アメリカBASSトーナメント参戦を目指すアマチュアバサー、KenD(けんでぃ)の奮戦記をお送りします。。。

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:[D] 逃げのフィネスと攻めのフィネス

色々投げてもノーバイト、ついつい頼るライトリグ・・・。
何とか魚に触りたいと、“逃げのフィネス”に陥りがち!?
ビッグワンを狙う撃つ、“攻めのフィネス”への道を模索します。

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フィネスが一番釣れない?

皆さんこんにちは、ディープストリームのKenD(けんでぃ)です。
さて、個人的に今年のテーマは「フィネス」でありまして・・・。
シーズン序盤から、なんちゃってフィネスに悪戦苦闘している昨今です。
(あ、だれですか今笑ったのは!?)

しかしこれまでのところ、実を言うと明らかな苦戦を強いられています。
簡単に言うと、「全然釣れない」・・・。
こんなのジャークベイトの方がバイト多いじゃないか!と、日々イライラしながらもがいております(笑)。

そんな中、もしかしたら私はフィネスに対して根本的に勘違いをしているのかもしれない・・・と思えてきました。
というわけで今回は、フィネスに対する姿勢についてイチから考えてみたいと思います。

 

逃げのフィネス

さて私が持つフィネスのイメージは、一言で言うとおかゆです。
クランクやフルサイズジグをバックリ喰ってくるだけの元気がないタフなバスに、これだったらどうでしょう・・・と差しだす病院食(笑)。
ですから強いルアーを投げても反応が無かった時に、仕方なく投げてみるという「逃げ」の釣りのイメージでした。

だからこそハッキリ言って好きになれなかったですし、その使い方は「クランクやジグを投げても釣れなかった同じ場所に投げてみる」というものでした。
それによって、食い気が無い魚だったり、サイズが小さいバスでも良いのでとにかく拾おう・・・という発想です。
ですから必然的に(?)、フィネスでビッグフィッシュを釣ったという経験をあまりしてこなかったのです。

 

攻めのフィネス

そんな自分の中のフィネスのイメージが劇的に変わったのが、先日の“都田オープン”でした。
この時、上位勢は上流部のサイトフィッシングでビッグフィッシュを次々とキャッチ。
ULロッドと3lbフロロ(!)でラストエースのノーシンカーを操るという、超本格的なフィネスがウィニングパターンとなったのです。

そしてそのサイズもさることながら、魚のコンディションも私の先入観とは全く違う物でした。
流れとベイトを求めて夏のバックウォーターに差してきたそのバスは、明らかに「喰う気のある個体」
少なくとも、カバーに身を潜めるヤル気の無いタフな魚とは違ったはずです。

しかし同じく上流エリアのカバーを、65lbのPEでフリップし続けた私はノーキャッチ・・・。
ベビーブラッシュホグの1/2ozテキサスで何度かバイトはあったのですが、結局1尾も掛けられずじまい。
けれども同様の釣りを3inセンコーの5gテキサスで撃った優勝者は、このパターンでもキロフィッシュを見事に釣り上げていたのです。

フローティングカバーにリグを持たせる釣りだったので、シンカーの重さなんて別に関係ないだろうとその時の私は考えました。
それよりも、揺すらなくてもカバーを貫通出来るスピードを重視したというわけですが・・・。
結果としてこの時の魚は、ルアーの大きさも、そしてシンカーの重さも嫌っていたように思うのです。
(大きいと喰い込まないし、重いと吐き出してしまう)

しかし繰り返しますが、それは魚がタフだったから・・・だとはどうしても思えません。
ベイトを求めて上流に差してきた一群は、間違いなく捕食する気満々だったはず。
それにも関わらず喰わせるのが難しかったのは、「クリアウォーター」、そして高い「フィッシングプレッシャー」で、魚がセレクティブになっていたからではないでしょうか。

その時上流部に大量に居たベイトは、5~7cm程度の細長い小魚の群れでした。
透明度の高いハイライト・コンディションで、ターゲットを凝視していたバスはブラッシュホグのシルエットを見破ったのかもしれません。
もしかしたらバイトした時の「エサの重み」すら気にしていて、1/2ozシンカーの食感に違和感を感じた可能性すら考えられます。
そしてそうした神経質な魚に対して、ラストエースはまさにマッチ・ザ・ベイトだったのではないかと思うのです。

これまではライトリグに対して、おかゆのような存在だから、弱ってやる気の無いタフな魚にも食わせる事が出来る・・・。
ですから少々エリアやタイミングを外していても、何かしら魚には触れるという“ボウズ逃れ”的なイメージを私は抱いていました。
(つまりこれが、逃げのフィネスです)

しかし神経質に「本物か否か」を見破るセレクティブな魚に対して、レンジ・サイズ・シルエット・アクション・カラー等をシビアに合わせ込んでいく・・・。
そうしたマッチ・ザ・ベイトを追求した結果としてのライトリグというのは、まさに攻めのフィネスと言うべき存在ではないかと感じたのです。

というわけで、フィネスに対してのネガティブなイメージが180°ひっくり返ったショックな1日。
普段と違った環境でのトーナメントと言うのは非常に勉強になりますし、バスフィッシングの多様性も痛いほど再確認出来ました。
そんなわけで、人生初のULスピンを買ってみようかと物色中の毎日です・・・(笑)。
(ウィニングロッドは、エクスプライドの264ULだったような?)

 
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    • 47歳専業主婦
    • 2017年 8月 12日

    61SUL~64ぐらいまでが扱いやすくて私も愛用しております
    それより長いと操作性が失われがちなので特殊なフィールド&釣り方を除いて採用率は低いように感じます

    ライトリグは竿が全てといってもいいくらい大切なので是非手先の延長線になるような竿を選んでください!

    話は変わりますが3インチセンコーのテキサス、非常にリザーバーのトーナメントらしい選択だと思います・・
    センコーはベイトフィッシュと甲殻類両方の波動を持ち合わせていて、ベイトを追いかけているバスに対して潰しが効くルアーですものね・・

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