12Aug
ポイント選びの重要要素、“ハードボトム”
しかし底質が硬いと、なぜ魚が集まりやすいのか?
ハードボトムが良く釣れる、そのメカニズムを考えます。
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ハードボトムはなぜ釣れるのか
皆さんこんにちは、ディープストリームのKenD(けんでぃ)です。
さて毎週土曜はソルトの日・・・ですが、どんな釣りでも大切になってくる”ハードボトム”。
今回はこの要素が、どうして魚を惹きつけるのか?について考えてみたいと思います。(クロダイ/キビレは、特に硬い所好きですよね・・・エサがあるからだと思いますが)
ちなみにここでは、大岩やマンメイドストラクチャーなど、縦ストやカバーの要素を持つハードボトムは除外して考えます。
(縦ストやカバーとしての機能を持てば、それは当然魚を集めることになるので)
そうでは無くほぼフラットな地形における底質が、ハードな場合と泥っぽい場合の比較としてお考え下さい。
“流れ”の結果としてのハードボトム
まずは一番オーソドックスな説から行きたいと思いますが、そもそもなぜハードボトムが出来るのか?という成り立ちを考えてみます。
と言うのもマンメイドにせよ岩にせよ、どんな硬いものでも場所によってはどんどんと砂に埋まっていってしまいます。
(この漁礁、数年前までは良く釣れたのに最近は埋まっちゃって・・・なんて話、よくありますよね)
逆に言えば砂が堆積せずにハードボトムが露出しているような場所と言うのは、それだけ流れが強い場所と言う事が出来るというわけです。
ですから重要なのはハードボトムという要素そのものよりも、それを生み出す流れの方にある・・・と言うわけです。
この説は確かに、大きな説得力を持つように感じます。
ハードボトム自体の引力
しかし中には、流れとあまり関係が無いと思われるハードボトムもあります。
たとえばフラットの中に旧道跡のコンクリートが敷いてあるといったような、イレギュラーなポイント。
けれどもこうした場所もまた、ベイトフィッシュを始め様々な魚を集める要素になることがある様に感じます。
ではなぜそうした場所を好むのか?というと、「泥が巻き上がりにくい」という要素があるのではないかと考えています。
たとえばターンオーバー時など、ボトムから泥が巻き上がって粉っぽく濁ると、魚の活性が著しく低下するのは広く知られている事と思います。
そうであれば、一般に魚は泥の巻き上がりを嫌う=そうなりにくいハードボトムを好む、という図式も成立するのではないかと思うのです。
(フラットな場所に急にベイトが山盛り・・・と思ったら、そこがハードボトムだったなんて事、ありますよね)
もちろん魚種にもよりますし、フィールドの性格に大きく左右されるのは間違いないと思うのですが・・・。
「泥の巻き上がり」は無視できない要素なのではないかと、すごく個人的にですが感じている次第です(妄想かもしれませんがw)。
ハードボトムはなぜ釣れるのか?・・・皆様の持論は、いかがでしょうか。
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コメント
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泥の巻き上がりを魚が嫌うというのは大いに賛成です。
が、鯉などの魚がボトムを大きく撹拌して巻き上がった砂けむりにベイトが集まっている光景を見たことが何度かあります。
このように一時的に砂けむりができ、ベイトを集める要素のあるソフトボトムが場合によってはハードボトムよりも爆発する可能性があると考えています。
そのため、ソフトボトムを釣る場合は鯉などの大型魚に着目しています。
コメントありがとうございます!
さすがお目が高い・・・確かに一部の限定された砂の巻き上がりは、ベイトの存在を示唆するという意味で魚の活性を上げる事があると感じています。
(アサリを掘っていると、クロダイが集まってきます。。。)
こんばんは。私はソルトはほとんどやらないのですが、ソルトでもハードボトムがエリア、もしくはポイントの選定要因になるんですね。
そうなのです、魚種にもよるのですがその傾向は顕著にあって、同じなんだなぁと感心した次第です!