田ダム(いなさ湖)も、90年代後半に閉鎖寸前の事態に陥ったそうです。
そこで”Team BOSU“さんや”レイクイナサ フィッシングクラブ“さんといった地元の釣りクラブの方々が、行政と話し合いを重ね、あるいは現場のアングラーにマナーUPを呼びかけ・・・
必死の努力を重ねた結果、何とかフィールドの危機を回避する事が出来たのだという事です。
しかし最近になって都田ダムを訪れる釣り人が増え、ローカルルールをよくご存じないアングラーも目につくようになったとの事。
トラブルの問題も増えつつあるらしく、何とか利用者間でコミュニケーションを図り、ルールの周知に繋げられないものか・・・という趣旨で昨年から始まったのが、この「都田オープン」誕生のきっかけなのだそうです。
そんなわけで私も微力ながらご協力させて頂きたいと考え、参加させて頂く事となったわけです。
私の尊敬するエキスパート・アングラーの方が語って下さった、ある忘れられない一言があります。
「行政だとか業界だとか、誰かに何とかしてもらおうと頼ってはダメ。自分たちの釣り場は、釣り人自身の手で守っていくしかない」
それは長年フィールドの保全活動に携わり続けて来た方の、重い重い実感なのだろうと思います。
そうした活動には、自分の時間も、労力も、お金も費やす事が必要になります。
そして返ってくるものと言えば、様々な批判ばかり・・・というのが現実ではないでしょうか。
しかしそれでも誰かがやらなければ、釣り場を守っていく事は出来ない。
そう覚悟を決めてフィールドを守り続けて来た先達の方々に、心から敬意を表するとともに、ささやかですが助力させて頂ければと思う次第です。
というわけで、大切な釣り場を守っていくための親睦釣り大会「都田オープン」。
クラブの垣根とか一切関係ナシ!で、どなたでも気軽に参加できるとの事です。
エントリーせず表彰式(16時前後)に顔を出して頂くだけでも大歓迎だそうですので、皆様ぜひお越し頂ければと思います!
(詳しくは↓をご覧ください)
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コメント
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2017年 7月 18日
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